「我々は3年待ったのだ!」と、かのアナベル・ガトー氏は言われましたが、我々は何年待ったのか…
発売日になったという事で、PENTAXユーザーが15年以上も待ちに待っていよいよ発売になったPENTAXのフルサイズ一眼、K-1です。
K-3をドナドナした時にレンズも処分しちゃってたので、同時発売されたHD PENTAX-D FA 28-105mmも同時購入。
カメラを予約してまで買うなんて人生で初めてのことだったんですが、手元に来るのが5月になっちゃうんじゃないかとか色々やきもきしたりもしましたが、待ってるのは楽しかったですね(^^;
ヤマトの配達予定メールが来たときは凄くそわそわしたりしてね。
で、いざ届いてみるとなんか思ってた以上に小さかったです(^-^;
パッケージを開けると、K-3とかではなかった黒の化粧でメッセージが書かれてました。
「私達の約束 あなたの人生で重要な瞬間に共にいられることを望む 何時も貴方と一緒に」といったところでしょうか。
これを開けるといつもと変わらない感じの梱包でしたけど(^^;
見た目は結構コンパクト。でもずっしりとした手ごたえなボディです。
ボディキャップが立派に他社と同様なキャップになりました。
流石に今までのワンカップの蓋じゃ悲しいですしね…
背面は従来機と変わらない感じのスイッチ類ですが、ボタンの位置とか凄く押しやすくなってます。
ファインダーも見やすいし、ぐりぐり動く変態液晶もこの状態だとただのバリアングルに見えますね。
上面
こだわって作られたグリップが結構深めなのが分かります。
他社との違いはファインダー右側に設置された機能ダイヤルですね。
ISOやAPS-Cのクロップモード、Wi-Fiの設定などがメニューを使わなくてもここで選択して後ろ側のダイヤルで設定できるので手軽に行えます。
コンパネと組み合わせればかなり使い勝手はスマートなものになるんじゃないかな。
ユーザーモードが多めなのも嬉しいかな。
28-105mmを付けてみたところ。
iPhoneで撮ってるからアオリが効いてレンズが大きく見えますが、APS-C比で18-135mmを付けてるのと変わらない感じです。
24-70mmのゴツさを知ってるとビックリするレベルかも。
持ってみると実際の重さよりも軽く感じるところが凄く不思議なんですが、それがグリップの良さなのかなぁ
首から提げると実重量が掛かるから重いでしょうけどw
背面液晶は4本のフレキシブルアームで固定されてぐりぐり動きます。
上向きにはほぼ90度上がるし、縦でも横でも斜めでも安定して確認が出来るってのは三脚に固定する分には便利ですね。
エツミの液晶保護フィルムを貼ったんですが、ほぼサイズキッチリでズレなければ貼ってるのが分からない感じになります。
程よい柔らかさだし、貼り易かった(^-^)
で、試し撮りしようと思ったら生憎の雨(´・ω・`)
仕方ないので室内でレンズキャップ相手に高感度の試し撮りをしました。
因みに画像は全部WBオートのプログラムモードでjpg撮って出しをリサイズしただけです。
ISO12800
このあたりなら殆ど何も気にならないので、工場夜景とか撮るなら全く問題ないレベルですね。
ISO25600
ISO12800に比べると若干ノイズ的なのが見られるけど、ほぼ実用レベルかと。
ISO51200
明らかに偽色が出てるけど、そこまで酷いレベルの崩れ方はしてませんね。
ISO102400
夜間用としてならこれでも十分かもしれません。
ISO204800
完全に緊急用としての仕様でしょうけど、ちゃんと判別できますね
で、2年ほど前に買ったAi.Ai-s/PKマウントアダプターにあの時と同じようにAi-s 55/2.8Microをセット
一段暗くなるはずなので、F5.6相当かと。
風も何も無い静物撮りなら余裕で使えそうです。
APS-Cの時と違って55mmで使えるので普通に寄れるしね。
長年待ち望んだだけに手にしてもワクワクが止まらないw
落ち着いたらオールドレンズやらFA43、D FA100 Macroあたりを購入してやろうとか欲望の固まりになってますが、とりあえずは天気が良くなったらGW中に何処か撮影に行きたいなー