ライカ京都店にやってきました。
一度来てみたいなぁとは思っていたんですが、なかなか京都まではねぇ(´・ω・`)
そんな一度は来てみたいけど、二の足を踏んでいたライカ京都店までやって来たのはライカCL発表イベントに参加する為です。
イベントは2階のギャラリースペースで行われました。
ライカカメラAGの社主アンドレアス・カウフマン氏やライカカメラジャパンの社長なども来られていて、かなり大々的なものでした。
せめてスマホで写真を撮っておけばよかった(´・ω・`)
APS-C商品企画担当のマイケ・ハルバルトさんのライカCLの説明などが続き、その後に写真家のハービー山口さんと放送作家・脚本家の小山薫堂さん2人のトークショー。
トークショーは面白かったですよ(^-^)
これが新製品のLeica CL
同時リリース予定のElmarit-TL 18 f/2.8 ASPH.が装着されています。
ちょっと見にくいのでプレス画像も貼っておきます。
ライカCLといえばフィルム時代にミノルタと共同開発したカメラがCLだったので、そっちのイメージがどうしても強いんですが、このデジタルCLは「オスカー・バルナックがこのデジタル時代にカメラを作るとしたら、おそらくAPS-Cのセンサーを採用しただろう」というイメージで作られ、意匠もサイズ的にもバルナック型のフィルムライカに近い印象になっていますね。
スペックとしては、2400万画素APS-CにLeica TL2では外付けだったEVFを内蔵。30フレームの4K動画も撮影できます。
ISO感度が100~50000、画像処理エンジンはLEICA MAESTRO II、Wi-Fi搭載なのはM10と同じ。
背面の液晶周りのボタン配置もM10と同様になっています。
この右上の2つのダイヤルには真ん中にボタンが追加されていました。
左ボタンを押して左ダイヤルを回すとシャッター優先や絞り優先などのモード切替、右は長押しするとファンクション呼び出しができ、任意の機能が割り当てられるようになっています。
このボタン類のお陰で、実際使ってみた感じではメニュー要らずで使えてとても快適でしたね。
この2つのダイヤルの間に配置された小型液晶は写真撮影に特化しており、現在のモードや絞り、SS、露出補正などが一目で確認できるようになっています。
液晶はタッチ式になっており、コンデジ的な使い方で液晶を見ながら撮影する場合はAFエリアの選択が可能。
ただ、EVFを使う場合にはタッチが使えないので、最初から設定でカーソル移動式に設定している方が楽かもしれません。
内蔵されたEVFはかなり見易くなっており、眼鏡でも全然問題ありませんでした。
正直、これだけ簡素化されたUIを見せられると、国内メーカーにも頑張ってもらいたいなぁと思いました。
ごちゃごちゃしたボタンだらけで機種が変わると操作性もガラッと変わってしまって、ルック&フィールで扱えませんし(;´Д`)
標準価格は¥367,200(レンズ別)で、Leica TL2(¥270,000)に外付けEVFをセットした価格よりも若干高くなっていますが、EVFが飛び出さない事などを考えたらCLの方がスマートに取り扱えますね。
それに、操作性の事などを考えたらやはりTL2よりもCLの方が断然上でした。
TLの削ぎ落したシンプルなデザインは素敵ですが、今からTL2を新品で買うつもりならば、CLを試してから決めてほしいと思います。
メニューを介することの少ないCLの方が扱いやすいと感じたので。
ま、ライカでは低価格とはいっても国内メーカーではフラッグシップに近い値段ですしね。
1バッテリーで撮影可能な枚数は大体220枚くらいとの事。
使い方にもよるんでしょうが、EVFがバッテリーを食ってるんじゃないかなぁという事で、ガッツリ使うなら予備バッテリーは必須のようです。
あと、小型化された影響か、連続撮影をしていると熱を持つようなので、その辺りも少し考慮する必要があるかもしれません。
さて、ここからは実際にライカCLで撮影した写真です。
ほぼJpeg撮って出し。RAWだったものは一部Lightroomでjpegに現像してますが、全く弄ってません。
相変わらずのポートレート下手なのであれですが(;´Д`)
Elmarit-TL 18mm f/2.8 ASPH. f2.8
Elmarit-TL 18mm f/2.8 ASPH. f4
Summilux-TL?35mm f/1.4 ASPH. f1.4
Summilux-TL?35mm f/1.4 ASPH. f1.4
Summilux-TL?35mm f/1.4 ASPH. f1.4
Elmarit-TL 18mm f/2.8 ASPH. f2.8
Elmarit-TL 18mm f/2.8 ASPH. f2.8
エルマリート18mmとの組み合わせだと、500gを切る軽さなので、本体だけだと400gなので、マウントアダプターだけ購入して、レンズはM型の物を流用すればM型ライカのサブ機としても丁度いいんじゃないでしょうか。
そんなイベント参加のお土産ですが、カタログとかかなぁと思ってA4が入るデカい鞄で行ったんですが、かなり小さめ。
名刺入れでした~
ではなくて、16GBのSDHCメモリーカード
撮影会でデータを持ち帰る場合に使用してくださいという配慮でした。
こういった所も洒落てますね。