土曜日にキヤノン大阪でEOS RPとマウントアダプターのセミナーに参加してきました。
キヤノンのミラーレスといえば後発な割にスペックは平凡で、手ぶれ補正もないし中途半端という感じが強かったというか、ネットの意見を見ると、多くの人がそう言ったイメージなんだろうなという思いなんだろうなと思っていたんですが、いや?・・・食わず嫌いはダメですね。思いの外いい仕上がりでした。
瞳AFですが、相方やCANONの社員さん相手に試してみた感じ、LUMIX G9やLUMIX S1やα7RIIIよりも速くて食い付きも良かったです。
(※今まで触った時期のファームウェアの各機種と比較して。ファームウェアアップデートが来てるはずなので最新版ではどうなのかわかりません)
レンズを貸し出してくれて室内と屋外で試し撮りをしました。
RF35mm F1.8 Macro
EF100mm Macro
RF24-105mm F4
EF50mm F1.8
タッチ&ドラッグAFというEVFを覗きながら液晶をタッチしてドラッグする事でAFポイントを移動させて設定できる機能が搭載されていて、これがめっちゃ便利でした。
どの機種でも覗きながらAFポイントの移動は出来なかったり、使えたとしてもボタンやスティック操作だったりして煩雑さがあったんですが、覗きながら直感的に変えれるってのは凄く斬新でした。いちいちEVFから目を離して操作したりする必要もないので、これは本当に便利。
構図を決めてからファインダーを覗けば問題ないんでしょうけど、そんな事できる人間ばかりじゃないしね。
EOS Rのカタログでは記載されてるけど、RPのカタログには全く記載されてなくて、なんでやねんって思いました。
もうちょっとアピールしたらいいんじゃないかな。
マウントアダプターはフルサイズのEFレンズでもAPS-CのEF-Sレンズでもどちらでも使えます。
EF-Sレンズの場合はオートでクロップされるのは当たり前なんですが、フルサイズのレンズを使ってもメニューからクロップが選択出来るので、場面に応じて距離を稼ぐことも出来るのは羨ましかった。
マウントアダプターには何種類かあって、コントロールリング付きのマウントアダプターなら、絞りや露出補正なんかを割り当てておけばどのレンズを使っても同じ操作ができるので便利でしたね。別にAFが遅くなることも無かったし、撒き餌レンズのEF50mmF1.8でも当然ながら瞳AFも使えたし。
LUMIX S1にはこう言ったフルサイズレンズを使用した時のクロップって概念もないし、RAW現像時にトリミングしたりって機能もついてないので、個人的にはちょっと不便ではあるんですよね。
自分はCANONのレンズをほぼ持ってないからEOS R系を買うメリットは皆無に等しいんだけど、うちの相方のようにずっとキヤノンを使ってて、いい加減に限界で買い替えなきゃって思ってはいるけど、EOS R系って中途半端なんだよなぁってカタログスペックだけを見て躊躇してる人はキヤノンのショールームなんかで使い方セミナーとかもやってるはずなので行ってみるといいかもしれませんよ。相方はEOS RPのEVFがちょっと物足りなかったようですが、EOS Rの方だと違和感がなかったようで、どちらかを買うべきかでかなり悩んでます(^_^; さてさて、どうなる事やら。