昨日はZfcにSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryを付けて撮り歩いてみたら意外にも結構楽しかったので、今朝はレンズをSONY E 30mm F3.5 Macroにして持ち出してみました。
現在発売されている純正のマクロ(マイクロ)レンズはNIKKOR Z MC 50mm f/2.8とNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの2本ですが、APS-Cで使用すると焦点距離が1.5倍になってしまいます。
寄って撮るのにはそこまで困るわけではないんですが、寄って撮るだけとは限らないので、一眼レフ時代のAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8GのようにAPS-C機用のマクロレンズも発売してほしいなと思っていたんですよね。
ETZ21 Proを購入したお陰でSONY E 30mm F3.5 Macroが使えるようになって、フルサイズ換算で45mmという使いやすい画角のマクロレンズになったので、早速持ち出して試してみました。
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryとの組み合わせでの記事は以下のリンクでご覧いただけます。
いざレンズを付けて出掛けたものの、既に30度近い気温になっていて、しかも機能よりも日差しがあって風が無いという天気でした。
雲一つない青空。
街路樹を撮ってみたけど、日差しが強すぎてキツイです。
最短撮影距離が9.5cmなので、寄ろうと思えばいくらでも寄れてしまいます。
なので、基本的にはカメラやレンズの影が入らない位置まで引いて撮る感じにしてます。
絞り開放で撮っていますが、周辺減光とかは一切気にしなくても大丈夫っぽいですね。
キョウチクトウの花に思いっきり寄ってみました。
普通に撮ってもあんまりパッとしない花なので、思いっきり寄ってしまう方がなんかいい感じに見えますね。
物凄く小さな花を見つけたので撮ってみました。
フルサイズ換算45mmの焦点距離はやっぱり使いやすくて、描写もパキパキに硬くはならないので結構いいかもしれません。
よく見かける場所ではゴーヤーにスイカ、トマトなんかが実ってきていました。
プランターなんかでも食べられるものを植えていると楽しみも増えて良さそうですね。
赤い百日紅の花を縦アングルで撮ってみました。
駅前の高層マンションの影響でビル風が吹いていてそこそこ揺れたりしていたんですが、AF-Cを使って風が少し落ち着いた時にシャッターを切っています。
まぁ風邪などの影響で被写体ブレが出たら手ぶれ補正があっても関係ないんですけど、ボディにもレンズにも手ぶれ補正がない状態でも普通に使えますね。
こっちは薄いピンクの百日紅の蕊の部分を狙って撮った写真。
寄れ過ぎてレンズの影が被写体に入ってしまって使いにくいと感じる人も多いかもしれませんが、寄り切ってしまえる方が安定感が増すので個人的には凄く使いやすいレンズだったりします。
マクロレンズらしく思いっきり近接撮影するのも良し、ちょっと引いてスナップレンズのように使うのも良し。
シルバーの鏡筒という事を気にしないのであれば結構いいレンズだなと思うんですけどね。
今回Zfcで使ってみた結果、何の問題もなく使い勝手も良かったので、先日のSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryと同様にZfcと一緒に使っていきたいと思います。
中古だと1.5~2万円、新品でも3万で買えるので、ETZ21 Proと一緒に買ったとしても5万~6.5万円で購入できます。
あくまでDX機のみで使用するのであればNIKKOR Z MC 50mm f/2.8を買うかどうかの選択肢に入れてもいいのかなぁという気はしました。
因みにE 30mm F3.5 Macroが気になられた方は以下の記事でレビューしていますので、宜しければご覧ください。