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PR Nikon カメラ・写真

Nikon Z50IIが発表になりました

2024-11-07

ついにZ50IIが発表になりました。

2024年11月12日に予約開始で12月13日に発売となっています。

スペック的なものになりますがZ50と比較してみていきたいと思います。

 

Nikon Z50とZ50IIのスペック比較

Z50とZ50IIのスペックを比較してみようと思います。

特に変更点が無い部分は記載していません。

Nikon Z50IINikon Z50
画像処理エンジンEXPEED7EXPEED6
画質モード・NEF(RAW):RAW14ビット(ロスレス圧縮、高効率★、高効率)
・JPEG:JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)
・HEIF:圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)
・NEF(RAW)+JPEG:RAWとJPEGの同時記録可能
・NEF(RAW)+HEIF:RAW とHEIF の同時記録可能
・RAW 12ビット/14ビット
・JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)
・RAWとJPEGの同時記録可能
ピクチャーコントロールオート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、フラットモノクローム、ディープトーンモノクローム、ポートレート、リッチトーンポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能オート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)
記録メディアSDカード UHS-II対応SDカード UHS-I対応
ファインダー電子ビューファインダー、0.39型XGA OLED、約236万ドット、明るさ調整可能(オート、マニュアル13段階)、カラーカスタマイズ可能電子ビューファインダー、0.39型XGA OLED、約236万ドット、明るさ調整可能(オート、マニュアル7段階)、カラーカスタマイズ可能
EVFの最高輝度1000cd500cd
フラッシュ同調シャッタースピード1/250秒または1/200秒以下の低速シャッタースピードで同調(1/200~1/250秒はガイドナンバーが減少)。1/4000秒までのシャッタースピードでオートFPハイスピードシンクロ可能X=1/200秒以下の低速シャッタースピードで同調、オートFPハイスピードシンクロ可能
レリーズモード1コマ撮影、低速連続撮影、高速連続撮影、高速連続撮影(拡張)、ハイスピードフレームキャプチャー+(プリキャプチャー機能あり)、セルフタイマー撮影1コマ撮影、低速連続撮影、高速連続撮影、高速連続撮影(拡張)、セルフタイマー撮影
連続撮影速度・低速連続撮影:約1~5コマ/秒
・高速連続撮影:約5.6コマ/秒(サイレントモードかつRAWを含まない画質モード時:約9.7コマ/秒)
・高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒(サイレントモード時:約15コマ/秒)
・ハイスピードフレームキャプチャー+(C15):約15コマ/秒
・ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒
・低速連続撮影:約1~4コマ/秒
・高速連続撮影:約5コマ/秒
・高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒
撮影モード• シーンモード:ポートレート、風景、こどもスナップ、スポーツ、クローズアップ、夜景ポートレート、夜景、パーティー、海・雪、夕焼け、トワイライト、ペット、キャンドルライト、桜、紅葉、料理• シーンモード:ポートレート、風景、こどもスナップ、スポーツ、クローズアップ、夜景ポートレート、夜景、パーティー、海・雪、夕焼け、トワイライト、ペット、キャンドルライト、桜、紅葉、料理
• スペシャルエフェクトモード:ナイトビジョン、極彩色、ポップ、フォトイラスト、トイカメラ風、ミニチュア効果、セレクトカラー、シルエット、ハイキー、ローキー
AF検出範囲-9~19EV
※ 静止画モード、シングルAFサーボ(AF-S)、ISO 100相当、f/1.2レンズ使用時、温度20℃
-4~19 EV
※ ローライトAF無効時:-2~19EV
※ 静止画モード、シングルAFサーボ(AF-S)、ISO 100、f/2.0レンズ使用時、常温20℃
フォーカスポイント209点(シングルポイントAF時)、231点(オートエリアAF時)
※ 静止画モード、撮像範囲APS-Cサイズ/DXフォーマット
209点
※ 静止画モード、撮像範囲DX、シングルポイントAF時
AFエリアモードピンポイントAF(静止画モードのみ)、シングルポイントAF、ダイナミックAF(S、M、L、静止画モードのみ)、ワイドエリアAF(S、L、C1、C2)、オートエリアAF、3D-トラッキング(静止画モードのみ)、ターゲット追尾(動画モードのみ)ピンポイントAF(静止画モードのみ)、シングルポイントAF、ダイナミックAF(静止画モードのみ)、ワイドエリアAF(S)、ワイドエリアAF(L)、オートエリアAF
動画フレームレート・3840×2160(4K UHD):60p/50p/30p/25p/24p
・1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p
・1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
・3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p
・1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p
・1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
動画最長記録時間125分29分59秒
映像圧縮形式H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit)H.264/MPEG-4 AVC
動画撮影のその多機能タイムラプス動画、電子手ブレ補正、タイムコード、RECランプ付、動画Log(N-Log)、HDR(HLG)動画、ウェーブフォーム表示、動画撮影中の赤枠表示、動画記録中の拡大表示(50%、100%、200%、400%)、シャッタースピード延長機能(撮影モードS、M時)、iメニュー動画撮影情報、ハイレゾズームタイムラプス動画、電子手ブレ補正
背面モニターバリアングル式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドット、視野角170°、視野率約100%、 明るさ調整可能(マニュアル13段階)、カラーカスタマイズ可能チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドット、視野角170°、視野率約100%、明るさ調整可能(マニュアル11段階)
再生機能1コマ再生、サムネイル(約4、9、72分割)、拡大再生、拡大再生中のトリミング、動画再生、スライドショー、ヒストグラム表示、ハイライト表示、撮影情報表示、位置情報表示、撮影画像の自動回転、レーティング、フィルター再生、音声メモ入力/再生、IPTCプリセット添付/表示、連続撮影グループ先頭への画像送り、連続撮影画像のグループ再生表示、動画再生時の一括フレーム保存、比較動合成1コマ再生、サムネイル(4、9、72分割)、拡大再生、拡大再生中のトリミング、動画再生、スライドショー(静止画/動画選択再生可能)、ヒストグラム表示、ハイライト表示、撮影情報表示、位置情報表示、撮影画像の縦位置自動回転、レーティング
USB端子Type-C端子(SuperSpeed USB)Hi-Speed USB(Micro-B端子)
画像編集RAW現像(表示画像)、RAW現像(複数画像)、トリミング、リサイズ(表示画像)、リサイズ(複数画像)、D-ライティング、傾き補正、ゆがみ補正、アオリ効果、モノトーン、加算合成、比較明合成、比較暗合成、比較動合成RAW現像、トリミング、リサイズ、D-ライティング、簡単レタッチ、赤目補正、傾き補正、ゆがみ補正、アオリ効果、画像合成、動画編集(始点/終点設定)
使用電池Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25a
※EN-EL25も使用可能(撮影可能枚数が低下)
Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL25
撮影可能コマ数静止画モード(1コマ撮影):撮影可能コマ数※1
・モニターモード[ファインダーのみ]時:
 セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約250コマ
 セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約230コマ
・モニターモード[モニターのみ]時:
 セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約270コマ
 セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約250コマ

動画モード:動画撮影可能時間※2
・モニターモード[ファインダーのみ]時:約60分
・モニターモード[モニターのみ]時:約60分
ファインダーのみ使用時:約280コマ
画像モニターのみ使用時:約320コマ

動画モード:動画撮影可能時間 約75分
サイズ約127×96.8×66.5mm約126.5×93.5×60mm
重さ約550g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
約495g(本体のみ)
約450g(バッテリーおよびSDカードを含む、ボディーキャップを除く)
約395g(本体のみ)
付属品Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25a(端子カバー付)、ストラップ AN-DC29、USBケーブル UC-E25、ボディーキャップ BF-N1Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25aまたはEN-EL25(端子カバー付)、バッテリーチャージャー MH-32、接眼目当てDK-30、USBケーブル UC-E21、ストラップ AN-DC29、ボディーキャップBF-N1

記載していない部分ではレリーズとヘッドホン端子が共用になった事でしょうか。

レリーズケーブルは新型のMC-DC3で接続部分が3.5mmステレオプラグになっています。

欧州のUSB関連の問題があるので今年中にType-Cにする必要があったのと本体価格がかなり厳しい感じになっていたので、何とか年内にという形での発売だったんでしょう。

ボディ内手ブレ補正が搭載されなかったこともあり、ボディサイズはそこまで変わっていません。

高さに関してはボディデザインをZ6IIIに寄せた事が原因でしょうし、厚みはバリアングルになった事と、Z50やZ30よりもグリップが深くなっているという事なので、その分でしょうね。

Z30でもかなり持ちやすかったので、さらに深くなるという事はZ50IIなら長めのレンズを付けても全然楽かもしれません。

サイズ感は変わらないのに約100gほど重くなっているので、EXPEED7になった事も含めて色々と内部で変わっている部分があるのかもしれません。

 

本格的なEXPEED7普及機になりました

自分は先日購入したZfの記事を書く時に普段使いのEXPEED7という風に書いたんですが、Z50IIの登場でいよいよ本格的にEXPEED7が標準装備になっていくという土台が出来上がったと思います。

本体の起動時間も速くなったみたいですしね。

EXPEED7を搭載した事で、人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の9種類の被写体検が可能になりました。

また、[C15]や[C30]の高速連続撮影中には最大1秒間のプリキャプチャー機能が使えるようになったのは大きいですね。

シャッタータイミングを外したくない時にはとても強力な機能です。

Z50ではSDカードスロットがUHS-IIに対応しているので、バッファサイズがどれくらいあるのかは不明ですが、プリキャプチャーを併用してもそれなりの枚数は撮影が出来るのではないでしょうか。

ディープトーンモノクロームやリッチポートレートなんかも使えますし、特にフルサイズでなければダメという人でなければめっちゃいい選択肢だと思います。

ただ、DX用のズームレンズだけを使うのであれば問題ありませんが、DX用レンズの種類が少ないのでフルサイズ用のレンズを使う場面が多くなるのと、フルサイズ用でもレンズ内手ブレ補正であるVRが搭載されたレンズが望遠以外はあまり多くないので、手ブレ補正に気を使う場面が増えるという点は注意が必要かもしれません。

 

ピクチャーコントロールボタンを搭載

Z50IIでは新たにピクチャーコントロールボタンが搭載されました。

LUMIX S9でのLUTボタンと同じような感じでピクチャーコントロールやNikon Imaging Cloudからダウンロードが出来る「イメージングレシピ」に簡単にアクセスできるようになるみたいです。

今までのピクチャーコントロール選択画面よりも洗練されたUIになるようなので、画面を見ながらのピクチャーコントロールの選択が楽になるんじゃないでしょうか。

 

細かい部分もブラッシュアップ

本体の機能的な部分以外も細かくブラッシュアップされています。

EVFがZ50と比べると倍の明るさになっているので、明るい環境下でも見やすいEVFになっています。

EVFも液晶モニターもマニュアルでは13段階の明るさ調整が出来るようになっているので、先ず外で見難いといった事は無くなるんじゃないでしょうか。

ただ、一定数チルトモニターでないとダメだって方もいらっしゃるので、バリアングルになった液晶モニターが嫌って言われるような気もします。

個人的にはローアングルの縦位置撮影なんかはバリアングルがあれば楽々(スマホに繋いでスマホを見ながら撮影とかしなくて済む)なのでバリアングルの方が好きなんですけどね。(ハイアングルだとちょっと撮り難いとは感じますが・・・)

 

動画も色々制限が解けてます

Z50はかなりロングライフになっていたので、DX機でも唯一の型遅れ感がありましたが、Z50IIになって4K UHDの60p撮影が可能になったり、30分の壁がなくなって125分の長回しが可能になりました。

長回しや高フレームの撮影が可能になったとはいえ、Z50と変わらないボディサイズなので放熱機能自体はあまり強化されていないんじゃないかなぁなんて思ったりしてます。

もしかすると100g重くなったのはEXPEED7の熱を逃がすためのヒートシンクがあるからかもしれませんが、実際ちょっと分かりませんしね。

勝手なイメージですが処理能力の高いEXPEED7の方がEXPEED6よりも発熱が強そうな感じがするので、夏場にZ30で4K UHDの30Pで撮影していて20分ほどで高温になってシャットダウンしていたのを考えると、サードパーティー製のバリアングル部分に付ける冷却ファンのようなものを使用する事も視野に入れておく方がいいのかもしれませんね。

 

意外とリーズナブルだった価格

ニコンダイレクトで既に価格が出ていますが価格は以下の通りです。

ニコンダイレクトの価格カメラ専門店の価格
Z50 II本体¥145,200¥130,680
Z50 II 16‐50 VRレンズキット¥166,100¥149,490
Z50 II 18-140 VRレンズキット¥199,100¥179,190
Z50 II ダブルズームキット(16-50と50-250の2本セット)¥198,000¥178,200

予約開始前なのでニコンダイレクトの価格しか出ていませんが、基本的にニコンダイレクトの価格=量販店価格で、マップカメラなどの専門店だとそこから10%引いた金額が今までの販売価格となっています。

現状でZfcの価格が¥129,800(¥116,820)なので、1.5万円足せばAF周りから何から世代が変わるというのは超破格値な気がしますね。

とはいえ、超破格だと感じるのはいまのデジカメの価格が跳ね上がっているのを理解しているからで、そうでないならやっぱり高いと感じるでしょう。

ニコン的には本当はもう少し価格を乗せたかったのかもしれませんが、新規顧客を獲得する為に15万を切りたかったのかもしれません。

今回、国内販売されるZ50IIは日本語表示のみで、多言語に変更する場合は有償対応というインバウンド対策が行われています。

免税で安くなってもその分有償対応で費用を払うと地元で買っても変わらない=日本国内の品薄を防ごうという日本の顧客の事を考えた対応じゃないかなと思います。

 

手ブレ補正が搭載されていない事について

Z50IIの発表以降、Xのトレンドに入っている「手ブレ補正」について追記しておきます。

上でDX用のレンズが少ないので、フルサイズ用の手ブレ補正を搭載していないレンズを使う事が多くなるという感じの事を書いていますが、あくまでも中~長期的に見た場合です。

現在発売されているNikonのZマウント用DXレンズで手ブレ補正を搭載していないのはNIKKOR Z DX 24mm f/1.7だけです。

上記の価格表に載っているレンズは全てレンズ内手ブレ補正が搭載されているので、ぶっちゃけ初心者の方が購入して手ブレがめっちゃ発生するんじゃないかっていうような心配は必要ないと思います。

 

そもそも手ブレ補正とは

そもそもの話で手ブレ補正ってのは何でもかんでも補正してくれるわけではなくて、シャッターを切る時の状況で補正してくれるものです。

前後左右に振れる事による角度ブレに上下左右に平行移動する時のシフトブレ、カメラが左右に回転する時の回転ブレが5軸と言われるカメラ内手ブレ補正で行われる補正対象になります。

一方レンズ内手ブレ補正はというと、主に角度ブレに対応するものなので、シフトブレや回転ブレの補正はしてくれないんですが十分な効果があります。

まず、デジカメというかデジタルに限らず一眼レフでもレンジファインダーでもコンデジでもそうなんですが脇を締めてしっかりとカメラを構える事が重要。

スマホのように脇を広げて構えていたらブレて当たり前なんですよ。

自分は普段適当に歩きながら撮っているから偉そうなことは言えないんですが、ちゃんと立ち止まって構えて撮ればZ30であろうがZfcであろうが普通に撮れます。

何なら「ちゃんと撮ろうとすれば」レンズ内手ブレ補正が搭載されていないオールドレンズでも困りません。

要はちゃんと構えて撮ればあまり気にする事は無い部分ではあるんです。

 

手ブレ補正があってもブレる時はブレる

手ブレ補正があれば絶対にブレないというわけではありません。

普通にスローシャッターになるほどブレやすくなりますし、補正可能範囲を超えれば当然ブレます。

カメラ自体の高感度耐性が上がって、暗い場所でもスローシャッターになりにくくはなりましたが、ISO感度が上がりすぎて必要以上に写真が明るくなってしまう場合など、ISO感度を下げて撮りたい場面は出てきます。

そんな時には手ブレ補正があるからと言って雑に構えたり、カメラをどこかに置くなどしないとブレてきます。

また、いくらカメラが手ブレ補正で補ってくれるとはいえ、あくまでも「カメラ自体のブレに対しての補正」なので、風に揺れる花とか動物や人などの被写体側に起因するブレは防ぐ事が出来ません。

こんな場面はZfcであろうがZfであろうがブレるので、その場その場での対処が必要になります。

 

ちゃんと撮るなら気にする必要はないかもしれない

普段歩きながら撮っているのにどの口が言ってんだって話ではあるんですが、カメラが手ブレ補正の効果を最大限に発揮できるのは撮影の瞬間に対する微細なブレに対するものです。

なので、歩きながら撮影するのであれば、5軸8段であろうが2軸2段であろうが劇的な変化があるわけではないです。

逆に言えばしっかり構えて撮るのであればレンズシフト式の手ブレ補正でも十分なので、ボディ内手ブレ補正が搭載されていないからZ50IIがダメだって考え方は決して正しくはないです。

寧ろ、EXPEED7を搭載する事に寄って様々なシチュエーションでの撮影をカバーしてくれる恩恵を受けることが出来るので、EXPEED6のまま手ブレ補正を搭載するよりもEXPEED7でボディ内手ブレ補正がない方が選択としては間違っていないと思います。

APS-Cとはいえ、ボディ内手ブレ補正を搭載する機種はボディだけで軒並み20万近い価格なので、買い替え需要でない場合のハードルはかなり跳ね上がります。

色々な機種が出ているのにZ30やZ50が売れ続けていたのはまだ手を出しやすい金額だったからというのを無視することはできないので、実売レベルで何とか15万くらいに抑えるために手振れ補正を搭載しなかったんだと思います。

キットレンズで慣れていけば、横着をしなければブレない撮り方も覚えていけるという事もあるんじゃないでしょうか。

 

まとめ

EXPEED7を積んでくるのでもう少し高くなると予想していましたが、意外とリーズナブルな価格だったのでちょっと驚きました。

驚いたのは驚いたんですが、なんだかんだとDX機もFX機も使っている身からすると、フルサイズだからEXPEED7が欲しかったというのがあるので、Zfを買うより先にZ50IIが発表になっていたとしてもZfを買ってましたね。

DX機ではAF-Cでカバーしたりしていますが、やっぱりボディ内手ブレ補正の有無は大きいですしね。

手ブレ補正の項目を追記したので補足すると、自分はDX用のズームレンズを使う機会がほぼ無いのとマニュアルフォーカスのレンズを使いながら手軽に撮影しようとするとボディ内手ブレ補正がある機種の方が明らかに楽が出来るからというのがあるからであって、初カメラでレンズキットを購入して暫くその組み合わせでしか使わないのであれば困る事はありません。

まぁそんな既存ユーザーの戯言はさておき、これからデジカメを購入したいという新規ユーザーやサブ機としてDX機が欲しいというユーザーにとってははかなり訴求力のある製品になっていると思います。

これからいよいよEXPEED7が標準になってきますし、Z50IIをベースにしてZ30 IIやZfc IIのような機種が出て来てくれたら楽しいかなぁなんて思ったりもするんですが、個人的にはDX機にはサイズを維持したままでボディ内手ブレ補正を搭載できるように・・・というか、手ブレ補正機能を搭載したミドルクラスのDX機を発売してほしいなぁと思います。

 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

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