とうとう買ったった
気持ち的には今年最後のレンズ購入となるLUMIX S 18-40mm F4.5-6.3を購入しました。
本当は夏ボ支払いにするつもりだったんですが、まぁ遅かれ早かれなので買ってしまうかという事で。
うん、思い切りは大切。
100mmマクロもめっちゃ欲しいんですけど、下の記事で書いたようにLUMIX S 18-40mmのキャッシュバック価格¥10,000ってのはかなり破格なので、キャッシュバック価格の大きさと普段使いの手軽さで18-40mmを先に買う事にしました。
キャッシュバック金額は恐らく今回だけ
18-40mmのキャッシュバックはLUMIXのレンズキャッシュバックではなく、LUMIX S9に関連する形でのキャッシュバックになっています。
本来はLUMIX S9のキットレンズとして出したかったものの、タイミングが合わなかったので「LUMIX S9を先に買ってくれた方に向けて」という意味合いでのキャッシュバックになっているようです。
なので、今後のキャッシュバックにLUMIX S 18-40mmが含まれる事があったとしても¥5,000くらいがいいところだと思います。
もし18-40mmが気になっている方は2025年1月13日のキャッシュバック購入期限までに決断される方がいいかもしれません。
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3のスペック
焦点距離 | 18-40mm |
開放絞り | F4.5-6.3 |
最小絞り | F22-32 |
レンズ構成 | 7群8枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.15m(広角端~21mm)/0.35m(テレ端) |
最大撮影倍率 | 0.28倍(焦点距離21mm) |
手ブレ補正 | 非搭載 |
フィルター径 | 62mm |
サイズ | 最大径67.9mm x 長さ約40.9mm(沈胴時) |
重さ | 約155g(フロント・リアキャップは含まず) |
防塵防滴 | 対応 |
動作環境(温度/湿度) | -10℃~40℃/10%~80% |
付属品 | フロントキャップ、リアキャップ |
焦点距離だけを見ると18mmスタートなのでAPS-C用に感じる人もいるかもしれませんが、フルサイズ対応のレンズです。
最近は地味に広角側が少しずつ広がってきている感じはありますが、18mmスタートになるとマジで便利です。
遠くを撮る事が無いスナップなんかであれば、ほぼこのレンズで完結できますからね。
フードは自分で用意するしかない
仕様を見ると、LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3にはレンズフードが付属していません。
最近の低価格なキットレンズだと軒並みそんな感じになってきてますが、ちょっと話を聞いたら仕方ないのかなぁ・・・という気になりました。
というのも、そもそものターゲット層が『若者向け』なんですよね。
まぁニコンのZ50やZfc、Z30なんかもそうなんでしょうけど、今時のスマホから入った若い人って「フードは邪魔」って感じらしいです。
LUMIX S9に至っては「スマホと同じ感じで使いたい」とか「EVFを覗くとメイクが落ちるから要らない」、「その分価格を下げてほしい」という意見があったとかで、おっさんとしては『マジか・・・』って感じなんですけどね。
そんなわけで、メーカーとしてもフードを別途用意したとしてもそこまで売れるかどうかわからないから用意していないんでしょう。
悲しいけどこれが今の現実か・・・
フードって大切なんやで?
フードは邪魔だしって話がありましたが、フィルターも良く分からないし使わないって若い方がいるかもしれませんが、実はめっちゃ大切なんですよ。
ゴーストやフレアとか光が入ってハレ気味でも気にしないのでフードが必要ないと思われているんでしょうけど、フードにはもう一つ大切な役目があります。
それが『レンズの保護』というもの。
レンズフィルターも同じなんですが、フィルターはレンズの汚れなどを防いでくれる意味合いが強いと思っています。
万が一落とした時にフィルターがダメージを肩代わりしてくれるようになりますが、フードの方が前に出ている関係上、フィルター以上に身代わりになってくれるアイテムなんですよ。
何も付けていない剥き身で使って前玉にキズでも付いたら悲惨なので、せめてレンズプロテクターくらいは使用してほしいなぁとか思ったりします。
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3の外観
流石にフルサイズ用なので若干の厚みはありますが、18mmからのズームレンズとしては十分にコンパクトな鏡筒になっています。
18mmの撮影状態にすると結構伸びてきます。
ズーム全域でこの長さから大きく変わらないので、慣れてくればそんなに気にならないかな。
「使う時に伸びるしなぁ」って気持ちはありましたが、どうせ撮影時にはズームリングを弄って焦点距離を変えることが多いので、いちいち沈胴させたとしてもそんなに気になりませんでした。
というか、軽くてコンパクトになるので普段使いにはマジでいいです。
LUMIX S9に装着してみた
LUMIX S 28-200mmや14-28mmだと長さの関係で何をどうやっても前に傾いていたカメラが普通に立ちます。
なんて事は無いけど、置いた時にあまり場所を取らないのはいいですね。
伸長時のサイズは67.5mm
約40mm(沈胴時)という情報しか出回っていないので、実使用時のサイズが気になる方ももしかするといるかもしれません。
レンズが一番長くなる18mmの時のマウント面からフィルターレスのレンズ先端までの長さは67.5mmでした。
ある程度の長さはありますけど、実際に持って歩いてもそこまで気になる感じはありませんでした。
ただ、ボディサイズの割に結構伸びる感じのレンズなので、伸長時に伸縮部分やレンズ先端側をあまりぶつけないようにしたいですね。
まぁこのレンズに限らず、ズームレンズの場合は強打すると伸縮できなくなったり片ボケになったりするので丁寧に扱うべきでしょう。
なんかLUMIX GM1をそのまま大きくしたような感じですね。
LCDビューファインダーの下駄が付いているので段になっていますが、ちっと今そのビューファインダーを弄っているので、近いうちにこの下駄はお役御免になりそうです。
レンズフードには注意が必要
ねじ込みフードではケラレるかも・・・
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3には純正のレンズフードは設定されていません。
なので、汎用のねじ込み式のレンズフードを利用する事になります。
写真はSONYのE PZ 16-50mmに取り付けた例です。
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3のフィルター径は62mmなので、通常であれば62mmのレンズフードを付ければいいんですが、上のようなワイドタイプのレンズフードでも18mm時には少しだけケラレが発生します。
ただ、開放ではそこまで目立つ感じではなくて周辺減光のような感じ&18mmの時だけなので、気にしなくてもいいかもしれませんが、フィルターとの併用はできません。
フード内部にフィルターを装着できるものであっても21mmくらいまでケラレます。
個人的にオススメなのは72mmのレンズフード
62mmのフードで上記のような状況なので、フードを付けるとするとステップアップリングとの併用になります。
62mmの次が67mmなので、67mmにすればいけそうな気もしますが、67mmではフードと併用だとやはりケラレます。
なので、62-72mmのステップアップリングを使用して72mmのレンズフードを付けて、その中に72mmのフィルターを付けるとケラレずにそのまま使えるようになるので、フィルター併用でフードを使いたい方は72mm以上で考える方が良さそうです。
下のフードは内部に72mmのフィルターを装着できるので便利でした。
一応62mmのPro 1Dの上から上記の方法でも取り付けられるんですが、18.5mmあたりまではケラレがでるので、62mmのフィルターの上にフードをつけるのであれば、62mmのフィルターは薄枠のものを使用する方がいいと思います。
ただ、フードがかなりごっつくなるのでイカツさはMAXになりますけどね(´・ω・`)
撮影した写真は過去記事で・・・
購入前にレンズの使用体験が出来た時に色々と撮っていたので、そちらを見て頂いた方がいいんじゃないかと・・・
まとめ
流石に18mmだと広角らしい歪みというのが出やすいですが、いちいちレンズを交換しなくても広角写真を撮れるのは便利ですね。
テレ端も40mmですがクロップズームやハイブリッドズームを併用すれば、Mサイズで56mm、Sサイズで80mm、XSサイズで120mm相当まで撮れるので、普通に使うのであればそこまで困る事は無いかなぁと思います。
なんだかんだ言ってもやっぱり軽いは正義ですよ。
超広角が必要ないのであれば、LUMIX S 18-40mmとLUMIX S 28-200mmの2本があれば十分なんじゃないでしょうか。
めっちゃお手軽に持ち歩けるようになったので、普段使いはこのLUMIX S 18-40mmで決まりかな。