今朝はなんとなく虫の知らせというのではないんですが、何かに導かれるように尼崎城方面に向かいました。
いつも年末ごろに咲く桜を見てみたんですが、ヒマラヤザクラだそうです。
気付いた時にはネームプレートが葉っぱに埋もれて見えなくなっているので初めて知ったかもしれない(;´Д`)
そのヒマラヤザクラをよく見てみるとあちこちに蕾が付いていました。
また年末ぎりぎりくらいに咲いてくれるんでしょうかね。
で、2日前に尼崎城から阪神尼崎駅に向かって続いている歩道橋的なスロープが無くなるという記事を書きました。
が、そっちではない方でまさかの光景が広がっていました。
先月くらいから阪神電鉄尼崎レンガ倉庫の周りをぐるっとフェンスで囲みだしていたので、耐震工事でもするのかなぁなんて思っていたんですが、重機が入って思いっきり解体していました(´・ω・`)
元々は阪神電車を走らせるための火力発電所として使われていたもので、現在は資材倉庫として使われていました。
何年か前はこの中で写真家の小林哲郎氏のトークショーをみた記憶があります。
赤レンガの趣きがあっていい建物だったんですけどね(;´Д`)
やっぱりずっとあるものが無くなるのは寂しいですね・・・
さて、場所は変わってなんばの味園ビル。
いまは「裏なんば」とか言われてるようですが、どんだけ裏があるねんって気がしないでもないんですが、ここも来年の5月で解体されることになっていて、2024年いっぱいで閉鎖されることになりました。
昔は深夜帯とかUHF放送なんかでCMもやっていたのでガキンチョだった頃から存在は知っていました。
ただまぁ成人してからも飲みに行ったりするタイプではなかったので全然味園ビルやユニバースに行く事もなかったんですけどね。
千日前の方から行くとスロープで上に登って行けます。
古い建物とはいえ、やっぱり洒落た造りなんですよね。
中に入っている店舗は基本的に飲み屋なので昼間に行っても入れるようなお店はありませんでした。
しかし、まさに飲み屋が集まる雑居ビルって感じで雰囲気は凄くいいです。
派手な扉が多いです。
消火栓の入っているパネルも緑に塗られてますね。
80年代後半~90年代初頭の頃にはここからほど近い日本橋の電気街も活気があって、あちこちにパソコンソフト屋とかPCショップなんかが雑居ビルの中に入っていて、こんな感じで扉を開けて店の中に入っていくってのが多かったですね。
最近はそういった店もほぼ無くなってしまったので、今となってはいい思い出。
こういったビルの階段って変わってたりするので良く撮ったりします。
時代的なものもあるんでしょうけど、階段の幅がめっちゃ狭いので譲り合いの精神が無いと使いこなせなかったりするんですよね。
パーティションとパーティションの影と壁の模様。
変に色が無い方が良く見えますね。
ビル内はお店も開いていないので、うっすらとライトが点いている場所もあるんですが、非常灯の灯りだけの所もあって上の写真の所もそうでした。
で、その並びになっているこの場所もかなり薄暗かったんですが、めっちゃ傾いたテーブルに何か張り紙があったので撮ってみました。
ISO-51200になってますが、意外とちゃんと写っています。
置いたら危険なので張り紙をしているんでしょうが、呪いのような張り紙ですね(´・ω・`)
ドリンクが落ちるのか、大穴でテーブルの上板が落ちるのか・・・(;´Д`)
スロープ側の出入り口にある石床に鈍い感じの写り込みがあったので撮ってみました。
撮り難いけどやっぱり絵になる場所ですね。
まだ、夜の営業はされているのかなぁとは思える感じで店の前にはビール瓶やお酒の瓶・缶が出されたりしていました。
年内いっぱいで閉鎖という事であればもう写真を撮りに入る事も出来なくなるので、昔よく行ったという方や行った事が無いけど興味があるといった方は行ってみられてはいかがでしょうか?
なくなってしまってからだとどうしようもないですからね。