まさかの初期不良を引きました
本当はVILTROX AF 35mm F1.7をレビューする予定だったんですが、残念ながら初期不良に当たってしまいました。
中古のフィルムカメラなんかで不具合品を引いたりはありましたけど、新品のレンズを購入して初期不良に当たったのって人生で初めてかもしれません。
本当はレビュー用にあれやこれやと色々書いていたんですが、全く意味が無くなってしまったので状況的なものをまとめていきます。
流れとしては以下の通り
- Amazonで購入したレンズが到着したので開封
- レンズをα6700に装着(本体のファームウェアVer1.03でVILTROXが動作確認済みでアナウンスしています)
- まともに動かない
- 何度もレンズを着脱してみるも状況は改善せず
- 初期不良と判断
- 交換依頼をするにはメーカーの判断が必要という事でVILTROXにメールを送信
- VILTROXの返事待ち ←いまここ
という状態です。
まともに動かないっていう部分ですが、ちょっとややこしいので下に書いていきますね。
動作しない状況が一定ではない
共通する事象
電源ON時の嫌な感触
レンズを装着してカメラの電源をONにすると、「ジジッ」という嫌な感じの感触があります。
シャッターが開くとかそういった音や電源OFF時には最大絞りになっているレンズの絞りが開くような音でもありません。
なんか確実にダメな系統の音な感じがします。
感覚的にはモーターが不良で動作させようと頑張ってる状態なんじゃないかなぁって雰囲気なんですけど見えないのであくまでも予想。
不具合パターンは主に3つ
絞りが最小(F16)のまま開かない
上のYouTube動画がそうなんですが、レンズを装着しても画面が真っ暗なままになります。
通常であれば絞りが開かれるはずなんですが、絞りが最小のままになっているので真っ暗なままなんですよね。
AFを行うと「レンズが正しく装着されていません」(だったと思う)のメッセージが表示されるのでMFレンズとして認識しているっぽいです。
動画の通りにF値が表示されない&AFも動かずシャッターも切れません。
たまに絞りが開くっぽいけど動かない
あまり良くはないんでしょうが、電源ONのままレンズ着脱ボタンを押して少しずらしてやってから、時々レンズの絞りが開くことがあります。
画面にはレンズからの情報が入るんですが、AFボタンは反応するもののAF動作はせず、上と同じでF値は表示されずなのでどうにもなりません。
たまーにシャッターが切れる事があるんですが、AFが効いていないので全くピントが合っていません。
ゾンビ化する
意味が分からないと思いますが、デジカメだと熱暴走やファームの不具合なんかで電源をOFFにしても電源が切れない場合があります。
他のレンズではそんな事は無かったんですが、この初期不良を引いたVILTROX AF 35mm F1.7 Eを装着していると結構頻繁に電源をOFFにしても電源が落ちないという不具合に遭遇します。
更に恐ろしいのが電源スイッチをOFFにして電源が切れたはずなのにスイッチOFFのままでも起動してくることがあった点。
いや、マジでこんな現象は今までなかったのでどういった不具合なのかさっぱり分からないんですけど・・・(;´Д`)
という具合で使用することは一切できませんでした。
感覚的にはレンズのモーターが不具合の原因な気もするんですけど、ETZ21 ProでVILTROX AF 28mm F4.5 FEの旧ファーム時に使った時のような感じになっているので、Eマウント用なのに他マウントのファームが入ってるんじゃないかという気がしないでもないです。
まぁどの道こちら側ではどうしようもない感じなのでお手上げ状態なのは変わりありません。
因みにAmazonでは初期不良の場合は交換依頼を掛ける為には製造元or保証元のコメントと担当者の名前が必要との事でVILTROXからの返事が無い事には何ともならない状態だったりします。
こういった場面では国内代理店とかが販売していればやり取りがスムーズなのになぁって改めて思いました(;´Д`)
どれくらいでレスポンスがあるのか分かりませんが、もし中国系にありがちな音信不通だったら販売元側にアクセスして返品してしまおうと思います。
一応パッケージと付属品、レンズのサイズ感など
パッケージはいつもと同じ感じのVILTROXらしいものになっています。
レンズのカラー写真がプリントされたスリーブの中に内箱が入っています。
スリーブと内箱が意外とキッチリしたサイズで取り出しにくいんですが、上下に被せ式の内箱もかなりキッチリサイズなので、かなり取り出しにくくなっています。
特にレンズがそんなに重くないのもあるんでしょうが、上蓋を持ってたら下箱が自重で落ちていくって事はありませんでした。
内箱を開ける場合はシール横の逆U字型の部分に指を掛けて、しっかりと上下に引っ張って開けてやる必要があります。
セット内容は以下の通り。
レンズ本体(フロント、リアキャップ付属)、保証書、説明書代わりのQRコードが書かれたカード、それとレンズポーチ。
ペーパーレスも極まれりって感じでぺら紙の説明書もなくなりましたね。
170gなので持った感じはかなり軽いです。
レンズ長は56mmくらいだったと思いますが、意外とコンパクトに感じます。
気になる点があるとするとフード。
バヨネットとのかみ合わせが悪いのか、めっちゃ着けにくかったです。
どちら向きというのもなく逆付け、順付け共につけにくく感じました。
AF 20mm F2.8 Zなんかは付けにくいと感じなかったんですけどね・・・
フードなしでα6700に付けた状態がこちら
そしてフードを装着した状態がこちら。
VILTROXのAirシリーズなのでマジでコンパクトなサイズに収まっています。
逆付けも出来るんですが、前述のようになんか妙にバヨネットにはめにくかったので逆付けもちょっと面倒でした。
フルサイズ換算で52.5mmの標準レンズになるので、このサイズ感で収まるのであれば十分ですね。
まとめ
正直、モノとしてはバヨネットの噛み合わせを覗いたらめっちゃいい感じなんですよね。
このレンズの写りは分かりませんが、TTArtisanよりもVILTROXの方が現代的な写りな感じがして好みなので、出来れば初期不良交換して使いたいなと思うんですが、果たしてどうなる事やら。
まぁ計らずもVILTROXのサポートに頼る事になってしまったので、サポート対応面とかを知る機会にもなったのかなぁと。
結果次第で色々考えるのもいいかもしれませんね。
しかし、今年に入ってから身内の事とかでも色々あったし、買い物したら連発してハズレを引いてしまったりと、あんまりいい感じのスタートじゃないなぁと思います。
まだ今年になってから10日も経ってないのに色々ありすぎやろ・・・
今年はもう完全に大人しくしとけという啓示なのかなぁ(´・ω・`)