最近のデジカメはUSB Type-CのPD給電が出来るようになっているものが多くなりました。
まぁ予備バッテリーを持っていれば余程の事がなければ1日くらいは何とかなるくらいのバッテリーライフはあったりするんですが、それでも画像処理エンジンの高性能化とか連写をしていたら心許なくなることもあったりします。
Tpe-Cで充電できるバッテリーチャージャーがあれば使用中に充電することもできるんですが、最近はチャージャー自体が別売な事も多く、Type-Cで充電できるタイプのチャージャーは地味に高価だったりする事もあったりして、なかなか買えなかったりするんですよね・・・
という事で、一番手っ取り早い緊急時の対策用としてはモバイルバッテリーで給電しながら撮影という事になるわけですが・・・・
これが地味に面倒くさかったりするんですよ。
ケージを付けてる方だったりするとケージにモバイルバッテリーを取り付けられたりしてるんですが、自分のように基本的に三脚を使わないのであれば、グリップがある機種だとアルカスイス互換プレートはほぼ使わないんですよね・・・
なので、モバイルバッテリーはポケットとかに入れておいて無駄にType-Cケーブルだけ1.5mくらいないと取り回しが悪くなるという経験があります。
という事で、前置きが長くなりましたがそんな悩みを解決するために以下のアイテムを買ってみました。

JJCのアクションカメラ&Magsafeタイプのスマホに使えるホットシューマウントとNIMASOのマグネットリングです。
当初は平面プレートタイプのものにゴムなんかでモバイルバッテリーを固定すればいいかなぁって思っていたんですが、いちいちゴムの着脱も面倒くさいなと(;´Д`)
ホットシューマウントの中身はこんな感じ。

3か所で角度を変えられるホットシューマウント本体とマグネットリング、クリーナーとマグネットリング用の取り付けガイドが入っています。
マグネットリングが入っていると思ってなくてNIMASOのやつを買ったんですが、買う必要なかったな・・・(;´Д`)
まぁ予備とかほかのものを付けるときに使おうかな・・・
マグネットリングにはすでにスリーエムの両面テープが貼り付けられているので、対象物の接着面をアルコールや丸いゴミ取りようのテープで掃除してから貼り付ければOKです。

とりあえず何もせずに取り付けた状態。

このJJCのようなものではなく、もっとコンパクトな感じのものもあったんですが、展開部分にロックがあるわけじゃないのでなんとなくバカになって勝手に倒れていきそうな気がしたのでこのJJCのものを選びました。
スマホを付けて動画撮影時の確認用モニターに使ったりするのには標準の3関節の方がいいのかもしれません。
ただ、自分が使う方法だとそんなに長い首はいらないので中間アームを取り外してホットシューマウントとリングマウントだけを取り付けました。

ちなみにこんな感じにリングを付けて撮ってますけど、このままリングがマウント部分にしっかりとついてしまうと取り外すのがめっちゃ困難になるのでちゃんとリングを対象物に取り付けてからにしましょう。
ということで、Xiaomiの¥3,000で買える20000mAhの背面にマグネットリングを貼り付けました。

コンパクトな10000mAhの方でも十分かもしれません。
という事で、Z50IIのホットシューに取り付けてみました。

ちゃんと自分でねじ止めできるので、自重で落ちていくという事はありませんね。
何が便利ってもともとType-Cケーブルが直出しになっているので、これだけで十分にケーブルが届くというところがいいんですよね。
当然ながらZ50IIだけじゃなくてZfcもZfもα6700もしっかり充電できました。
USB端子が右手のグリップ側にあって給電しながらだと写真を撮るのが絶望的に感じるLUMIX S9も充電自体はできるので、最悪は何とかなる感じですね。
まぁパナのチャージャーはType-Cで充電できるのでバッテリーチャージャーを持ち歩く方が現実的かもしれませんが。
ちなみに、スマホを取り付ける場合もこんな感じで取り付けができます。
この状態で垂直に立てるとファインダーを覗き込むときに頭に当たるので現実的ではない感じもするんですが、意外とこれが便利なところもあったりするんですよ。

それはカメラから写真をスマホにWi-Fi転送しているとき。
たかだか10枚くらいでも地味に時間がかかるのと、右手にカメラで左手にスマホという感じで手が埋まってしまいがちだったんですが、ここにスマホを取り付けておいたら片手が開くので、朝の通勤時に改札を通るときにてがいっぱいという状況は解消できそうな気がします。
ちなみに今回の使い方だと、マウントを収納した状態だとこれくらいの大きさで済みます。

意外と持ち運びしやすい感じのサイズなので、カバンの隅に入れておいても全然邪魔にならなそうです。
とりあえず、これでバッテリーが厳しくなったときの対処もできるようになったので、先日買ったバッテリー&メディアケースとともにうまく活用していければいいなと思います。