LUMIX S9のおまけで貰える扱いだったパンケーキレンズLUMIX S 26mm F8ですが、LUMIX S9の発売記念キャンペーンも終わってしまったので欲しかったら別途購入するしかないという状態になりました。
で、前玉がむき出しでフロントキャップすらないというのはタダでもらえるなら仕方がないと思えるんですが、実売価格で2.8万円くらいしていて、何気に結構いい値段なのを考えるとちょっとなぁと感じたりします。
とはいえ、そういうものなのは仕方がないので、無ければ自分で用意すればいいというスタイルも大切です。
なので、以前はニコンのレンズフード『HN-40』を加工してフィルターが取り付け可能なフードを作成しました。
ただ、面倒くさいとかがあったのでそこまでオススメではなかったんですが、今回は基本的に誰でも簡単に作る事が出来るレンズキャップの作り方をご紹介します。
チップスターの蓋とかシリコン製のマグカップの蓋とか使える代用品は色々とあるんですが、どれもサイズ差を埋めるために若干の加工が必要になります。
どうせ同じように加工するならしっかりしたものの方がいいという方には見た目もいい感じになるのでオススメです。
使用するのはこの『ニコン LC-K108』というNIKKOR Z 26mm f/2.8用のレンズキャップです。
だいたい¥1,500くらいで買えると思います。
NIKKOR Z 26mm f/2.8もLUMIX S 26mm F8も最大外形はほぼ同等なので、キャップ的にはあまり差が無く使えるハズというのが発端でした。
しかもこの被せ式キャップはNIKKOR Z 26mm f/2.8に付属の専用フードを装着するだけなら問題なく装着できるんですが、フード前面にフィルターを装着すると役に立たなくなるというアイテムなので、フィルター装着派の自分にとっては使わずに転がっているだけのアイテムだったんですよね・・・(;´Д`)
実際にレンズに乗せてみるとこんな感じ。
隙間はこんな感じで少しの調整で使えそうです。
レンズキャップとしてのサイズ的には問題ないんですが、若干大きいのでレンズに載せた時にキャップの裏面とレンズ前面がカチッと当たってしまう感じがあるので、キャップ裏面に傷防止用の何かを貼る事にします。
という事で、手持ちであったダイソーで買えるスウェード調はぎれを切り出して両面テープで貼り付けます。
スウェード調はぎれはこれの色違いが3本入っているんですが、色々と使えて便利なんですよね。
という事で、レンズキャップの裏面に貼り付けるように円形に生地を切り出して貼り付けます。
次に側面用に細く切り出したスウェード調はぎれをクッションが効くように少し厚みのある両面テープで固定しました。
そして完成したのがこちら。
製作時間は約30分。
スウェード調はぎれを切るのは地味に面倒かもしれないので、元々貼られている側面の固定用生地の裏に両面テープで嵩増しをして再利用する方が楽でいいと思います。
側面を再利用するなら切り出し調整も必要なくなるので、かなり時短になると思います。
また、裏面に貼るものも拘らないのであればレンズが入っているような方面がスポンジ風の袋のスポンジ側を丸く切り出して貼るのでもいいかもしれません。
因みに両面テープは少し厚みのあるものの方がいいんですが、クッションが効いたものが貼った時に少し厚いと感じたら、引っ張りながら貼ると少し厚みの調整が出来るので両面テープを買い直さなくても大丈夫な場合もあります。
こんな感じでLUMIX S 26mm F8のピントリングとかっちり合うようになっているので、簡単に外れることはありません。
紙製のものをキャップに代用している場合に比べると、元々が普通にレンズキャップなので、耐久性は比べるまでもありません。
普通にすっきりした印象になりました。
元がニコンのレンズキャップなので、NIKONのロゴが入っていますが、いい感じに円形の窪み部分にロゴがあるだけなので、ステッカーを貼るなどでオリジナリティのあるレンズキャップになるんじゃないでしょうか。
そのうちどこかがちゃんとしたレンズキャップを出してくれそうな気はするんですけどね・・・