3連休の真ん中、11月3日に梅田フォトx LUMIXの京都スナップ撮影セミナーに参加してきました。
講師はコムロミホ先生です。
当日は所有者以外はLUMIX S9&LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3のSキットを貸し出してもらい、自分も18-40mmを貸してもらって1日使ってみました。
他のレンズを借りて交換することもできたんですが、せっかくなのでガッツリと使ってみましたよ。
百萬遍知恩寺の瑞林院で講習会・講評会が行われたんですが、ちょうど古本まつりを知恩寺の境内で行われていたので、かなりごった返していました。
古本まつりの様子も少しは撮影したんですが、あんまりのんびり撮ってられるような感じでもなかったんですよね。
基本的にモノクロの写真はLEICAモノクロームでカラーは適当にLUTを使用しています。
前日の大雨が嘘のように秋晴れ・・・というか半袖で十分な感じの気温でした。
日差しがかなり強かったので、途中まではISO-100ですが、随時マイナス0.3~-1あたりの補正をかけています。
最短撮影距離が15cmまで寄れて18mmの広角が使えるので、メインに入れたい被写体を入れながら道路や人を入れるということがかなり容易になります。
なんかいい感じの建物があったので、道路の反対側に行って人が通るのを待って撮りました。
普段は時間がないのとあまり人をフレーミングしてもいい感じになりそうなロケーションがほぼないのでパシャパシャ撮るだけのことが多いんですが、流石に京都で人が多いのもあって、今回はなるべく人を絡めて撮ろうという指針を立てました。
以前のLUMIX S9+26mm F8の時は完全にストリートスナップという部分から離れてしまっていたのもあって、何を撮っていいのかわからなかった部分もあったんですが、今回は色々とストレートに撮ってみようかなと思ったんですよね。
ちなみにこのLUMIX S 18-40mm F4.5-6.3ですが、正面からの逆光耐性はかなり高いです。
F値を絞り込んでいくと、上の写真のように綺麗に光条が出てくれます。
ゴーストやフレアはほぼ出ない感じですね。
直接的な光がレンズ正面から入る場合は上のように耐性は高いんですが、レンズ外に光があると、盛大にフレアが出たりします。
下の写真は上からの日差しがレンズに入り込んでしまって、フレアとゴーストが出てます。
写真を撮ろうとしているのを気にして走って抜けてくれようとした人の慌てた感じと、その直後にあるゴーストの謎の光が面白い感じだなぁと思ったんですよね。
お寺の写真もそうですが、ワイド端の18mmになると、かなり広い感じで風景写真が撮れます。
よほど大きい建物に近づいて写真を撮るとか、星空とかだともう少し広い方が・・・と感じるかも知れませんが、ぶっちゃけ18-40mmがあれば普通に遊びにいくのとかであれば十分に対応できると思います。
クロップズームを併用すれば120mmあたりまでの焦点距離にはできるので、広角〜標準域でいいのであればこれ1本でいいかも。
前日の雨の影響か、かなり川の流れが速くなっていたので、ISO-50にして無駄にスローシャッターで撮ってみました。
あまり動きがないので違和感のない写真になってますが、中央左の黒い服の人の手がミギーみたいに・・・(;´Д`A
ガッツリと光条も入れて木陰で休んでいる人を入れてみたんですが、ちょっと端すぎたかなぁと・・・
しゃがんで人がもう少し内寄りにくればいい感じだったのかも知れませんね。
両岸を入れたかったのでこの画角になりましたが、これでちょうど35mmです。
順光だったらフレアもクソもないし、フレアが気になるのであればねじ込み式のフードをつければ問題なさそうですしね。
一応最短で何かの割れた実を撮ってみました。
外面と内部の綿毛まで綺麗に描写されていて、Sキットを買ったとしても十分に満足できるんじゃないかなと思いました。
あまり時間がなかったんですが、出町柳の商店街は結構面白かったです。
また時間があったらゆっくりと行ってみたいですね。
2つ上のエルモのいる建物の2階から覗いていた出町マン。
こえーよ。
2階くらいだと40mmではちょっと遠いので、クロップズームを使って撮影しています。(焦点距離69mm)
なかなかの長丁場でしたがとても楽しい1日でした。
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3を使ってみた感想
アイキャッチにもなっている記事の一番上に配置されている写真を見て分かるように、沈胴状態とはいえフルサイズ用の広角18mm〜40mmの準標準域までが使えるレンズとしてはとてもコンパクトになっています。
そして、LUMIX S 18-40mmをつけてみるとマジで軽いので、普段使いにするのであればこれでいいというか、これがいいかなと思いました。
沈胴状態の18-40mmと14-28mmを比べてみるとこの差なので、可搬性では圧倒的に18-40mmが優れているんですが、実際の使用時に沈胴を解除すると写真の白線を引いたあたりまで繰り出してきます。
伸びたとしても軽さは変わらないんですが、持ち運びがあまり邪魔にならないのであれば14-28mmでもいいかなと・・・。
もしLUMIX S9の高倍率キット(28-200mm)を購入された方であれば、この18-40mmを購入して普段使いはこのレンズを、望遠も使うのであれば28-200mmと組み合わせて持ち出せば、ほぼ撮影したい焦点距離のカバーできるんじゃないでしょうか。
ただ、自分のように14-28mmのような超広角ズームを購入したユーザーだと、無理をして18-40mmを買うこともないかも知れないなとか思ったりもします。
あれば便利ではあるんですが、代用が効くのも事実ですしね(´・ω・`)
とはいえ、F4.5-6.3という暗めなF値でもあまり気になりませんでしたし、『LUMIX S9での普段使いレンズ』としては最適だと思うので、いずれ買ってしまいそうな気もするんですけどね・・・・
まぁ購入するのであれば¥10,000キャッシュバックのある今のうちがお得なんでしょうけどね・・・(;´д`)