直前の記事『TTArtisan 28mm F5.6を買ってしまった』で書いてましたが、被せし式フードのお手軽調整を行いました。
・・・だって37mmのレンズキャップなんて持ってなかったんや(´・ω・`)
被せ式レンズキャップの闇
最近のレンズ(特に中華レンズ)には高級感を感じさせるために被せ式のレンズキャップが標準でセットされていたりします。
しかし、鏡筒に合わせて作られているので、レンズフィルターを付けたい派の人間には非常に困ったことが発生するんですよね・・・
それが【レンズフィルターを付けると被せキャップが使えない問題】
鏡筒とフィルターの外径差が原因で生じることなんですが、これはどうしようもないんですよね(;´д`)
何ならライカでもフィルターを付けると被せキャップが使えなかったりするし、周八枚用に出されたフィルターすら本体と同じサイズにサイズにされてなくてフィルターを付けると問題が発生するからもう本当にね・・・
被せキャップを無くすのが怖くてワンタッチキャップを使う人は多いかと思いますが、自分の場合は撮影モードになったら基本的にキャップは外しっぱなしなので、被せキャップを無くしたことはないんですが、被せキャップが使えないからワンタッチキャップを使ってるって事が多かったりもします。
毎回キャップだけ買うのも馬鹿らしいしね。
そんなわけでレンズキャプの改造です。
ぶっちゃけ改造と言えるほどのものでもないんですけど、手を加える形になるので。
また、フィルター用に調整するので、フィルターなしに戻す場合などに再調整が必要な場合もありますが、そんなに手間でもないですしね。
必要な道具
・両面テープ
・ハサミ
・ベロア調やスェード調などの柔らかめの生地(自分はダイソーで売られているスェード調はぎれを使いました)
これくらいです。
作業工程
貼り付ける生地の厚みや被せキャップの内側の生地部分の状態によって変わってきますが、自分が使ったダイソーの生地は少し厚めなので、レンズキャップ裏側の生地は剥がしました。
次に貼り付ける生地の裏面に両面テープを貼り、元の生地と同じような高さで切っていきます。
生地によってはカッターだと毛羽だったりするので、裁縫バサミで切っていく方が楽かと思います。
ま、多少ガタついてもくっつきゃいいので問題なし。
そうやって新しい生地を貼り付けたのがこちらになります。
ちょうど使いかけで余ってたのがこの生地だったわけですが、わかりやすいようにグリーンの方を内側にしてみました。
正直、黒だったらガタついててもあんまりわかりませんw
同じように周八枚のレンズキャップも貼り直し。
これでフィルターの上からでも被せレンズキャップが使えるようになりました。
レンズキャップのこの貼り付ける幅って大体4〜5mmくらいなので、両面テープを貼ったら何本かは作れるのでそこまで神経質になることはないかと。
まとめ
フィルムカメラのモルトを切り出すよりも全然楽だし、失敗即終了なものでもないので、気軽に出来ると思います。
やっぱ金属製の被せキャップとかカッコいいので、使えるなら使いたいし。
フィルター枠にテープをぐるぐる巻いたりするよりもスマートですし、興味のある方はどうぞ。
因みに、被せキャップの場合はフィルターを使わない場合でもずっと使ってると生地がすり減っていつかは交換しなきゃいけなかったりするので、めっちゃハードルの高い事ではなかったりするんですけどね。