数日前にこういった感じのビデオライトが欲しいって書いて、買うとしたらもうちょっとしてからかなぁなんて書いていたんですが、今週末にセミナーで撮影に行く予定なので、その時に使おうかと思って前倒しで購入しました。
という事で、早速ですが簡単なレビューをしてみようかと思います。
ビデオライトを買ってみようと思った理由
元々はフラッシュコマンダーとワイヤレス対応のストロボとかワイヤレストリガーを買おうと思ったんですが、「そこまで使うかな?」ってのがありました。
ポートレートを撮る機会も少ない・・・というか皆無だし。
どちらかというと小物を撮るほうが多いので、別にストロボじゃなくて普通にLEDライトでいいんじゃないかと思ったんですよ。
比較的コンパクトだから持ち出しやすいし。
という事で、簡単な小物を撮るのには十分そうなので、初心者の方にもお勧めできそうなビデオライトを買ってみようと思ったわけです。
で、冒頭でも書きましたが週末に花の撮影に行くので、その時に使えたら便利そうだなと思って購入を前倒ししてみました。
簡単な特徴
VL49ビデオライトの簡単な特徴は以下の通りです。
- 無段階調光(0%~100%)
- 色温度調整(2,500~9,000)
- LCDディスプレイ搭載
- 小型サイズ(66x80x30mm)
- 高演色LEDを採用し、CRI95+を実現
- 照射角度は120°、明るさは800LUX(0.5m)
- 本体背面にマグネットを搭載しているので、金属面に貼り付けて固定が可能
- コールドシューを3つ搭載
- 2,000mAhのバッテリー内蔵でUSB-Cでの充電、給電が可能
- フル充電まで2時間、最高輝度で1時間半、最小輝度で9時間の使用が可能
背面にマグネットが搭載されているので、撮影する時にその辺りの金属のバーとかに固定できるので、ちょっと便利そうではあります。
正直、色温度の2,500~9,000までの調光に関しては誤差があると思うので、正確性はどうなのか分かりません。
ただ、LCDがあるので程度の指標にはなるかなと思いますし、厳密に数値が必要でなければ気にせずに使えばいいかと。
また、バッテリー内蔵&USB給電にも対応しているので、途中でバッテリーが切れてもモバイルバッテリーなんかを繋げば使えるというのはプラスポイントかな。
パッケージと内容物
今回購入したものは一番下にアフィを張ってますが、UlanziのVL49 RGBミニLEDビデオライトとMT-14 ミニ三脚のセットです。
中身はシンプル
本体と充電用USBケーブル取扱説明書が入っています。
取扱説明書にはちゃんと日本語の説明もありました。
外観と機能
正面
正面から見ると乳白色の拡散板があるだけ。
背面
背面はパネルの色もあるのでちょっとカラフル。
一番上から
情報表示の液晶パネル
充電用USB-C、調整ボタン(DOWN)、調整ボタン(UP)、モードボタン、電源スイッチ
ロゴの下の磁石マークのあたりに磁石が入っていて、鉄のフレームなんかに貼り付けたり出来ます。
左右と上部に合計3つのコールドシューがあります。
底部のマウント部分には底面に1/4のネジ穴が空いていて、ここでミニ三脚と接続します。
色温度の切り替え
モードボタンを長押しすることでCCTモード、RGBモード、エフェクトモードを切り替えることが出来ます。
CCTモード
CCTモードでは色温度と輝度の調節が出来ます。(デジカメだったらこのモードでしょうね。)
左が色温度、右が輝度、右端がバッテリー残量です。
各値は左右のボタンで調節します。
下げ。
上げ
一番下が2,500K
一番上が9,000K
スペック通りに調整はできているようです。
色と輝度の設定切り替えはモードボタンを短押しで切り替えます。
明るさも1%まで行ったらほぼ光ってないも同然です。
明るさ調整はかなり自由が効きます。
RGBモード
RGBモードでは色値と輝度の調節が出来ます。
色値は0ー360まで設定できるんですが、色値は液晶の下にあるゲージの背景カラーと同じになっているので、その色がライトから発光しています。
写真だったら色味を足してあげるという感じで使うといいんでしょうかね?
もう一つ、エフェクトモードというのがありますが、7色に変化したり、赤の点滅とかといった感じで、本当にエフェクト。
動画で何かそういったシチュエーションを作り出すのであれば使うかも知れませんが、写真撮影には使う事はないでしょうね。
マグネットの効果
近場にそんな磁石が貼り付くような場所がなかったので、カーテンレールにくっつけてみました。
意外としっかりくっつきます。
ライトを点けるとこんな感じ。
流石にコールドシューに他の物を接続して、これ1つだと重さに耐えられるかはちょっとわかりません。
しかし、色々と使い勝手は良さそうな感じですね。
MT-14 ミニ三脚
ポールがないので、高さとしてはかなり低め。
開閉ができるので、閉じてグリップとしても使えます。
足の先は少し伸ばすことができるので、高さは少し稼げます。
一番引き出した状態でしかロックできませんが、このライトを載せるくらいなら途中の位置で止めても問題はない感じです。
三脚と組み合わせるとこんな感じ。
接続部が直出しで角度を付けられないので固定するしかない状態です。
仰角をつけれるホットシューのアタッチメントなんかを別途購入して繋げれば使い勝手は跳ね上がりそうです。
以前買ったマンフロットのミニ三脚につければ角度をつける事はできます。
試し撮り
普通に蛍光灯下で撮影。
大体まぁこんな感じだよね。
手持ちでLEDライトを当ててみました。
色温度は手で調整しながらですが、上の写真だと白っぽく写っているESRのiPad mini6ケースの色が綺麗に出ています。
やっぱりライティングは大切ですね。
まとめ
流石にストロボのような光量があるわけではないんですが、ブツ撮りをする時や影を消すのに補助的な使い方、花を撮るときに違う色を足して見たりといった感じで色々と使えそうな感じがします。
¥3,200くらいなので価格的にはそんなに高い物ではないですが、普段から持ち歩いておいて撮影時の補助として使うのには丁度いいサイズ感なので、なるべく持ち歩いて活用したいと思います。