昨日の帰り道、いつもの猫に会いに行ってみたんですが、いつもよりもかなり手前の位置で休んでいました。
いつもなら自分がこのブロックの端ギリギリまで手を伸ばしてカメラを構えている感じですが、今回は逆。
真正面からだけではなくていつもとは全く違うアングルでも写真を撮る事が出来ました。
手が届きそうな距離ですが、流石に手を延ばすと少し警戒していたので接触は断念して、ただ眺めるだけにしておきました。
SUMMARの最短撮影距離が1mなので、せっかくのチャンスでも全く寄る事が出来なかったのは残念ですね(;´Д`)
そんな事もあって昨日の夜から決めていたんですが、今朝はLeica M10-RにVoigtlanderのAPO-SKOPAR 90mm f/2.8 VMを付けて持ち出しました。
最短撮影距離は90cmという事でズマールと10cmしか変わらないんですが、焦点距離が倍近くになっているので結構な引き寄せ効果はあるはず。
尼崎城の広場の入り口辺りから撮影してもこの大きさになります。
恐らく距離的には90~95cmくらいだと思うんですが、十分に被写体に寄れてる感じはありますね。
90mmでこれなら135mmだったらもっと寄せれるんじゃないの?って思われるかもしれませんが、手持ちのエルマー135mm F4だと最短撮影距離が1.5mになるので、意外と寄れてる感は変わらなかったりします。
あとはピント合わせがシビアになってくるので、望遠レンズとして普通に使うなら90mmあたりがリミットかもしれません。
因みに、ライカレンズはインバウンドで買い漁られてしまい、5年前と比べると中古レンズでも軒並み価格が上昇しています。
しかし、90mmや135mmといった所謂『不人気枠』の焦点距離のレンズに関しては上り幅は現実的な範囲で収まっているようなので、この辺りの焦点距離のレンズが欲しい場合は比較的購入しやすいかと思います。
とはいえ、現行販売されているようなアポ・ズミクロン90mm F2なんかだと中古価格は跳ね上がっていて、5年前だと25万くらいだったのが今だと40万くらいになっているようなので、もう買ませんね。
現実的に買えそうな明るい90mmだったらズミクロン90mm F2になると思いますが、レンズが大きくて重い(ブラックで475g、シルバーだと690g)という欠点があります。
実用的な面で考えると、最短撮影距離が少し短くて250gと圧倒的に軽いAPO-SKOPAR 90mm f/2.8 VMの方がいいです。
別にF2じゃなくても困る事もないですしね。
撮影範囲が狭いとはいっても、最短撮影距離の絡みや被写体の場所によっては無駄な余白が出たりします。
ザッと撮るならトリミングで体裁を整えるので、ピント合わせだけを意識すればいいのかなと。
柘榴の花がどんどん実になっていっています。
毛がいっぱいのピンクの花。
入り込んだ邪魔なものをカットしたりする程度のトリミングをしています。
正直もう言わないと分からないレベル。
恐らく桜だと思われる若木を固定している支えに雀が止まっていたので撮影してみました。
F2.8かF4どっちかだと思うんですが、ピントを合わせていた雀の部分をトリミングしてみました。
ほぼ等倍。
もうちょっと絞るか現像時にシャープネスなんかを加えたら、めっちゃアップで撮ったように思われるかもしれませんが、実際には上の通り。
やっといて何だけど、何でもアリですね・・・
梅雨入り前だけど、紫陽花の花がかなり傷んできていて、梅雨になる前にこのブロックの花は終わってしまいそうです。
彩度高めでこの状態なので、実際の見た目はもうかなり薄い色の紫陽花になってます。
6月も半ばに差し掛かりそうなのにまだ梅雨入りしていないわけですが、M型ライカは防塵・防滴の処理はされていない(レンズも)ので、折角持ち出すようになったんだし、大気が不安定な時期になる前にライカM10-Rを持ち出して、しっかり使っていかないとなぁ・・・
次はLV撮影やEVFを使えば50cmまで寄れるULTRON 21mm f/1.8 Aspherical VMでも付けて持ち出してみようかな。