昨日、AFの認識対象物を動物にしていても鳩にAFが合わなくて、何だろうなと思っていたわけですが、単純に設定の中の[自動認識設定]をONにしていなかったみたいです(;´Д`)
LUMIX S9の場合、認識対象が人物、動物、車、バイクの4種類になっているんですが、他のカメラだと認識対象を選択すれば、AFエリア設定で自動認識対象のAFエリアを選ぶだけで動作していたわけですが、LUMIXの場合はあくまでも『認識対象を選ぶだけ』ということで、実際に認識させるかは[自動認識設定]をONにする必要があるんでしょう。
LUMIX S1でもそうだったのかもしれないけど、あまりにも昔の事で忘れてます。
で、設定を弄って試してみたんですが、普通に認識しました。
夕方だと鳥がいなかったので、猫を探しに行ったらいつもの猫がいたので被写体になってもらいました。
いつもよりも全然遠いところから、ハイブリッドズームを使ってフルサイズ換算624mmの焦点距離で撮影。
遠いので全く気付かれませんでしたが、この状態でもしっかりと動物としてボックス状の認識枠が出ていました。
今日もいつもと同じ場所にいましたが、横から撮っているのでいつもとはアングルが違います。
いつもの場所から見ると、今日はかなり奥の方にいる形ですね。
ハイブリッドズームを切って200mmで撮影するとこんな感じになります。
画角的にはα6700とE 18-135mm F3.5-5.6 OSSで撮るのと同じ感じですね。
この状態だと目の部分にもフォーカスが行ってました。
暫く撮っていると、とうとう気付かれてしまったのでいつもの場所に移動することにしました。
いつもの場所に戻って再びハイブリッドズームをONにして超ドアップで。
MAXまでズームしたら顔が見切れるくらいまでアップに出来ました。
めっちゃわんぱくそうな顔ですね。
いつもの場所から200mmで。
使い方が分かってしまえばめっちゃ楽だし、ハイブリッドズームをONにすれば野良猫と遭遇しても、猫が警戒して逃走するような距離に入らなくても結構大きく写せるので、普通に200mmで撮って後から調整時にトリミングという作業が必要なくなるので、手間が減ります。
写真が適正露出だったら調整すら不要になるので、ほぼ撮って出しで大丈夫になってくるので、使い勝手としては自分的にはかなり神懸ってるなと思いました。
結局、鳩は見当たらなかったので今朝見つけた時に離れた場所から撮ってみました。
624mm相当になるとちょっと動かしただけで大きくフレームが動くので、フレーミングは結構シビアですが、しっかりと鳩の瞳にAFがピント合わせをしていました。
車なんかもシッカリ食い付いてましたが、絞り優先にしていたのでシャッタースピードが遅すぎて止まってませんでした(;´Д`)
LUMIX S1の時にはあまりデジタルテレコンを使う事は無かったんですが、LUMIX S9のようなコンパクト機で色々と撮りたいっていう時にはズーム機能は本当に便利だなと思いました。
当然ながら花とかを普通に撮るのにも何の問題もないですしね。
実際にレンズの感想として上のような記事を書きましたが、しっかりと被写体認識が使えるようになって、ハイブリッドズームとの組み合わせの便利さを実感してしまうと、個人的には当面はこの28-200mmだけでいいかなという感じがします。
ただ、『LUMIX S100mm F2.8 MACRO』と年内発売予定のLUMIX 『LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3』は欲しいかなぁ・・・