LUIMX S 26mm F8が届いてから、LUMIX S9には基本的に付けっぱなしになっています。
火曜日辺りにこのレンズでのスナップは難しいと書いていたんですが、段々と楽しくなってきました。
楽しくなってきたというか、ちょっと昔の感覚が戻ってきた感じで、あれこれ考える前にまずは撮るという感じでしょうか。
EVFだとスッとピント合わせも楽なんですが、モニターでピント合わせになるので、違う意味でフィルムカメラの時のような追い込みがひつようだったりして、ライカなんかとはまた違った意味でLUMIX S9で写真を撮るのが楽しくなっています。
昨日から断続的に強い雨が降ったりやんだりで傘が必須になっているので、マニュアル操作でピントを合わせるのは面倒臭い感じがしそうですが、グリップを付けた事によってホールド性が上がっているので、右手の中指でLUIMX S 26mm F8のピントリングを回してピントを合わせ、そのまま人差し指でシャッターを切るという事が可能になっています。
なので、上の写真のように傘を差しながら、片手で傘の先にピントを合わせて歩きながら撮るといった事も出来ます。
この辺りはF8という深い被写界深度のお陰ですね。
とはいえ、流石に片手ではピント位置の変更はちょっと面倒なので、基本的には中央とかですが、F8なので最短撮影距離とかでなければ全然問題はないと思います。
白い花、白い蕊にフィルムライクな軟調のフォトスタイルは向いてなかったかもしれないです(;´Д`)
レンズ部分にカバーガラスが入っているとはいえ、LUMIX S 26mm F8には防塵防滴機能が無いので雨の日に使うのはちょっと・・・という部分もあったりはしますが、自作フードのお陰で濡れてもフィルターを拭くだけでいいし、駆動部分はフードとゴムリングで覆われているので、素の状態よりは気軽に持ち出せるようになっているので、フードは付けて良かったなと思います。
雨の日には持ち出したくないもんですけど、雨の日にしか撮れない写真もありますからね。
また、遠くにピントを置いて歩いて写真を撮ったりすると、端の方がぐわっと迫ってくるような感じになります。
F8という暗さのお陰でシャッター速度が低速になり易いので、遠くのものは分かりにくくても、近くのものだと影響が大きく分かるからなんですが、狭い路地とかで縦アングルにして歩きながら写真を撮ると、めっちゃ面白いかもしれませんね。
とりあえず、いつもの猫がいるかどうかを見に行ってみようと思って尼崎城の脇を歩いていた時の写真です。
で、神社の前に行ったらいつもの猫がいました。
いつもの高台の上ではなくて歩道の上。
いつもの場所はびちゃびちゃだったんでしょう。
みんな素通りしていくのに寄って行ったから少し警戒していますが、写真を撮りながら声を掛けていたら小さな声で返事をしてくれました。
懐くまでは程遠いけど、ちょっと嬉しかったです(^-^)
暫くはこんな感じで降ったりやんだりを繰り返していくようなので、気持ち的には鬱陶しさが強いと思いますが、こういった写真を撮ったりするだけでも結構な気分転換にはなるので、雨の日にスナップをしてみるというのも楽しいと思いますよ。
ちょっと思っていた以上にLUMIX S9とLUIMX S 26mm F8での撮影が楽しいので、ちょっとAstrHoriの18mm F8というシフトレンズが欲しくなりました。
シフトを使うならAPS-Cにしないといけませんが、普通に使うならより広角で楽しそうですしね。