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PR LENS TAMRON 50-400mm f4.5-6.3 Di III VC VXD カメラ・写真

TAMRON 50‐400mm f/4.5-6.3 Di III VC VXD(A067S)を触ってきた

先週、何が何だか良く分からなくなってきていたので現状で欲しいレンズを書きなぐってみたわけですが、ちょっと思うところがあってレンズを触ってきました。

 

触ってきたのはTAMRONの50-400mm f/4.5-6.3 VC VXD

上の記事で最終的にまとめた欲しいレンズの優先順位は以下の通りでした。

  1. 7Artisans AF 35mm F1.4 APS-C
  2. LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
  3. TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD
  4. LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
  5. 7Artisans 9mm F5.6
  6. NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
  7. TAMRON 18-300mmF/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
  8. NIKKOR Z 50mm f/1.4

いきなり順位をすっ飛ばしてこのレンズを触りに行った理由ですが、広島旅行にLUMIX S9で行ってみた時にLUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.がめっちゃ便利だったんですよ。

その理屈で行ったら18-300mm F3.5-6.3の方が向いているし、旅行用として考えた場合は一択だと思いますが、望遠レンズという点で考えると、フルサイズ換算で450mmはもうちょっと長ければと思う事も多いわけです。

その点でTAMRONの50-400mmだと、α6700で使うのであれば75-600mmと同じことになるので、レンズをガチャガチャする事が無くなるなと思ったのが大きいですね。

Zマウント版も発売になるので、Zマウントをメインで考えるのであればそちらの方がいいとは思うんですが、どちらかというとα6700用の望遠レンズがほしいという面が強いので、Eマウント版で考えてZマウントにはETZ21 Proを経由して使用する事を考えています。

実際にZ6IIでもETZ21Proを使って店頭で試してみましたが、AFも普通についてくるし問題は無いかなという感じでした。

 

因みに1位のArtisans AF 35mm F1.4 APS-CはAPS-C用だし、いつでも頑張れば買えそうという気がするのとまだ出てもないので試せませんしね。

2位のLUMIX S 100mm F2.8 MACROに関してはあれば楽しいんでしょうけど、意外とXperia 1VIの120mmテレマクロも手軽に使えるので後回しでもいいかなと思った部分もあります。

 

実際にTAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDを試してみた感想

実際にレンズを試す前に思っていた最大の懸念材料は『重さ』でした。

三脚座抜きで1.15kgは結構な重量級になってくるので、重いレンズを持ち出すのは面倒臭いなぁってのは間違いなくあります。

とはいえ、実際に使っているNikon Z用のタムロン70-300mm F4.5-6.3 Di III RXDだとちょっと短いと感じる場面も多いんですよね・・・

実際に店頭でレンズを持ってみて感じたのは、『意外と重くない』でした。

重さ的には100-400mmのライトバズーカと同等なんですが、100-400mmよりも短めで、縮長時のバランスも悪くない感じでした。

Nikon Z6IIに付けた場合もα6700に付けた場合も本体グリップのお陰であまり重いなと感じず、いいバランス感だなと思えました。

まぁ店頭の盗難防止ワイヤーが付いた状態だから持ち歩いたりはしていないので、実際に持ち歩いたら重さは感じるんでしょうけど、標準域から望遠の撮影ならこの1本で行けると思えば全然アリじゃないかと思ったんですよ。

最短撮影距離が短いとはいえお散歩用には向かないでしょうけど、シグマの18-50mm F2.8 DC DNやE PZ 16-50mm IIのどちらかと50-400mmがあれば十分でしょう。

 

実際に店内で撮ってみた

大きな望遠ズームレンズで50mmが撮れてしまうという変な感覚。

昔PENTAX K-1の時に使っていたSIGMAのAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMと比べたら圧倒的に小さくて軽いです。

APO 50-500mmはかなり思い切らないと持ち出す気にすらならなかったわけですが、タムロンの50-400mmは直径が大きすぎずレンズも長すぎずなので丁度使いやすいくらいなのかもしれません。

SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3  Di III VC VXD
SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 広角端50mm F4.5

首からぶら下げて持ち歩くとかすると怠いでしょうけど、レンズを持って移動するなら全然アリかなと感じるレベルの重さですね。

α6700はAPS-C機なので、フルサイズ換算すると75mmになりますが、70-300mmのフルサイズ広角端とあまり変わらない感覚で使えそうです。

今まではNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sを持ち出すか、距離的にもう一声あればとは思いながらも軽くて写りがいいのでタムロンの70-300mmという選択肢でしたが、テレコンを使わないのであればこのレンズ1本でいいかなと思えますね。

50mm以下の寄って撮るのは全てスマホに任せてしまうという割り切りが必要になってきますが、レンズ数本を持ってガチャガチャ交換してセンサーに埃が乗ってブロアーを忘れてげんなりという事も無くなりますしね。

 

同じ場所からズームリングだけでテレ端の400mmにして撮った写真。

上の写真のほぼセンター部分だけがガッツリと写っています。

SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD テレ端400mm F6.3

島を1つ挟んでこれだけ写るのであれば、動物園とか野良猫とかめっちゃ撮り易そうな気がします。

 

50-400mmの隣のレンズ台に立てられていた50-300mmを撮ってみました。

53mmのF4.5ですが、APS-Cなので79mmになっています。

SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 53mm F4.5

これだけ写れば普段撮っている通勤途中の花とか余裕で撮れそうです。

・・・いや、流石に大きすぎて通勤のお供には無理があるでしょうけど。

 

一方、反対側の少し離れた場所にあるサムヤンのレンズ台を写してみました。

SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 314mm F6.3

314mmという中途半端な距離ですが、フルサイズ換算で471mm。

ガッチガチのテレ端ではありませんが、中間距離でもいい感じに解像してます。

 

もう少し近くで245mm(367mm)

SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 245mm F6.3

 

最後は400mm(600mm)

最短撮影距離が1.5mなのでその付近だと思います。

写してしまったのがゴムリングなので分かりにくいと思いますが、50-400mmのテレ端は少し甘いとか言われてるみたいですけど自分的には十分かなと思いました。

SONY α6700 + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 400mm F6.3

どうせ望遠で離れた場所のものを撮ったら間の空気で甘めに出てくるとは思うんですが、変にガチガチすぎるよりはいいとおもいます。

 

Nikon Z6IIにETZ21 Proを使ってTAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDを

実際にETZ21 ProをつけたZ6IIを持って行ってたので、レンズだけを付けて試してみました。

Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 50mm

フルサイズの50mmなのでα6700の時よりも広くなります。

 

こっちは400mm。

Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 400mm

AFのスピードも普通に速いのでほとんど気にする部分はなく使えますね。

AF-Cにしても特別に遅いという感じはないですね。

Z9のAF追従性と比べたらZ6IIは速い動きだと遅れがちになってくるので、マウントアダプターを経由しているから遅いという感覚はありませんでした。

ガチで戦闘機なんかを撮るんであればZ9とZ 100-400mm&テレコンで行くので、1本で済ませたい使い方をするためのレンズと考えれば十分すぎると感じました。

 

ついでのDX切り替えでの50mmと400mm。

Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 50mm(75mm)

 

Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD 400mm(600mm)

α6700とZ6IIの両方につけましたが、どちらもグリップがしっかりしているのであまり気にする事もありませんでしたが、これくらいのサイズになってくるとやはりZ6IIのグリップの方がホールド感が良くて持ちやすく感じました。

意外とグリップエクステンション類をつけるとホールド感が上がるのかもしれません。

 

ついでにZ6IIで50mmの最短撮影距離撮影。

AF-SでAFポイントが中心じゃなかったのでちょっとピント位置がずれてますが、ヨドバシの値札が大きく写るくらいに寄れます。

Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD
Nikon Z6II + TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD

 

まとめ

ということで、実際に触ってみたら思ったよりも全然良かったです。

レンズの重さに関してですが、Zマウントで出掛けるにしてもTAMRONの70-300mmのみというわけにはいかないので、必然的にNIKKOR Z 28-75mmをペアにすると考えると、重さは50-400mmとたいして変わらなくなるわけですよ・・・

で、70-300mmよりも気持ち太くて長いレンズにするだけでほぼ1本で賄えるのは全然アリなんじゃないかと思ったりしました。

それこそ50mm以下も持っておきたいという事なら沈胴のNIKKOR Z 24-50mm F4-6.3を合わせるのもいいかもしれませんが、動物園だったらあまり広角は必要ない場合が多いですし、これからの季節だったら秋のバラを撮りに行くにも周囲を入れないのであれば50mm以上で十分なので、本当に1本で完結できるなと思いました。

もし他に休憩とかする時に使うためのレンズが必要という事ならNIKKOR Z 26mm f/2.8を入れておいて、適宜DXクロップで26mmと39mmで使い分ければある程度カバーできるでしょうしね。

金額的にはEマウントが14.5万くらいでZマウントが16.5万と決して安いわけではないんですが、標準〜望遠までの焦点距離をカバーしつつもテレ端開放がF6.3というまだ実用的なF値で収まっていると考えたら十分にリーズナブルかなと思いました。

流石にF7.1になってくると薄暗い場所だとノイズとの兼ね合いがちょっとシビアだなと思う場面も出てきますしね。

50-400mmを買ったとしたら使わなくなりそうなタムロンの70-300mmを下取りに出して考えるのもありかなぁとか思ったりしています。

 


 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

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