今更ながらに古いデスクトップPCのアップデートを行う
唐突ですが、タイトルの通りに古いデスクトップPCにCrucialの2.5インチSATA SSD『MX500』の1TBを追加しました。
メインPCとしてはMacBook Pro M1と1年前に購入したマウスのDAIV Z6に完全にシフトしているんですよ。
普通に使ってもデスクトップの方がRAW現像なんかも重いですし、ゲームをしても同様にデスクトップでは重い。
しかしDAIV Z6ではサクサクという状態なので、スペック差が確実にあるのは事実なんですが、意外なところでデスクトップPCの良さがあったりするんですよね。
とりあえずデスクトップPCのスペックをおさらい
DAIV Z6を購入する前にPCを買い替えようかと悩んでいた時の記事がこちら。
正直もう中のマザーとかがどうなっているのかなんて全く覚えていないので過去記事を引っ張ってみてみました。
CPU:Intel Core i5-4570
M/B:MSI H87-G43 Gaming
GPU:GeFoece GTX760
マザーはゲーミング用としてLANポートが2つあるんですが、当初からめっちゃ不安定・・・(;´Д`)
GTX760のスコア的には現行のGTX1050と似たようなものなので、既にゲーム用途として使う事も無理でエミュレーターを使うとかなら何とかって感じでしょうか。
LANの不安定さだけでも解消したいんですが、今更H87のマザーを中古で買う方がリスキーな気もしますし、組み替えるにしてもコストが半端ないのでそれもしたくない。
グラボの状態とかを見て普通PCI ExpressのGigabit LANカードを追加する方がコストもかからなくていいのかもしれません。
そんなわけでMX500 1TBの導入
古いPCを使っているとあるあるだと思うんですが、『選択肢がない』というのが出てきます。
実際、M.2 SSDが付けられたらそちらの方が安いし速いしでお得なんですが、SATA接続しかないので選択肢はあまりないんですよね。
同じCrucialでもBXシリーズっていうのがあるんですが、耐久性も考慮してMX500の方を購入しました。
7.5mm厚ですが、9mm用の下駄もセットになっていました。
古いPCを完全リプレースではなく随時アップデートしていってたので、HDDも320GBとか500GBといったものが何台か乗ってたりするんですけど、1TBを買うなら¥2,000足せば4TBが買えたりといった感じでHDDをリプレースしようと思ったら「あと少し足せば」という無駄な強迫観念みたいなのが出てくるので、サクッと選択肢のないSSDを選んだというのもあります。
NTFSでフォーマットした後の容量は931GBになりますが、まぁ許容範囲でしょう。
一応、DAIV Z6で作業を行っていた時に抽出していたデータは外付けの1TB SSDに保存していたので、そこからMX500にコピーしてみました。
300GBくらいを一括でコピーしましたが、めっちゃ速度が低下している感じもなくコピーが終了したので、ファイル倉庫用のディスクやシステム置き換え用のディスクとして使っても十分な性能があると思います。
とりあえずシステムに使っている240GBがいい加減にヤバそうな空き容量になりつつあったので、一連の作業が終わったらゲーム用にしている500GBのSSDをシステムに、今回のMX500をゲーム&テンポラリ扱いにしようかなと思っています。
空いた240GBのSSDはずっと引き継ぎ状態になっているHDDのデータを整理すれば収まりそうな気がするので、デスクトップを完全にSSD化してしまうのもアリかなと思ってます。
そもそも古いデスクトップPCを活用しようと思った理由
そもそもデスクトップPCを活用しようと思った理由がデータのバックアップでした。
デジカメで撮影した写真のデータを8TBのHDDにバックアップしていってるわけですが、既にDVD-RやBlu-rayにバックアップを取っていたデータや遥か昔の動画なんかはメディアに焼いちゃってたので、そこから吸い出そうと思ったんですよ。
いや、焼いてるんならそのままでいいじゃんって思われるかもしれませんが、プレスされたディスクと違って意外とメディアの耐久性ってそんなに高くないと自分は思ってるんですよ。
実際に古いCD-Rなんかだと読めない物もありますし、今回の作業中にBD-Rの中のデータもエラーで読めなかったりしてますしね。
写真データは兎も角、書き込み直後に動画類は再生して確認しているので書き込みエラーだったという事ではないんですよ。
なので、確実に保存していた時の経年劣化的な感じだろうなと。
まさかのBlu-rayドライブが逝ってた件
そんなわけでデスクトップPCでバックアップを取ろうと思ったら、光学ドライブ搭載のPCを放置していて久しぶりに使ったらあるあるに出くわしました。
まずイジェクトボタンを押してもフロントトレイが出てこない。
内部ギアのグリスが固まってしまっているパターンか、モーターからギアに動きを伝えるためのゴムが劣化してるかのどちらかなんですが、イジェクトピンなんかで無理やり引き出してやればなんとかなったりするんですよね。
その状態で何度かOPEN/CLOSEを繰り返していけば馴染んでくるので開閉は出来るようになるんですが、まさかのメディアを入れても読み込めないというパターンも発生して完全にお手上げ。
まぁノートPC用のスリムタイプのBD-Rドライブがあるからいいんだけど、ドライブを買い替えようと思ったら1万コースするんすね・・・何もかも高いなぁ・・・(´・ω・`)
WonderFox HD Video Converter Factory Proの動画変換はDAIV Z6よりも速かった
古い動画データもあるって書きましたが、コーデックがバラバラ(その時期で使っていたPCや圧縮率&画質でかえていた)だったので、この機会にMP4に統一してしまおうと思ったんですよ。
そこで、以前レビューさせていただいたWonderFoxさんの『WonderFox HD Video Converter Factory Pro』を使用しました。
VGAサイズで画質もHi-8なんかが元データだったりするので今見ると荒くて、コンバート時にシャープネスを掛けたりしてみたんですが、DAIV Z6で変換すると地味に遅いんですよ。
恐らく設定を変えて処理優先にしてぶん回せば速いとは思うんですが、あんまり変に負荷を掛けたくないというのも事実。
なので、ソフトをデスクトップに入れて試してみると、バッテリーとか諸々の制約がないからか9世代前の環境の方が変換が速いという状況になりました(;´Д`)
ちゃんとVGAのアクセラレーションも効いているみたいですし、変換作業はデスクトップでやればいいかなと思いました。
余程変なコーデックを使っていなければ普通に見れるように変換してくれるので、本当に便利なソフトですね。
Quadra840AV→PowerMac 8100/80AVにアップグレードした時あたりに遊んで作っていた動画なんかもサクッと変換してくれました。
ま、そんな動画が必要なのかって事を考えると必要ないのかもしれませんが、全部見返してるような時間の方が無駄な気もするので、やるだけやってから追々消していくという感じでいいかなと。
まとめ
SSDとかHDDってカメラのレンズとかガジェット類なんかと違って、買ったから明確にテンションが上がるようなアイテムではないんですよね・・・
ただ、確実に利便性という部分では向上していますし、今回のようなバックアップ用の一時データ保管として使う場合にもリードライトが速くて、あまりストレスなく作業が行えるのでMX500を買って正解だったかなと思います。
そのうち余裕が出来たらRyzen5の5600+と安めマザー&メモリでデスクトップを再構築するのもいいかなぁなんて思ったりして。
ディスク類を流用すれば4万くらいで組めそうですしね。