NikonのZfやZfcといえばそのフィルムカメラ然としたヘリテージデザイン故に通常のNIKKOR Zレンズが似合わず、28mmや40mmのSpecial EditionやNIKKOR Z 26mm f/2.8というパンケーキレンズが似合うという認識があると思います。
実際に見た目や手軽さを最優先で考えるのであれば、中華レンズを含めてそういったコンパクトなレンズを選択するのは当然だと思います。
なんなら自分もZfcを使っている時はそんな考えをしていましたし、Zfを買った直後そう思ってました。
なので、コンパクトな単焦点を使う事が多かったんですが、大きく印象が変わったのはZfにNIKKOR Z 28-75mm f/2.8を付けて持ち出してからでしょうか。
やっぱりEXPEED7の恩恵が絶大で、AFや被写体認識がサクサクなので普通に撮ってるのが楽しいんですよね。
流石にこの緑の1本に合わせようとするとAFが抜けたりしますが、それはどのカメラでも同じなので、AFポイントを小さくするとかすれば問題ないし。
なんとなく撮ろうと思ったものでも容易に撮れる便利さはめっちゃいいです。
距離を稼ぐために撮像範囲をDXにして撮ったものをトリミングしていますが、電線に止まったカラスもボックス状態で認識していました。
なんていうか、高性能なカメラには便利ズームっすよ(語彙力ゼロ)
そこらへんで見かける猫なんかも寄って逃げられることもなく撮れます。
この猫は全くの初見でしたが、カメラを向けると立ち止まって毛繕いを始めました。
私は何も知りませんよモードですが、どうしようか思案中だったようです。
一瞬こちらの方に向かって歩き始めたものの、ピタッと止まって何かを考えたようで、違う方向へと歩き始めました。
めっちゃ綺麗なキャットウォーク。
めっちゃ逃げるわけでもないから人慣れはしてるっぽいなと思いながら、よく見たら耳がカットされたさくら猫ですね。
チロっと出した舌先が耳と同じような形をしてました。
なかなか可愛らしい猫ですね。
基本的に多少前後すれば広角端が28mmでも困る場面はほぼ無いんですが、やっぱり24mmが使えると便利なのになぁと思う場面はあります。
テレ端が75mmなのでDXにクロップしても112mmなんですよね。
これが24-120mmになるとクロップすれば180mmになるのでトリミングを前提にしなくても済むのは楽だし、何より焦点距離が延びると撮れるものの幅が広がるんですよね。
焦点距離的に被る部分が多いし別にいいかなぁって思ってたけど、F2.8通しの28-75mmとズーム全域で最短撮影距離が35cmの24-120mmだと違う使い方にもなるので、両方持っていてもいいかなぁなんて思ってきたり・・・というか、普通に24-120mmが欲しくなってますw
しかし、24-120mmを買おうと思ったら、また70-180mm f/2.8を買うのが暫く先になるなぁ・・・
とりあえず、来年買いたいレンズにリストアップしておきました。
また追々考えていこう。