めっちゃ唐突ですが初歩的なところというか基本的なお話です。
冬場とか梅雨の頃というのは曇天の日が続きがちだったりします。
そんな時だと普通に写真を撮っていてもあんまりパッとしない感じになりがちだったりするので、カメラのピクチャーコントロールを普段あまり使わないものに変えてみるといいかもしれません。
花なんかを鮮やかに撮るのであればVIVIDや風景というイメージがあったりしますが、普段はあまり使わない物を選択したり、ホワイトバランスを電球にしたりといった事で曇天という現実自体を非現実に持っていく事が出来たりします。
アイキャッチにしている写真(この記事のタイトル上に出ている写真)はニコンZfcのピクチャーコントロール『ピンク』を使ってみました。
自分は月を撮る時にマニュアル露出にして撮っていますが、どうしても白黒に寄ってしまうので色味を出すためにピクチャーコントロール『レッド』を使うことが多いです。
ただ、ピンクに関してはあまり使いどころが無くて使った事が無かったんですが、桜のようなピンクの花に使うと
周囲の色も一気にピンクになるので、なんだか独自の世界観になるなと感じました。
上の写真とこっちはシアン系の色味の物。
ピンクの花がちょっと紫っぽくなってちょっと幻想的な感じになります。
ただ、ちょっと主張が強いかなぁ・・・
という事でこの時は『ピンク』をメインにして撮影していました。
色を変えながら遊んでいるとあっという間に時間が溶けていきますね(´・ω・`)
なんていうか、EVFを覗きながらこの色味をずっと見ていると、無性に桜餅が食べたくなりましたw
和菓子全般好きなんですが、きんつばと桜餅の牙城はなかなか崩れないんですよねぇ・・・
こっちはフィルム調で撮ったもの。
フィルム調というとちょっと色褪せたり色が薄かったりするスタイルのものが多かったりしますが、フジカラーのような赤味がちょっと強いピクチャーコントロールです。
変わったピクチャーコントロールなんかで撮るのはちょっと違うんだよなって方は全然普通系でも問題は無いんですが、この写真のように彩度が高めなので花の色は結構ガッツリと出ますが、やっぱり曇天なのでちょっと後ろの暗さが気になると言えば気になるかなぁって感じになります。
ピクチャーコントロールを選択する時に十字キーの下(調整)を押せばピクチャーコントロールの設定を変更する事が出来るので、彩度をあげてやれば色味を強くする事は出来ます。
あんまりやりすぎるとドギツくなってしまうので注意は必要ですが・・・
薄暗さを解消する為に露出補正を掛けて撮ったものがこちら。
Zfcだったら右肩の露出補正ダイヤルを使うか、露出補正をCにして前後のダイヤルで補正を掛けることが可能になるのでそれを使います。
上の写真で露出補正は+1.3にしています。
こちらの写真は+2まで上げています。
この辺りのさじ加減は正直、自分の好みになってきます。
デジカメを買われたものの、使い方が分からないのでずっとプログラムオートでしか使っていないとか、各メーカーさんがやられているようなフォトスクールに行って勉強されている方でも習った使い方しかしない方が結構多かったりするようなので、なんとなくこんな記事を書いてみました。
フォトスクールで学ぶことも大切ですけど、それを実践できるようになる事の方が大切なので、普段から色々と弄ってみてカメラを使うのが楽しく感じて貰えたらいいなぁなんて思ったりしてます。
・・・書いててどこのカメラ関係者やねんって感じになってるなぁって感じたんですが、中の人は全くカメラ関係とは関係ない仕事なんよね(;´Д`)