ようやく秋らしくなってきた?
だんだんと日毎に過ごしやすい感じになってきました。
ただ、急に暑くなったりという感じなので、秋という感じもあんまりしないんですけどね・・・

そんな今朝はOM SYSTEM OM-5II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを付けて持ち出してみました。
OM-3を買ったらOM-5 Mark IIの出番が少なくなるなんて思われがちかもしれませんが、意外とそうはならないんですよね・・・
個人的にはOM-5 Mark IIは一番使い勝手のいいミラーレスカメラ
ぶっちゃけ性能だけで考えたらAI被写体認識が付いてAPS-Cで値段の安いNikon Z50IIの方が使い勝手がいいという事になると思うんですが、トータルのバランスで考えたら個人的にはOM-5 Mark IIが一番使い勝手のいいミラーレスカメラかなぁと思います。
センサーサイズが小さく暗所に弱いというマイクロフォーサーズの弱点はあるものの、コンパクトなのにボディ内手ブレ補正を搭載していてEVFも搭載。
動画を含めたらまた評価は変わって来るんでしょうが、動画は要所要所で押さえる感じでいいかなぁっていう事であれば全然困りませんし、動体撮影をするなら昔ながらな感じになるけど、静物撮影なら全く困らないので、自分のように日常的なものを撮影する&モニター撮影だと見難いとかピント合わせが厳しくなってきたという人間には本当に最適なんじゃないかなぁと思います。
外付けグリップを付けなくてもちゃんとホールドできるのもポイントだったりします。
ボディがより小さくて安くという事であればOM-D EM-10 Mark IVがあるんですが、価格差はそこまで大きくな&画像処理エンジンがOM-5 Mark IIよりも1世代前なので、バランス的に考えたらOM-5 Mark IIは本当に普段使いに最適だなぁと。
地味にレンズの種類も多いし、レンズ自体もコンパクトなものが多いので、小型のボディを活かしやすいんですよね。
キットレンズも35mm版換算で24-90mmの焦点距離なので、一般的な標準ズームレンズよりもちょっと長い焦点距離になっているので地味に便利だったりします。

45mmで撮った撮って出しですが、やっぱり飛行機は遠いです。
ただ、飛行機周辺を切り出してみると、結構実用的な写りはしているので、意外と広範囲をカバーしてくれたりします。

小三元のF4 PROズームとの組み合わせが秀逸
LUMIX S9などを手放してOM-5 Mark IIを購入したわけですが、その時に所謂「小三元セット」となるF4通しのPROレンズ3本を購入しました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROの3本。
8-25mmは35mm版換算で16-50mmという超便利すぎる広角ズームレンズで、OM-5 Mark IIに付けると少し大きい感じはあるものの、市街地であればほぼレンズ交換の必要が無いというくらいの万能広角ズームで、25mm時にはハーフマクロに近い0.42倍のマクロ性能を持っています。
12-45mmは上でも書いたように24-90mmとなっていて、24-70mmじゃちょっと足りないと感じる部分まで届きますし、ズーム全域でハーフマクロ撮影が出来るのでめっちゃ万能性の高いレンズになっています。
最後の40-150mmは80-300mmの望遠ズームなんですが、ズーム全域で最短撮影距離が70cmというめっちゃ寄れるズームレンズになっています。テレ端側で0.41倍のマクロ性能となっています。
暗所性能の低さを考えるとF2.8通しのレンズの方が好まれると思うんですが、マクロ性能や使い勝手、価格といったバランスを考えたらF4 PROシリーズも十分すぎるくらいに優秀なんですよね。
コンパクトで手軽なのは12-45mmなんですが、スナップ用途であれば8-25mmでも問題ないので、どっちのレンズを付けて行こうかってのが悩ましい時があったりします。
便利ズームでのスナップは色々と楽
超軽快にスナップするのであればM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8IIを付けて行けばいいんですが、単焦点レンズの場合は「足で稼ぐ」必要があるわけです。
寄って撮るか引いて撮るか、自分で移動するしかないんですが、私有地だとかフェンスがあるとかで意外と寄れない場所って多いんですよね・・・
その点、便利ズームの場合は遠ければズームイン、近ければズームアウトという使い方が出来るので、結構色んな場所で撮影が可能になります。

歩きながらでも撮れますしね。
地味に被写体があまりない時でもズームで寄れば被写体になるものもあったりしますしね。

ハーフマクロで寄せて撮って一回りくらいトリミングしても、かなりしっかり写るので違和感もなかったりします。

花なんかだとどうしても綺麗じゃない場所が一緒に入ってしまったりする事も多いので、トリミングしても問題ないくらい写ってくれていると選択肢が増えますしね。
今年はなかなか咲かなかったキンモクセイの花もようやく蕾が開きそうな感じになってきていました。

流石に11月になったら朝から写真を撮り歩いても大丈夫な感じの気温になりそうですね。
まとめ
OM-5 Mark IIってアートフィルターなんかも搭載されているので、色味を変えて遊んだりといった事も出来るので、AI被写体認識AFが搭載されていたら本当に最高レベルの普段使いカメラになったんじゃないかなぁと思います。
OM-3を買った後はピクチャープロファイルコントロールがあるのでOM-5 Mark IIの出番は低くなるかなぁと思ったんですが、他のカメラを使うほどにOM-5 Mark IIってやっぱりコンパクトでいいカメラだなと感じます。
とりあえず、LUMIX G 14mm F2.5IIなんかを付ければコンデジ感覚で持ち歩けますし、無目的な場合とかには邪魔になりすぎないので本当に普段使いに最適なカメラだと思います。
