昨日、伏見からの帰りにいつものカメラ屋に寄って、中古の10ピンターミナルのZ9で使用可能なリモートケーブルMC-36を買ってきました。
現在はMC-36Aという後継品が出ています。
違いはターミナルのロックダイヤル部分が一回り大きくなっていて着脱がしやすくなっていることくらいでしょうか。
別に使用上はなんら問題はないので、安いしいいかなと。
純正に拘らなければロワジャパンの互換品でもいいんじゃないでしょうか。
使用には単4電池2本が必要ですが、ON/OFFスイッチはありません。
なので、使用しない場合は電池を抜いておく方がいいでしょう。
電池が切れても写真したの方のレリーズボタンは使用できるので、緊急時でも大丈夫。
操作に関してはややこしそうだけど、操作は意外と簡単でした。
セットボタン&カーソルで色々と設定を変えられます。
リモコンの設定だけではなく、カメラ本体の方もMモードにしてからシャッター速度をbulbにする必要があります。
・ディレイ
撮影開始までの時間設定。0秒〜99時間59分59秒まで設定可能
・ロング(露光時間)
0秒〜99時間59分59秒まで設定可能
・インターバル
1秒〜99時間59分59秒まで設定可能
・N(撮影回数)
1〜399回まで、もしくは[--]で無限界に設定が可能
という事で、これらを組み合わせる事で色々と手軽に撮影が行えます。
例えば、ディレイ時間を5秒、露光時間を5秒、インターバルを10秒、撮影回数を5回に設定した場合だと
START/STOPボタンを押してから5秒後に撮影が開始されます。
5秒間のバルブ撮影を行った後、5秒間の間隔を開けた後に2回目の撮影が行われます。
インターバルが10秒なのに5秒?と思われるかもしれませんが、ディレイ時間の直後がインターバル時間となります。
なので、その10秒のうち5秒間を撮影に使うので、5秒後に2回目が撮影されるというわけです。
ということで、なんか普通によく使うような感じで露光時間を10秒、回数を1回の単発撮影に設定してみました
とりあえず、バルブでISO64にしてますが、10秒だと確実に真っ白になるのでF値を最小の22に設定しています。
で、この状態からSTARTボタンで撮影した状態が以下の動画です。
まぁ赤道儀とかもないのでどこまでの長秒露光をするかはアレですが、今まではレリーズを切ってから頭の中で数を数えたり、スマホのストップウォッチアプリを使っていたので、確実に楽になるなと思いました。
もう数えんでもええんやでw
という事で、欲しいなと思いながらもまた今度でいいやと先延ばしにしていたリモートレリーズを購入したお話でした。
ロワジャパンの互換品はMC-36互換の10ピンタイプだけではなく、Z6IIなんかでも使えるMC-DC2タイプのものや他のメーカー向けのものもあるので、使いやすそうと感じたらそちらを選ぶのも一つの方法かと思います。
純正の方は1.5万くらいするんですが、安心感優先なら純正で。