マクロで寄れるのは35-105mmの方ですが、普段使いのサイズとしてはFTZIIを含めても大きくなくて丁度いい感じですしね。
とにかく自分のような花も撮るけど、他にも色々と撮るような人間からしたら全域でマクロが使えて、ある程度の焦点距離がカバーできるのは本当に便利。
唯一の欠点があるとすれば、MFなので風で被写体が前後に揺れたり、自分が少し揺れたらピントを外す事でしょうかね・・・
まぁ古いレンズはカメラのボディ内モーターでレンズのAF動作をさせているので、FTZIIなんかじゃAF動作をさせる事が出来ないのは仕方がないんですけどね(´・ω・`)
もしニコンがボディ内モーター相当の機能を内蔵した新型のFTZなんかを出してくれて、AI AF NIKKORでもAFが出来るようになれば、二束三文な扱いのレンズの中でも評価が爆上がりになりそうなレンズは出てきそうなんですけど、そんな可能性はほぼ無いでしょうね。
ミラーレス化して高画質なのはいいんだけど、標準ズームとしてはデカすぎるレンズが多いから、もうちょっとコンパクトなやつがやっぱりほしいなと思うわけです。
写りはそれなりでいいので、35-70mmか35-105mmをほぼそのままのサイズ&機能でZマウント化してくれないかなぁ・・・って思ったりもするんだけど、それならNIKKOR Z 24-70mm f/4Sがあればいいじゃないっていう、デジャヴみたいな話になってしまうわけで・・・(;´Д`)
買ったら買ったでAFも使えて寄れてで、35-70mmの上位互換な感じになるんでしょうけど、なんかときめかないんだよなぁ・・・
生活とか諸々に余裕があったらまた違う感想なのかもしれないけど。
そんな感じで、今日も今日とて雨上がりで蒸し暑くて湿度が劇高なせいで息苦しさを感じながらも、マクロモードで色々と撮ってました。
体の前後揺れと戦いながら撮ってますが、ある種不便な方が楽しさは感じるんですよね。
そういった不便さを楽しいと感じる部分がフィルムカメラの人気の一つなんだろうなと思ったりもするわけです。
圧倒的に大多数は高解像度だなんだってのを求めてるので、ゴーストやフレアが出たり、柔らかい描写や癖のある感じのレンズを出したり、解像感の高すぎない普通のレンズを作ったりするのは、今の時代だとメーカー的にはかなりしんどいので求めるのも酷なのかもしれませんが、コシナがMマウントでシングルコートのレンズを出してたり、わざわざペンタックスがFA 50mm f/1.4 classicなんて個性派なレンズを出したりしたのもそういった方向性の要望があるってのを理解してるからでしょうね。
中華レンズも中途半端な優等生じゃなくてもっと尖った感じで出してくれたら完全に別ジャンルとして確立できると思うんですけどね・・・
なんだかんだと話がふらふらしてますが、35-70mmに話を戻して。
レンズ的には特徴が無いといえば特徴が無いんですけど、変に破綻した部分もないので普段使いとしては本当に使いやすいですね。
ズームやマクロモードで多少レンズが少し伸びますけど、使用時にめっちゃ出てくる沈胴レンズ以下なのも使い勝手の良さだったりします。
それなりに通常使用できるくらいの状態であれば、¥3,000~¥5,000くらいで買えちゃうレンズなので、費用対効果というかコスパは本当に高いと思います。
AFは必要ないのでFTZIIじゃなくて安価なNIKON FーNIKON Zマウントアダプターで十分ですしね。