ここ最近は出掛ける時の利便性とかを考えて、Nikon Z30やSONY α6700を持ち出す事が多くなっているんですが、Leica LUXアプリを使った事もあって、久しぶりにLeica M10-R BlackPaintを持ち出してみました。
レンズは少し迷ったんですが、ズマールにしてみました。
今となっては手持ちで唯一となってしまった50mmのMマウントレンズですが、山崎光学写真レンズ研究所で研磨してもらった所謂「山崎ズマール」なので、めっちゃよく写るんですよね・・・
ズマールといえばレンズが曇り易くてもやったような写真が撮れるので人気があったりするようですが、山崎光学さんで磨いてもらったズマールはレトロ感を残しながらもシッカリ写せるので、かなり気に入っているレンズなんですよね。
他にも50mmのレンズが欲しいとは思うんですが、なかなか踏み切れないのはズマールがいい感じだからというのもあったりします。
周ノクチも気になるんですが高価だし、現実的に買うとしたらMR.DINGのNoxlux DG 50mm F1.1 E58 II(約7万円)とかかなぁ・・・なんて思うんですが、難しいですね。
普段は彩度だけを「高」にして、コントラストとシャープネスは標準なんですが、今回は彩度とコントラストを「高」に設定してみました。
なかなかにこってりしてます。
ボケッとしていてフードを忘れてきたので、ちょっと日差しが強い方に向けると淡い感じになります。
今時のレンズだったら見た目重視でフードなんて要らねぇって人も多いと思うんですが、こういったレンズを使うとフードって大切だなと思います。
ズマールの事ばかり書いていますが、久しぶりにライカM10-Rを使ってみたら、やっぱりいいですよ。
ミラーレスのようにピーキングを使うわけでもなく、レンジファインダーによる完全目視のピント合わせ。
のんびりと自分でピントを合わせながらシャッターを切る動作。
これってなかなかに至福な時間だったりするんですよね。
一眼レフでも目視でピント合わせは出来るんですが、ミラーの跳ね上がりなどもなくスッとシャッターが切れる気持ちよさは、やっぱり特別だなと思います。
どうしても手軽さを優先して、カメラを向けてパッとシャッターを押すだけという風になりがちですが、こういった自己満足がやっぱり大切だったりするなと改めて感じました。
たまに撮っていた廃工場も解体されて、何もない更地になっていました。
古い家屋が多い場所なので、他にも3か所くらいが更地になっていて、時代の移り変わりを感じますね。
猫がいる場所も古い家屋のエリアなので、立て直しになったら地域猫もどこかに行ってしまうのかなぁ・・・
こういった細い路地とかを撮ってみようかなと思うのはライカの時が多いかなぁ
ミラーレスで撮るにしてもズームレンズよりも単焦点の時だったりするので、なんとなくそういったスイッチが自分にはあるのかもしれません。
少し前に使った時はレンジファインダーで全然ピント合わせが出来なくなっていて、そろそろ限界かなぁって思っていたんですが、今朝使ってみたら全然そんな事もありませんでした。
今時のカメラだったらピントが合うのは当たり前なんでしょうけど、レンジファインダーでピントを合わせて撮った写真でピントがバッチリ合っていたら気持ちいいし、その日の体調的なものまで分かってしまうという、ある意味で稀有なカメラなのかもしれませんw
今年も半分近く過ぎてますけど、ぼちぼちとM10-Rも持ち出して写真を撮っていきたいなと思いました。