LUMIX S9を買ってから色々と試しているんですが、リアルタイムLUTなどでかなりクリエイティブな印象があるかと思うんですが、デフォルトの状態だとカラーに関してはシンプルな感じがします。
カラー:スタンダード / ヴィヴィッド / ナチュラル / L.クラシックネオ / フラット / 風景 / 人物
モノクロ:モノクローム / L.モノクローム / L.モノクロームD / L.モノクロームS /LEICAモノクローム/
他にはシネライクなどの系統が7種類と自作したフォトスタイルをMY PHOTO STYLEに登録する事が出来るので、実際にはかなり種類は多いんですが、写真で使おうと思うと派手目な色合いのものが無いなという気がするんですよ。
実際には派手目なものも存在しているんですが、フォトスタイルではなくて『フィルター』として存在しているので、位置付け的には別扱い。
メニューのフィルター効果をONにして、ポップ / レトロ / オールドデイズ / ハイキー / ローキー / セピア / クロスプロセス / ブリーチバイパスから選択するという形になっています。
Qメニューに登録するとかしてしまえば呼び出しは簡素化されますが、手間になるのは間違いないので、LUMIX LabアプリでVividで撮影した写真をベースにしてちょっと派手目な感じのPOP調のLUTを作ったりしています。
これが普通にフォトスタイル:Vividで撮影した百日紅の花。
風に揺れてピントもくそもありませんが、色調整用の写真なので(;´Д`)
こちらがPOP調にカスタマイズしたもの。
元々の色と比べたら赤系と黄色系を強調していて、青系は控えめに上げています。
全体的に上げているんですが、意外と緑になると強く出過ぎたりするのでm青はちょっと加減している感じです。
一方、こちらは赤が渋くなるような感じに調整したもので、かなり百日紅の花の色がくすんだ感じになっています。
他のカメラだとこういった感じにしようとすると他の色も引っ張られちゃうので全然できなかったんですよね・・・
梅雨時で全然サンプル的に使える写真が撮れていないのでまだまだ調整が必要ですね。
スタンダードで撮影した後、LUMIX LabアプリでPOP調のLUTを当てたもの。
雨の日の薄暗い中で撮った写真だと、Vividでもちょっと暗めになるので、明るめでちょうどいい感じになります。
こっちは渋い感じのLUTを当てたもの。
明るめの状態でポップ調のLUTを当てるとかなり明るくなりすぎてしまうので、しっとり感もあって丁度いいんじゃないでしょうか。
こちらもPOP調のLUT
こっちは渋い方のLUT
やはり鮮やかな系統の色味の写真はPOP調で、あまり派手ではないものは渋めという感じの方を使う方がバランスがいいような気がしますね。
いつものサビ猫。
こちらはPOP調も渋めも当てると違和感があったので、撮影した時のVividのままです。
曇天で遠距離なのでハイブリッドズームをONにして570mm相当で撮影していますが、ISO-10000になってたので流石にノイズ感が出ていますね。
とはいえ、普通に使うには十分OKなんじゃないでしょうか。
しかし、色々と弄っていくと沼にずぶずぶとハマっていくような感じがしますね(;´Д`)
明日は晴れるようなので、ちょっとカラフルなものを撮影してフォトスタイルを弄るためのベース写真にしたいところですね。