月曜に届いたDENON Perl Proですが、付属している純正のイヤーピースでも全然問題ないんじゃ無いかなぁと思いながらも、自分には装着じのストライクゾーンが狭すぎるなぁと思っていました。
なんかこうしっくりくる感じの位置に持っていくとスコッと抜けてしまうというか、他のイヤホンの感覚と実際の定位置が違うような状態だったわけです。
で、他の買い物のついでにイヤーピースも買ってみました。
購入したのはビクターのスパイラルドット・プロです。
家のどこかにあったはずと思いながらも結局見つからなかったので・・・orz
スパイラルドットは++とか色々ありましたけど、なんとなくw
1800円くらいなので++に比べるとまだ安いですしね。
めっちゃ撮りにくいんだけど、内部にモールドが確認できます。
スパイラルドットにするか他のものにするかは正直『お好みで』なんですが、Perl Proの形状的に本体を耳にはめてホールドするというよりもイヤーピースで固定する割合の方が高く感じるので、丼をひっくり返したようなTWS向けのイヤーピースよりも球状の底をカットしたようなイヤーピースの方が安定するなと思いました。
パーソナライズ開始時にイヤーピースが自分に合っているかを計測するんですが、純正の時よりもSpiral Dot Proの方がチェック通過が早かったです。
紙箱の中には説明書と紙袋に入ったSpiral Dot Proが4つ入っています。
2つはもうPerl Proに装着してしまったので写真には2つしか写っていませんが、同サイズのものが2ペアの4つ入っています。
イヤーピースとかイヤホンのケーブルなんか変えて音が変わると思うのは気のせいなんていう方もいますけど、Perl Proだと面白いくらいにイヤーピースで音が変わるってのがよく分かるんですよね。
上の画像が純正のイヤーピースでパーソナライズした時のデータです。
何度か繰り返してパーソナライズをしても、飛び出す位置がほんの少しだけズレたりはしますが、誤差範囲なので測定時の傾向は変わりません。
しかし、Spiral Dot Proに変えてパーソナライズすると下図のようになりました。
時計の12時位置を起点にして低音ー高音という測定で、丸い円より飛び出しているところがよく聞こえている音域になります。
純正のイヤーピースだと中高域はよく聞こえていますが、それ以外はどちらもほぼ円内で低音なんかも標準的なものでした。
しかし、Spiral Dot Proにして計測してみると、色も濃くなって低音部分も円より飛び出していているのがわかります。
データをみると中高域の突出部分が若干ですが低域側に寄っていますが、純正に比べるとかなり聞こえやすくなりました。
自分が購入したのはLサイズですが、ちょうどいい感じで自分の感覚との違和感もなく装着できるようになりました。
色々と試せば聞いている曲ごとに合うイヤーピースなんかもあったりするんでしょうけど、また沼にハマりそうだし、装着時の位置の微調整だけが難点だったので、Spiral Dot Pro固定でいいかなぁなんて思いました。