昨日の帰りと今朝にX halfを使って色々と試してみました。
正直、昔X-T2を使っていた時に比べると色々と増えていて、どのフィルムシミュレーションが好みなのか自分でも全く分からないので適当に変えていって撮ってます。

リストストラップに付けたX halfを持って歩きながら撮った写真。
フィルムシミュレーション:クラシックネガ
完全にノーファインダーなので水平も上下も関係ないけど、こういったのも面白いかなと。
何気に日付が入っているのって邪魔に感じる事もあるんですが、色々やってるといつ撮ったのかをプロパティで確認しないと分からなかったりするので、パッと見で分かるのは結構便利ですね。
若い世代にはどうなのか分からないけど、遊びに行った時に日付が入ってると後から見た時に色々と付随して思い出したりするんですよね。
西日が差している尼崎城に自分の影を入れて撮りました。
これもフィルムシミュレーション:クラシックネガ
X halfのレンズって微妙そうな感じなのに、右上にガッツリと夕日が入るように撮ってもゴーストやフレアが出なくて結構優秀でした。

傘を持ってたので傘を振り上げて変なポーズの影にして撮ろうかと思ったけど、なんか意外と通行人がいたのでやめましたw
フィルター:ライトリーク
光線漏れを表現するフィルターなんですが、光の入り方はランダム。
何パターンあるのか分かりませんが撮影した時と入り方がガッチリと噛み合ったら楽しいフィルターです。

光線漏れのエフェクトが入るものの、元の写真はキッチリと写るので、クラシック系のようなレトロなフィルムシミュレーションと組み合わせて反映できるようになったら、もっと雰囲気が出るのになぁ・・・なんて思いました。

グレイン・エフェクトをONにして撮ってみた写真。
フィルムシミュレーション:ACROS+Rフィルター
強度:弱で粒度:大に設定しているんですが、思った以上にザラザラ感が強く出ますね。

やるなら粒度も弱でいいかな。
案外グレイン・エフェクトをONにしてライトリークで撮るといいのかもしれないです。
フィルムシミュレーション:クラシックネガにグレイン・エフェクトを加えたもの。

やっぱり粒度が強すぎてザラザラを通り越してちょっと汚い感じになってしまいましたが、冒頭のクラシックネガに比べるとグレイン・エフェクトを追加した事で明らかにフィルム感は増してます。
フィルター:魚眼

フィルター効果で魚眼レンズ風の写真になるんですが、あくまでも『風』
まぁこういったのもあるよって感じですね。
フィルター:ミラー
結構面白いのがこのミラーフィルターで、ハーフサイズをうまく活かしたフィルターだと思います。
恐らく1枚目の写真をそのまま反転して2in1撮影、出力時に縦アングルになっているんだと思います。

運河の所で撮影したんですが、鏡面世界風になってます。
別にどこでもこんな風に出来てしまうんですけどね。
X halfは通常の持ち方で縦アングルになるので、カメラを縦に構える事で横アングルで撮影する事が出来ます。
それを活かしてミラーフィルターを使えば、1本の階段しかない場所が分岐階段っぽく撮れたりします。

色々できてめっちゃ楽しいです。
場所によっては万華鏡みたいなのも撮れそうですね。
これもクラシックネガ。
色々撮ってみたけどチョイスするのがクラシックネガが多いという事は、自分は結構クラシックネガが好きなのかもしれない。
めっちゃいい天気で木の影がハッキリと出ていたので影だけを撮ってみました。

なんかコンデジが人気になるのが分かるくらいに手軽に楽しめますね。
普段のデジイチだと色々と考えてしまって撮影枚数が少なくなってしまいがちなんですが、X halfだと結構気になったものを直ぐに撮って行ってます。
気が付いたらこんなに撮ってたっけ?って感じ。
流石にエフェクトとかが入る関係で、撮影後のラグがちょっと長い感じがしますが、コンパクトさと熱の処理問題を考えたら妥当な線かなという気がします。
通常ラインのXシリーズと比べたら処理がかなり遅いんでしょうけど、X halfが「快適さを備えた高級コンデジ」ではなく「高級トイカメラ」というのが購入前の印象だったからだと思います。
ま、何にしても現状では唯一無二のカメラだと思いますし、サイズもRollei35に通じるコンパクトさなので、ずっと欲しかったサイズ感のコンデジなので、使用感も併せてかなり満足しています。
色々とカメラが増えたりしたけど、息抜きしたい時にはX halfで十分かなと思います。