今日はとある理由からNikon Z50IIにETZ21PROにTAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXDを付けて持ち出しました。
35mm版換算で135mmになるので結構な望遠感が出るんですが、マクロレンズなので微妙な距離感からめっちゃ大きく撮れます。

風が強くて花の形が変わるくらいになってますが、蕊の部分にはしっかりとピントが合ってます。
しかし、暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、今朝は起きたら結構涼しい朝でしたね。
心地よい風も吹いてはいるものの、風が天敵なマクロ撮影においてはなかなか厳しい状態。

小さい花がシッカリ写せるけど、小さいだけに風で揺れまくってなかなか撮れないという・・・(;´Д`)
SONY Eマウントのものを電子マウントアダプターのETZ21PROで動かしているわけですが、α7CRの方にはボディ内手ブレ補正があるのであんまり気にせず撮れるんだけど、ニコンのDX機にはボディ内手ブレ補正が搭載されておらず、TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXDにもレンズ内手ブレ補正もないので、換算135mmになってくると50mmのレンズよりも気を使う必要があります。

まぁAF-Cにしてやれば多少の風でもカバーできるので、本当にしっかりと止まって撮れば全く問題は無いかなという感じではあります。
写真で見て初めて花の中に蜘蛛がいるのに気が付きました。
シッカリ止まって撮らないとッていうのは手ブレ補正の関係もあるんですが、AFの速度が爆速ってわけではないので意外とフォーカスに時間がかかる感じがします。
確実にNIKKOR Z MC 50mm f/2.8よりも遅いので、歩きながらスナップ用に使うとか、雑な感じでとりあえず撮っておくかという感じには使いにくいかなと・・・

しかしまぁマクロも使える望遠レンズとして考えたら全然アリですね。
立ったまま足元に伸びていた蔓から生えた葉っぱを撮ってみました。

緑の濃淡が結構綺麗だと思ったんですが、真っ直ぐ撮ってもちょっと違う感じがしたので少しだけ斜めにアングルを変えてます。
少しだけ絞ってF3.2。

結構パキッと写ってますね。
いつもの場所から電車を撮ってみると、流石に換算135mmになるとこの大きさ。

まぁ通勤中の撮影とかなら兎も角、普通に撮影に行くなら他のレンズも持っていくので、こういったシチュエーションはあんまりないかな。
なんだかんだで距離も稼げるし、寄れる場所なら結構ボケるしで十分にZ50IIでのマクロ撮影用としても使えるなと思いました。

元々、100mmクラスのマクロレンズも欲しかったわけですし、ETZ21PROと組み合わせてZマウント用のマクロレンズとして使っていくのもいいんじゃないかなと。
Z50IIで使用する場合の注意点としてはAFが遅め(今ならETZ21PROを使わなくてもZマウント版が発売されているのでZマウント版だとAF速度が普通なのかもしれません)た点と、しっかりと構えて撮るという基本的な部分でしょうか。
ま、最大の難点としては「Nikon DX機のバッテリー残量表示があてにならない」という点かもしれませんが・・・(´・ω・`)
何度もローバッテリーで赤点滅になったんですが、電源を入れ直すとバッテリー残量が2に戻るという感じなので、バッテリー自体が本当に少なくなっているという状態でもなかったりするんですよね・・・
別にETZ21PROが原因でもなくて、純正のDX用レンズを使っていてもそんな感じ(特にAF-Cにすると顕著に出る)だし、Z50IIに限らずZfcでもZ30でも同じだったので、本当にニコンさんにはもう少しバッテリー管理周りを強化してほしいなと思います。
因みに、冒頭で書いた「とある事情」に関してですが、流石にM.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PROを買うには金銭的に厳しいので、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8とか14-30mm等、色々と下取りに出そうかなと思っているからだったりします。
広角は16mmスタートでも問題なさそうだし、どうしてもだったらより広角なLAOWAの10㎜を買うとか安価でコンパクトなVILTROXの14㎜ F4.0辺りをそのうち買えばいいかなとも思いますし。
ま、いつそんなレンズを買えるようになるのかはわかりませんけどね(;´Д`)