注文していると言っていた最後のアイテム、NIKON FTZ IIを受け取ってきました。
昨日は荷物の受け取りやら何やらで動けなかったので今日行ってきたんですが、くっそ寒いし人多いしで頑張って朝に行けば良かったと後悔したり(´・ω・`)
とりあえず外箱はいつもの感じでした。
本体はZ 40mm F2の4/5くらいの長さでした。
FTZで付いていた三脚座がなくなったのでとても着脱が楽になりました。
FTZ IIだけをつけた状態。
え?Fマウントってこんなに長かったの!?って思うのと同時に、Z28/2.8とか40/2をつけた状態で普通にレンズ大きいじゃんって思ってたけど、Fマウントで考えたらボディーキャップレンズ相当の厚みになるという事実にちょっとした驚愕を受けました。
ボディが薄くなってる事で感覚が狂っちゃってるというかそっち基準になっちゃってるんですね・・・慣れって怖いわ〜
本来ならFTZ IIなのでFマウントのレンズでのフォーカス速度とかそういったのをブログにする所なんですが、そんな当たり前はつまらない!!
・・・・嘘です、ごめんなさい。過去にDFからマウント変更した際にFマウントレンズは全て処分しちゃっているのと、Fマウントで欲しいレンズが買える余裕がないこと、このためだけにAFレンズを買うのも無駄以外の何物でもなかったので、相方がニコンF3用に所持しているMFレンズを取り付けてテスト撮影を行いました。
レンズは自分はほぼ使ったことがないAI ZOOM-NIKKOR 43-86mm F3.5を使ってみました。
AI ZOOM-NIKKOR 43-86mm F3.5って明るいわけでもない凡庸なスペックのレンズで、一昔前なら8千円も出せばかなり状態の良いものが買えたりしてたんですが、今はどうなんでしょうね?
相方曰く、「味のある写真が撮れるレンズ」だったそうです。
このズームですが、今時のズームリングを回すと焦点距離が変わったり、鏡筒が伸びてきたりするようなものではないんです。
これが43mmの状態
グッとそのまま前に引っ張ると焦点距離が変わります。
これが86mmの状態。
間に50/60/70の刻みがあるのでそれを目安にするもよし、適当に使うもよし。
最短のメモリを見て貰えば分かるように全く寄れません。
指標があるので目測もできなくはないですが、面倒かな・・・
以下の写真を見ていただければわかりますが、基本的にコントラストが低めに写ります。(フィルムに比べたらかなり普通な感じなようですが)
ただ、モノクロにした時にはいい塩梅の色になってくれてる感じなのでモノクロメインのレンズにするのもいいのかも知れません。
ツリーの色を出すためにピクチャーコントロール:VIVIDに設定。
開放だとちょっとポヤっとした感じになったりしますが、1段絞ってF5.6にするとかなりマシになります。
上から人工雪が降ってたので、何となくそれっぽい感じの仕上げ(ピクチャーコントロールをポートレート)にしました
F3.5で寄れないというレンズなので、正直ボケに関してはほぼ期待するのは無理じゃないかと思います。
それと湾曲とか流れとかがあるとは思うんですが、撮ってた写真のせいかあんまり歪んでるのが気になる部分は少なかったです。
今時のレンズはシャープな写りをするので、コントラストが低めで写りも緩めなという反対路線のオールドレンズという感じですが、今だとこの緩めな感じが丁度いい優しさにも感じるので、今時でも数千円で買えるのであればAI ZOOM-NIKKOR 43-86mm F3.5は十分に遊べるレンズなんじゃないかなと思いました。
はよAFレンズも欲しいけど、暫くはじーっと我慢やね。