Z30を買ってから時々手ブレ補正の無いレンズを付けたりはしてるんですが、何気にマクロレンズは初使用。
一応動画と写真と両方で試してみました。
写真を撮るなら問題なし
TTArtisan 50mm f2を使った時もそうでしたが、写真で使う分にはそこまで気を使わなくてもいいかなって感じですね。
流石に電子手ブレ補正も効かないので歩きながら撮ったりするとブレますが、止まってちゃんと撮るなら大丈夫。
これらは昨日の朝、めっちゃ風が強い中で撮ったものですが、普段のAF-S、シングルポイントではなく、エリア、ターゲットAFにしておけば風が吹いてても結構粘って撮れます。
流石に強風になると歩留まりは悪くなるでしょうけど・・・
因みに今回の写真は全てJpeg撮って出しで補正も何もしてません。
DXセンサー(APS-C)なので焦点距離はフルサイズ換算で75mmの中望遠になりますが、マイクロレンズで解像感があるので当たり前のように通常のスナップ的な写真だって問題なく撮れます。
なんなら今までのマイクロと言えば55mm(デジタルになってからは60mm/APS-C用は40mm)だったので、ごく普通の標準レンズと同じ焦点距離になったお陰で今まで以上に標準レンズとして扱いやすくなってます。
・・・っつーても中望遠になるんですけどねw
マクロ撮影でも特に変わる事は無いんですが、ちょっと風が吹いてしまうとマクロで寄ってる分だけピント位置がズレます。
Z30だからどうこうって事ではなく、本当に風は天敵ですね(´・ω・`)
風さえなければボディ内手ブレ補正の無いDX機でも全く問題は無いでしょう。
動画で使うのは立ち止まって撮るなら問題なし
動画の時は電子手ブレ補正が使えるから大丈夫って思われるかもしれませんが、デジカメの電子手ブレ補正ってVlog的な歩いて撮るのには向いてないというか、立ち止まって微ブレを防ぐのに対して最大限効果を発揮するっぽいんですよね。
なので、画角が狭くなる事もあってMC 50mmを付けて歩きながら撮ると余計に揺れ幅が大きく感じて大惨事になってきます。
とはいえ、フルサイズ換算で75mmという狭い画角でVlog的な歩いて撮るような事をするかと言えば「あまり現実的ではない」と思うので、このあたりは考えなくてもいいんじゃないでしょうか。(一応歩きながらも撮りましたが、画角が狭くて目的と用途があってないと感じました。)
そういった使い方を排除するのであれば、立ち止まってシッカリと固定(両手と首からのストラップで3点支持とか)すれば電子手ブレ補正のお陰でちゃんと撮れまるので全然問題は無いかなって思いました。
・・・・風が吹いたらどないしようもないですけどw
動画の方がどんな感じなのかは今日の夕方18:30に予約配信を掛けているYouTubeで確認できますので、興味がある方は見ていただければと思います。
まとめ
手ブレ補正の搭載されているMC 105mm VR Sの方が人気が高くて50mmマイクロはSラインじゃないしVRも搭載されていないし、ニコン伝統の55mmでもないのでちょっと不人気感があるんですが、実際に使ってみるとFX機では全然問題ないし、DX用として買うにしても手ブレ補正が無いからってのは写真を撮る限りはそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
Z30に付けてもコンパクトだし、まだ手頃な価格だしね。
動画もちゃんと止まってしっかり固定して撮れば問題ないので、もしZ30なんかのDX機でマクロ撮影したいけど手ブレ補正の事がネックになっているのであれば、そこは気にしなくても大丈夫だと思いますよ。
実際にどうか気になる方は量販店の店頭なんかで試してみられるといいかもしれません。マクロだから展示されているカメラとか撮ればいいですし。
蛇足になりますが、実際に試してみようかと思って家電量販店に行った時に、そのままでは組み合わせられないような場所にボディとレンズが配置されていたら諦めずに、近くの店員さんに「Z30でMC 50mmを試してみたい」って感じで相談すれば組み合わせてくれたりするので、購入を検討している場合は上手く活用させてもらうといいと思いますよ。
メーカーのショールームなんかも減って、実際に試せる場所もなかなかなくなってきてるしね。