色々と街中では写真の取り難い世の中になってしまいましたが、元々は観光地でなくてもそこらへんでスナップを撮るのが好きだったんですよ。
別に人様に見せるとかそういうのは関係なくて、単純に後になって見返したときに「あぁこんな景色だったなぁ」って思う事も多いので、余計にそういったのを撮ることが多かったんだと思います。
そんなスナップ向きのカメラってのは人によって様々だとは思うんですが
ポケットからサッと出せてチャッと撮れるコンパクトさが主体のGR IIIとか
コンパクトながら意外としっかり撮れるPEN E-P7もスナップにはいいカメラでした。
ミラーレスがどんどん小型化してきて、コンパクトさは薄れてきた感はありますが、レンジファインダーを覗きながら景色を刻む感じのM型ライカは撮影感としては最高のスナップカメラだと思ってます。
レンズの大きさで考えたらAPS-CのZfcやZ30、Z6II辺りで使う方が携帯性は確実に上がります。
ただね、そんな事をしても面白くない。
っていうか、携帯性は上がるけど、持ち運びだけを考えるならDX 16-50mmでも変わらないんですよ。
じゃ、Z6IIってなるけど、被写体認識が少ないので何かの時にパッと撮るのには向いてない。
いや、向いてなくはないけど、気軽に撮るなら煩雑な操作はよろしくないわけです。
そこでZ9です。
で、パンケーキレンズなNIKKOR Z 26mm f2.8を装着したNikon Z9。
流石にフラッグシップなので重量級ですが、レンズが軽いのでほぼ本体だけをを持ち歩いてる感覚です。
被写体検出を乗り物にしておけば、追い抜いていく自転車なんかもシャッターを切るだけで撮れます。
今までだとちょっと難しかった事が手軽に出来てしまうので、無駄に自転車を撮ってしまうw
車なんかも当然余裕。
画角が広いので、感覚さえ掴めばノーファインダーでも十分に撮れますね。
寄れるからいつも通りの花の写真なんかも余裕です。
珍しくピクチャーコントロールをスタンダードにしてみました。
鮮やかさはないけど、背面液晶で見るとまんまこんな色。
ちょっと前に大量の蕾が出来ていたやつも花を咲かせ始めました。
咲き始めても「こんなの咲いてたっけ?」って感じるくらいに記憶にない(;´Д`)
かなりいやらしい感じで逆光。
やっぱりフィルターの影響でゴーストが出てます。
これだけしか出てないのはレンズ自体がかなり優秀ですね。
多分フィルターを外したらゴーストは消えると思います。
「Z9で何撮ってんの?」と突っ込まれそうな写真だけど、こういうのが好きなんですよ。
という事で、NIKKOR Z 26mm F2.8を買った事でZ9がある意味最強のスナップシューターになりました。
流石に猫とかに遭遇しても小さくしか撮れないと思いますが、基本的に真面目に撮影をしようという時にしか持ち出さなかったZ9を、普段から気軽に持ち出せるようになるのはかなり大きいです。
ま、トータルで考えたら決して軽くはないんですけどね(´・ω・`)