長谷寺を後にして、バスに乗って室生寺方面へ。
室生寺にいく前に龍穴神社に寄りました。
境内には「連理の杉(夫婦杉)」と言われる根元が繋がった2本の杉があり、縁結びのパワースポットとなっています。
ご覧の通りに繋がってるんですが、ものすごく立派な杉がたくさん生えています。
荒々しいまでに無骨な杉の表面。
拝殿を見ると厳かな雰囲気が漂っています。
この室生龍穴神社の歴史は室生寺よりも古く、ご祭神は水の神様である「高龗神(たかおかのかみ)」となっており、龍神様と同じであるとされています。
しかしながら拝殿には「善女龍王社(ぜんにょりゅうおう)」となっており、「高龗神」が祀られる以前から「善女龍王」を祀っているそうです。
善女龍王は雨乞いの対象である龍王のうちの一尊との事。
境内の杉林を見上げながら写真を撮っていると、神々しいくらいの日差しが入って来ました。
龍穴神社を出たら、山上にある「吉祥龍穴」へ向かいます。
吉祥龍穴は龍穴神社かや約1kmほど山を登った場所にある神社のご神体。
室生川沿いにはまだ藤の花が咲いていました。
ピークが早すぎてあんまり撮る機会が無かったのでよかったかな。
川沿いの道路から舗装された山道に入りますが、普通に登山w
普通に切り立った岩場とか、地震があったら剥がれて来そうな岩とかが普通にあります。
落石注意も頷けますね。
それなりに登って行ったところに天の岩戸がありました。
岩が割れて間に空間ができてます。
天の岩戸まで来たら、もう数分で龍穴に到着します。
一応整備はされてるけど、それなりに急だし、すれ違うのも厳しいので譲り合いの精神が必要。
龍穴そのものは川の対岸で、舞台のようなところから見ることができます。
望遠にしちゃってたのでアレですが、普通に標準ズームあたりで撮影は可能です。
薄暗い場所だし、人によっては不気味に感じたりもするんでしょうが、隣には滝が流れていて、人が少なかったら落ち着ける空間だなと感じました。
パワーを頂けてたら嬉しいんですけどね。
周りは本当に自然がいっぱい。
切り株にはキノコがびっしりと生えてました。
道路の脇はガチの森。
山を降りて室生寺に向かいますが、室生川沿いを歩いていると鷺がいました。
微妙な距離に近づくと逃げ出すのでなかなか撮れないんですが、なんかタイミングよく飛び立つ瞬間が撮れました。
被写体認識の設定をしてなかったのと、28-75で遠かったのでピントは目に合ってませんが、あんまり普段撮れないので乗せてみました。
それなりに山登りもして足腰にダメージは来てたんですが、最後の室生寺で完全破壊されるとは思っていませんでした・・・
という事で、次回の室生寺をお楽しみに。