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Nikon カメラ・写真

9月頃にZfは発表されるんだろうか

以前、サブサイトの方でZfを待つか、Zfcにするかという記事を書きました。

で、色々と書いてZfcのブラックに決めたわけなんですが、少し使ってみて個人的にはこれで正解だったなと思っています。

 

で、9月頃にZfらしき機種の発表があるんじゃないかという話がGW辺りからでたりしています。

その後のZ8のお祭り騒ぎで噂はちょっと沈静化しとりますが、Zfがどういった感じになるのかなと思って、サブサイトのリメイクな感じになりますけどちょっと考えてみたいと思います。

 

ベースはZ5でしょう

価格面や消費電力を考慮した場合、Z5がベースになるのは間違いなだろうなと思います。

理由としては・・・

1.価格的な事

2.サイズ

3.消費電力

といったところが大きなポイントでしょうか。

 

価格的な問題

例えば一番わかりやすいところでZfcを例に見てみましょう。

今日現在の量販店価格として、Zfcの本体価格が¥129,800、Z50の本体価格が¥119,900となっています。

Zfcが売れた要因としてはデザイン的なものもありますが、決してべらぼうに高い価格ではなかったからというのもあると思います。

安っぽい部分もあると言われたりしますけど、仮に安っぽさを消し去るぐらいに材質に拘って作られていたとして、本体価格が¥198,000くらいしてたら人気になって売れたと思いますか?

一部のカメラファンは飛びついたかもしれませんが、意外と増えたライトユーザーは価格がネックとなって取り込めなかったと思います。

で、フルサイズのZfだろうとそこはそんなに変わらないと思うんですよね。

出たら出たで問答無用で買い増しする層は一定数いるとは思いますが、微妙な価格付けをしてしまうとZfcからの買い替え層には見てもらえないでしょうし、新規顧客の取り込みも厳しいと思うんですよ。

色んなものが値上がりしてるから仕方ないとはいえ、クラシックなデザインだからと言って30万もするようなカメラを買う人間がそんなにいるのかと考えると、とてもそうは思えないです。

そう考えると、Zfを発売するとしても上限は¥240,000辺りがボーダーラインじゃないかなぁと。

Z6IIをベースにすると30万コースが現実になってくるので、販売価格で¥182,600のZ5をベースにするのが現実的だと思うんですよ。

ただ、Zfcの時よりもメイン基板のダウンサイジングが必要になってくるんじゃないかなとは思いますが。

 

サイズの問題

上でメイン基板の小型化が必要になってくると書いた理由の一つにボディサイズの問題があります。

とりあえず、Z9とZ8を覗いた本体のサイズ比較表がこちら。

ZfcZ50Z30Z5/Z6II/Z7II
横幅134.5126.5128134
高さ93.593.573.5100.5
奥行き43.56059.569.5
単位はmm

APS-C&ボディ内手ぶれ補正が無いのに、Zfcはフルサイズよりも少しだけ大きな横幅になっています。

これはZfcのデザインを実現するためにどうしても必要だった為なんですよね。

どういうことかというと、Zfc以外は全てこんな感じでグリップ内(センサーに対して垂直)にバッテリーが入るようになっています。

Z6IIのグリップ部分

これによって横幅を減らすことが出来ていますが、Zfcにはグリップが無いのでバッテリーをセンサーに対して水平に収納させる必要があります。

そのためにDX機でありながら、FX機よりも大きいという事になっています。

では、バッテリーをZ5と同じEL-EN15Cのままで、単純に今のままの状態で横向きにしたらどうなるかを見てみましょう。

ザックリとこんな感じになります。

バッテリースペースの端から横向きにしただけですが、バッテリーだけで1.2cm横に飛び出すことになります。

これにボディのカバー部分とかが増えるわけですが、Z6IIのバッテリー外側の厚みが4.5mmあります。

ということは、このままだと1.65cm横幅が長くなってしまうわけで、トータルするとボディの横幅が150.5mmという、なかなかのサイズ感になってきます。

更にグリップベースなんかを付けた日にゃもうね・・・(;´Д`)

基盤を小型化すれば同等サイズでZfが出来るかもしれませんが、どうなんでしょうね。

せめて140mmを切るサイズでないと、大きく見えて厳しいんじゃないかなぁと思いますが・・・

 

消費電力の問題

上の本体サイズでも書きましたが、本体サイズをあまり大型化せずに作ろうとすると基盤のダウンサイジングが必要になってきますが、あまり密度を上げ過ぎると排熱しきれずに熱暴走の可能性も出てきます。

そうなってくると、横向きにEN-EL15cを装着する方法よりもNikon DfがDX機のバッテリーを搭載していたのと同じようにEN-EL25を使うって可能性の方が現実的な気がします。

ただ、動画をオミットしていたDfですら予備が無いと心許なかったのに、今の時代だと動画は外せないでしょうから動画機能搭載となると、フルサイズ&動画&IBISで確実に複数バッテリーを所持しないと話にならないかなぁという気がしますね。

そしたらUSB給電で使えばいいやんって言われそうだけど、クラシックスタイルだとUSB給電なんて最後の砦として仕方なく使いたい機能で、無駄にケーブルとか繋ぎたくないんですよね(´・ω・`)

わざわざZfの為だけに新しい形状を作ってくるとは考えにくいですし、EL15cかEL25のどちらかが採用されるのかなと思います。そして、どちらかというとEL25の可能性の方が高いんじゃないかという気がしています。

そんな状態じゃないかなって考えると、デュアルEXPEED6やEXPEER7ではなく、Z5ベースが一番現実的なんですよ。

 

Zfが必要なのか?

フルサイズ化の恩恵はもちろんボディ内手ブレ補正が使える事と、画角を考えての焦点距離をごちゃごちゃ考えなくて済む事この2点に尽きると思います。

特にボディ内手ブレ補正を搭載したクラシックスタイルボディは皆さん待ち望んでいるとは思うんですが、採用バッテリーがEN-EL25だったとしたら、なかなか厳しいんじゃないかなぁという気がします。

オールドレンズをつけて使いたいって人が多いとは思うので、別に2400万画素でもZ9譲りのAFがなくても構わないと思うんですが、バッテリーの事を考えながら使わなきゃいけないのはちょっと面倒臭いなと思ったりしてね(;´Д`)

いい意味で裏切ってくれたらめっちゃ嬉しいのはあるんですが、最近はオールドレンズもそれなりに状態のいいのがかなり少なくなってきてるし、更にマウントアダプターまで買って遊ぶ必要性もないのかなぁなんて思う時があります。

それならいっそ割り切ってAPS-C用が多い中華レンズや、ちょっといい値段がするけどフォクトレンダーのZマウント用APS-Cレンズなんかを付けて遊ぶ方がスマートかななんて思うんですよね。

やっぱり持ち運びやすいし。

 

まとめ

実際にZfが発表されるのかどうかも分かりませんし、もし出るのであれば本当にいい意味で期待を裏切ってくれることを期待したいです。

ただ、正直な気持ちで言うとメインストリームであるはずのZ6IIIとかZ6II/Z7IIをアップデートして他社との競争力を上げるなどの方にリソースを割いてくれないかなって気持ちもあります。

Z8が出て、Z8がありゃZ6IIIとか全然先でもいいだろって思ってるのかもしれませんが、現実問題として誰もがZ8やZ9なんかのハイエンドクラスの機種を購入できるわけではないですからね。

「NIKKOR Z 180-600mmが実売で¥225,000くらいとか安いな」なんて思っている感覚がおかしいんだよw

レンズで考えたら安いけど、現実で考えたら20万はいい値段だわな(;´Д`)

という事で、噂されているZfについて考えてみました。

 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 お問い合わせはこちら