先日購入したSmallRig SR-RG1 ワイヤレスシューティンググリップですが、今朝になってようやく使ってみました(;´Д`)
SmallRig SR-RG1はNikon Z30で言うところのトライポッドグリップと同じで、動画などで役立つグリップでありながら、場合によってはミニ三脚にもなる便利なものです。
操作部分は着脱可能なリモコンになっているので、地面に置いたままリモートレリーズとしても使用できます。
また。本体部分から少しだけ伸縮するロッドとしての機能もあるので、その辺りをまとめて試してみました。
SmallRig SR-RG1に関する詳細は上の記事をご覧いただければと思います。
とりあえず、着脱しやすいようにUlanziのF38クイックリリースシステムをグリップとカメラ底面に取り付けています。
なので、写真を撮る時にはグリップは直ぐに取り外せるので邪魔にはなりません。
使ってみた感じとしては至ってシンプルなんですが、グリップにコントローラーがあって手元で操作が出来るのはやっぱり楽ですね。
ハイアングルでも構えてから録画ができるし。
握り心地としてはそんなにしっくりと来る感じではないかな・・・
といっても、手の大きさとか慣れとかもあるので、使っていっているうちに違和感はなくなっていくんじゃないかな。
あと、E 16mm F2.8でも動画モードでズームが効くんですが、W-Tがスライド式のスイッチなので操作がスムーズに行えました。
また、リモコンの電源をOFFにするのもボタン長押しとかじゃなくて物理スイッチで瞬時に電源が切れるのは手軽でいいですね。
で、このグリップの特徴でもある伸縮機能ですが、実際に使ってみると意外と便利だなと思いました。
重さが500gくらいまでになっているので、大型ボディとか大型のレンズだと使わない方がいいとは思うんですが、α6700とE 16mm F2.8だと難なく使えたのでそれを使って写真を撮ってみました。
延長距離は二の腕くらいなので、そんなに伸びるわけではないんですが、微妙に手の届かない植込みとかだと十分に使えます。
※この写真は横で撮って縦アングルにトリミングしてます
実際に伸縮の有無で比べてみると結構分かり易くて、両手を伸ばしてカメラのシャッターで撮った写真がこれ。
黄色い葉っぱ辺りにフォーカスを合わせてます。
グリップを伸ばして手を伸ばすとここまでの距離になります。
最短距離を超えててピントが合ってねぇw
同様に手を上に延ばしてのハイアングルだとこんな感じですが
グリップを伸ばすとここまで俯瞰になります。
水平が取れてないんですが、五十肩が限界だったのでスミマセン・・・(;´Д`)
少し離れた位置からなので若干分かりにくいかもしれませんが、テーブルの天板の見え方が変わってるので、ドローンのような引いていく撮影にも使えるんじゃないでしょうか。
で、この二の腕くらいしか伸びないグリップですが、五十肩には意外と便利だなと思いました。
というのも、手を上に延ばせば何の事は無い撮影でも、五十肩のせいでなかなかに大変だったりするんですよね(´・ω・`)
調子が悪い時だと手を思いっきり伸ばすとプルプル震えたりするし、痛いし・・・
でもグリップを伸ばした状態だと、痛みの出ない位置まで肘を上げて、そこからグリップで距離を稼ぐことで、手を上げきらなくても同等の位置まで持っていく事が可能になります。
その結果、肩の負担を減らしながらハイアングルの撮影が出来るようになるので、地味に有り難いなと感じました。
ま、使えるカメラとレンズは限られてくるんですけどね・・・
という事で、思った以上に使い勝手がいいので、何らかの写真を撮る目的でα6700を持って出掛ける時には、このグリップもちゃんと持ち歩くようにしようと思います。
グリップを使って歩いてみたり、伸縮機能を使っての上に引いていく撮影、ズームイン撮影、おまけでスロー&クイックのスローを使ったテスト動画を作ってみました。