以前、Eマウントのレンズを色々と試した時に、このレンズはいつか買うだろうなとは考えていたんですが、最終的に次に買うとしたらこのレンズという事に決めました。
EマウントのAPS-C用レンズを色々と試してきた
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また例の如く色々と紆余曲折があったので、その辺りも書いてみようかなと思います。
当初の予定は別のレンズでした
そんなわけで、元々考えていたのはタムロンの24mm F2.8 Di III OSDか35mm F2.8でした。
どちらも新品で3.8万円くらいで中古だと2.5万くらいのリーズナブルさに加え、APS-Cで使うと標準レンズの域になります。
最短撮影距離も短くて使い勝手がよさそうだし、どっちにしようか悩みながらも、中古なら安いし両方行っちゃってもいいのかもなんて思っていました。
なんか知らんけど値下がりしてる
最近の販売価格の基準になっているヨドバシの価格が¥66,000から一気に¥58,000くらいに下がりました。
年末商戦向けなのかなんなのかは分からないけど、対抗しているようなカメラ専門店の販売価格も一気に下がって¥53,000くらいまで落ちてくることになりました。
これによって、タムロンの24mm&35mmを中古で買うとしてもそこまで差が無い状態になってくるわけです。
という事で、これらのスペック的な部分を比較してみようと思います。
3本のレンズを比較してみる
3本のレンズといってもタムロンの方は20/24/35mmで共通の本体サイズなので、実質ほぼ2本なんですけどね(;´Д`)
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN C | TAMRON 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 | TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 | |
焦点距離 | 18-50mm(35mm換算27-75mm) | 24mm(APS-C換算36mm) | 35mm(APS-C換算52.5mm) |
F値 | 2.8 | 2.8 | 2.8 |
最小F値 | 22 | 22 | 22 |
最短撮影距離 | 0.121-0.3m | 0.12m | 0.15m |
フィルターサイズ | 55mm | 67mm | 67mm |
本体サイズ(最大径x長さ) | 65.4x74.5mm | 73x64mm | 73x64mm |
重さ | 290g | 215g | 210g |
対応センサーサイズ | APS-C | フルサイズ | フルサイズ |
実売価格 | 約6万円 | 約3.8万円 | 約3.8万円 |
F値に関しては18-50mmがF2.8通しのズームレンズな事もあって、どれも変わらないですね。最小絞りも同じだし。
最短撮影距離に関しては同じ画角で考えると、タムロンの方が寄れる事になるんでしょうけど、18-50mmのテレ端で30cmから逆算すると、そこまで大きな差にはならないかなと・・・
そう考えると、大きさや重さ辺りが比較対象になってきてしまうんですが、24/35mmのどっちも買うつもりなんだったら1本で済んでしまうシグマ 18-50mm F2.8の方がいいやんってなるんですよね。
同じ2本持ち歩くなら24/35mmよりも11/18-50mmの方が利点も多いしね。
まとめ
現状では海外で生産したものを日本にもってきて販売するだけでも、仕入れ価格が上がってしまうわけで、メーカーとしてもメリットが薄いという情勢になっています。
その点で考えると、シグマの場合は原材料の事は分からないけど、国内での一貫した生産体制を取っている事で、比較的安価で提供することが出来るんだろうなという気がします。
逆に考えると日本の人件費がそれだけ安いって事の裏返しかもしれないけどね。
なんにしても18-50mm F2.8 DC DNってF2.8通しの現行ズームレンズとしてはバーゲンプライスな感があるので、かなりお買い得なんじゃないかなという気がします。
夏ボが使えるようになる来週末まで安い価格で止まっていてくれたらいいんですけどね・・・