LUMIX S9を暫く使ってみると、『やっぱりグリップが必要だよなぁ』って実感するようになりました。
LUMIX S 26mm F8やシグマのコンパクトなレンズなら必要ないかもしれませんが、LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.を付けて持ち歩いていると、どうしてもフロントヘビーになってしまうので、持ち歩くだけでも引っかかりがある方が楽なんですよね。
そんなわけで、Koowlさんの木製グリップ付きクイックリリースプレートを購入しました。
カメラ用のケースとかも出されていて、何度かKoowlさんの商品を購入した事があるんですよね。
アルカスイス互換のクイックリリースプレートで、グリップの部分は木製になっています。
カメラ本体との固定は三脚穴にネジ止めする形ですが、プレートの前側にはカメラの底面の穴に入るピンが出ているので、カメラとプレートが捩れる事はありません。
底面はこんな感じでかなりシンプルな形になっています。
ネジを回すためにマイナスドライバー的なプレートは、マグネットで写真の位置に固定できるようになっています。
また、六角ボルトで固定されているウッドグリップのネジを締め直すための六角レンチもセットになっています。
SmallRigのグリップのようなストラップホールはありませんし、シリコングリップでもありません。
その分価格はお安めなので、ストラップホールが必要なければこれでいいんじゃないでしょうか。
自分が購入した時は在庫があってAmazon発送になっていて、価格は¥4,099でした。
現在はAmazonの倉庫に在庫が無いようで、Koowlさんから直送になるようなので納期が掛かるようになっています。
因みにAliExpressでも同様のものを購入できますが、円安や送料がかかる事などもあって価格的なメリットはあまりないかなという気がします。
届くまでに大体3~4週間くらい掛かるケースが多いので、待っているうちに国内在庫が復活している可能性もありますしね。
LUMIX S9に装着してみるとこんな感じになります。
そんなに大きなグリップではないんですが、これだけでもかなり違います。
背面の親指のサムレストとこのグリップでカメラをひっかけて縦に持ち歩けるので(普通のグリップ付きカメラだとグリップを持って構えずに歩いている状態)持ち歩きやすくはなりました。
ただ、決して撮影時のホールド感がいいわけではありません。
カメラを構えながら左手で別のカメラのシャッターを切るという謎な撮り方をしてたわけですが、普通にスマホで撮れば良かったじゃん(;´Д`)
こんな感じで中指の第一関節以下の高さしかないので、グリップをしっかり握る癖があると違和感が半端ないかも。
とはいえ、SmallRigのグリップにしてもそんなに大きく張り出しているわけではないので、こちらのグリップ良くないってわけでもないんですよね・・・
でもまぁ最大の難点だった持ち歩き時のホールド感の悪さは解消されたので、その点は良かったです。
暇な時にでもグリップ部分を改造して、持ちやすいように少し大型化してみようかなぁ