はじめに
金曜の夜にLUMIX S9の発売記念キャンペーンのプレゼント品を受け取りました。
LUMIX S9を購入したのが6月22日の土曜日。
LUMIX S9の発売記念キャンペーンの書類を作ったりして、通勤途中に郵便局に持って行ったのが6月25日の朝イチだったので、木曜か金曜にキャンペーン事務局に到着しているという形になります。
木曜には発送されているので、3〜4営業日で処理がされているというすごいスピード感。
各社キャッシュバックもこれくらいスピーディーだとキャッシュバックのお金で別のレンズの足しにできたりするんですけどね・・・(´・ω・`)
LUMIX S 26mm F8とストラップが届きました。
そんな話はさておき、プレゼント品がこちら。
LUIMX S 26mm F8はボックスに入っていて、ストラップは吊り下げ型のロープストラップになっています。
LIUMIX S9講座の動画視聴チケットは中央に写っている紙の裏側にQRコードが印刷される形となっています。
LUMIXオリジナルストラップ
LUMIXオリジナルストラップですが、LUMIX S9を購入した時に貰ったハンドストラップと同じロープで作られたネックストラップです。
LUMIX S9のストラップ取り付け部分はライカなどの吊り輪タイプではなくてフラットな板状なので、ロープの先端にリングではなく、テープタイプの取り付け式になっています。
なので、ロープ部分はちょっと短めな感じになります。
ロープ部分はそんなに硬くはないので、結構使いやすいと思います。
片側はガッチリと固定されてテープ部分と繋がっていますが、もう一方はテープを固定している革に穴が空いていて、その穴にロープが通って結び目を作ってロープ本体と別の皮で固定されるというちょっと変わった形になっています。
実はこのストラップが意外と便利で、結び目側のロープの先が繋がっているレザーパーツをスライドさせることで、ストラップの長さを調整する事ができます。
LUMIXのロゴもそんなに主張していないので、結構どんなカメラにでも使いやすいストラップだと思います。
LUMIX S 26mm F8パンケーキレンズ
パンケーキレンズのLUMIX S 26mm F8はボックスに入っていますが、バーコード部分はなくて非売品のシールが貼られていました。
パッケージは開封されていて、保証書の店名部分にはパナソニックのシールが貼られていたので、通常と同じように1年間の保証があります。
ということで、LUMIX S 26mm F8です。
めっちゃ薄い。
レンズ自体はマニュアルフォーカスで、25cm~♾️でピントが合うようになっています。
上の写真が無限遠の時の状態で、下の写真が25cmの最短時です。
上の写真ではレンズ中央部分が沈んでいて、下の写真では中央部が前に出ているのがわかります。
ピントリングによって可動するのは溝がある一番外周の部分だけで、内側の凹凸はただのデザインです。
因みにこのレンズ、フィルター用のネジもなければレンズキャップもありません。
剥き出しで使うしかないわけですが、見てわかるように、中央部分にはカバーガラスが貼られているものの、レンズの中では一番飛び出した場所なので、何かの拍子にカバーガラスに傷がつく可能性もあるわけで・・・
今の感覚からしたらカメラ用レンズで3万なんて安いもんだと感じる人もいるでしょうが、普通に3万って高いからね。
もし保護ガラスに傷がついて写りに影響が出たりした場合どうしようというのがね・・・
レンズを中古で買うような金額で新品交換というLUMIXあるあるはこのレンズではないと思いますが、流石にちょっと避けたいですよね?
LUMIX S 26mm F8にフードとフィルターを取り付ける
そんなわけで、LUMIX S 26mm F8が届く前からどうやったらフィルターとかつけれるかなぁと色々と考えてはいたんですよ。
当初はステップアップリングかステップダウンリングを使ってLUMIX S 26mm F8のピントリング部分に取り付けようかと思っていたんですが、手持ちのステップアップリングの72mm側で試してみたところ、地味に出っ張る感じになりました。
そこで、ふと目についたのがLUMIX S9を買う為に下取りに出したNikon Z30のキットレンズでもあるNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRに使っていたレンズフード。
F-FOTOのHN-40互換メタルフードです。
こちらは元々フードの中にフィルターを装着できるようになっているので、フード内にフィルターを取り付けた状態になっています。
このフードの先端側の口径とLUMIX S 26mm F8のピントリングの口径がまさにジャストフィットしました。
すっぽりと被さるとかではなくてバッチリ同じサイズ。
ようするに、このフードをLUMIX S 26mm F8の先端に逆付けすればフード&フィルターが装着できるわけです。
金属製で少し重みがあるので、もし軽い方がいいというのであればプラスチックフードになっている純正を選ぶ方がいいと思います。
フード内にフィルターが取り付けできないとは言っても、逆付けするので写真のように取り付けネジが外に飛び出してくるので、フィルターを逆付けすればプロテクターに限らず46mmの特殊フィルターなんかも付けられるようになります。
で、フードとレンズとの取り付け方法ですが、着脱が可能なようにゴムリングを使用しました。
使っていないフィルムルーペのゴムリングがフードよりも少しだけ小さい感じなので、すぐに抜ける感じにはならないんですよ。
そして同寸であるレンズ側に対しても同様になるので、取り付けるとこんな感じ。
元がコンパクトなので、逆付けフードの分だけ伸びても十分にコンパクトです。
ピントリングと一緒にフードも回転するので、ピント合わせには全く影響がありません。
ゴムリングがなければ黒のテープで固定するという方法もありますしね。
もう少しフードの厚みを減らすのであればプラ製のものの前側をヤスリで全体的に削って行って、ギリギリまで薄くすればフィルターを逆付けで外側につけてもこの状態よりも薄くなると思います。
均等に削っていくのも手間なので、自分はとりあえずこの状態で使っていこうかなと思っています。
あとはレンズキャップをどうするかという問題がありますが、フードの取り付けネジが46mmなので、43mmのレンズキャップだったらこの穴に固定できそうな感じがします。(手持ちで43mmのレンズキャップがないので確認できていませんが・・・)
それか46mmのフィルターを中古で買ってきて、ガラスを抜いて蓋でもすればキャップになりそうかなぁ
レンズフードVer.2(樹脂製のHN-40を削りました)
HN-40互換メタルレンズフードの場合は上の写真のようにゴムリングから結構飛び出しているのが分かるかと思います。
暫くはこのままでいいやと言いながら、43mmのレンズキャップを買いに行くついでにニコンのHN-40も買ってきました。
安い互換フードじゃないのはちゃちゃっと作ってみたくなったから(;´Д`)
途中の過程はすっ飛ばしますが、こんな感じで結構ガッツリと前側を削り落としました。
位置的には品番が書かれている下あたりになりますが、マスキングテープを巻いてからニッパーとカッターで削り落としています。
ただ、このレンズフードは内側にフィルターを取り付ける事が出来ないので、フィルターは外側に取り付けることになります。
ニッパーで切り飛ばしてアートナイフで処理するだけなので、結構な短時間で加工できました。
そして、LUMIX S 26mm F8に装着するとこんな感じになります。
ゴムリングから前に出ているフード部分を見れば、メタルレンズフードよりもかなりスマートになった感じはします。
フードが薄くなった代わりにフィルターが外付けになりますが、プロテクターじゃなくてフィルターを使いたい場合にも便利かなという気はします。
ただ、バヨネットやねじ込みで固定しているわけではないので、ガラス式のハーフNDのような重い物を付けるのは無理というかやるべきじゃないでしょうね。
レンズキャップは43mmのものを逆付けした46mmのフィルターに取り付ける形で使用しています。
ただ、逆付けの為に溝が薄いので、通常のレンズキャップのようにしっかりと噛む形にはなっていません。
普段はひも付きのレンズキャップを購入しても付属の紐を使う事は無いんですが、鞄の中で外れた場合に探すのが面倒臭そうなので紐を付けて使う事にしました。
レンズフード完成版
結局、ガリガリと削りました。
レンズフードVer.2の時に後ろに飛び出していた46mmのねじ込み部分をごっそりとカットします。
内部にネジが切られているので、もしかすると43mmのレンズフィルターだったら取り付けできるのかもしれませんが、手元になかったので確認はしていません。
今回は個人的に46mmのフィルター枠の方が使い勝手がいいので、フードから立ち上がっていた部分までを削って開口しています。
こうすることで46mmのレンズフィルターがすっぽりと入るようになりました。
そして、46mmのレンズフィルターをバラしてフィルター枠だけをはめ込みました。
フィルター枠をはめ込んで裏面からフード全体をグッと押すと、歪まずに面一にする事が出来ます。
このままだと簡単に枠が外れてしまうのと、フードの開口部とフィルター枠の間に小さな隙間が開いていたりするので、固定をするついでに穴埋めをしていきます。
とりあえず、フィルター枠とフード本体を裏面から瞬間接着剤で固定しました。
隙間が少し大きい部分から前面に染み出していて白化していますが、ここでは気にしません。
本当は信頼と安定のメタルロックで固定したかったんですが、手持ちがなくなってしまっていたので、前にグリップを改造する時に使ったパテを使用して固定しました。
フィルター枠は順向きになっていて、こちら側には46mmのねじ込み用のネジが切られているので、ネジ山とフードにパテを押し付けて簡単に外れないようにしています。
とりあえず白化と前面の細かい傷は塗装で隠れるでしょう。
裏面のパテも付けてしまえば見えませんしね。
そんなわけで普通に46mmのレンズキャップが装着できるようになりました。
そしてレンズに装着すると、今までの中で最薄な状態・・・当たり前か。
流石にこの状態まで持って行こうと思ったら、地味に面倒でした。
Ver.2もそうですが、削ったりとかで怪我をする可能性もあるので同様の作業をされる方は注意して作業するようにしてください。
まとめ
元々取り付けができない以上、やろうと思ったらDIYするしかないわけですが、メタルレンズフードの場合はほぼリスクなくフード&フィルターの装着ができます。
Ver.2の方でもHN-40互換レンズフードは¥1,000くらいで買えるので、普通にフードを買ったと思えば十分にアリなんじゃないかなと思います。
ゴムリングは幅のあるシリコンバンドでも代用できますし、通販でレンズ用ゴムリングも買えたりするので何とかなるかなと・・・
LUMIX S 26mm F8にフードやフィルターが付けられたらいいのにと思っている方がいらっしゃれば、試してみてはいかがでしょうか?
因みにVer.2でも内部にはフィルターが入るくらいの隙間はあるので、前部を開口してレンズフィルターの枠だけを埋め込んで固定しまおうかなと思っています。
こうすれば通常の向きでフィルターも付けられるようになるので、レンズキャップも外れにくくなりますしね。
ただし、レンズにフードを逆付けすると、LUMIX S 26mm F8のピントリングにスレや傷が入る可能性もゼロではありませんし、仮にレンズ側に傷が入ったとしても、当方は一切責任を負うことはできませんので、その旨ご理解の上お試しください。