いきなりタイトルでLUMIX S 26mm F8で写真を撮るのが難しいというような事を書いてしまうと、LUMIX S9に興味を持った方が「難しいんだったらちょっとなぁ」って感じてしまうかもしれませんが、それは普段スマホで写真を撮らない自分だからそう感じる事なんです。
寧ろ、スマホで写真を撮るのが好きな人は全く違和感のない組み合わせなんですよ。
スマホのカメラで表示されている焦点距離はフルサイズ換算されたものです。
なので、自分が今使っているiPhone11 Proだとトリプルレンズの焦点距離は13mm、26mm、52mmの3種類で、標準状態だと26mm。
カメラによっては多少の誤差はありますが、普段カメラアプリを起動してズームも何も使わずに写真を撮っている人であれば、LUMIX S9とLUMIX S 26mm F8の組み合わせは全く違和感がなく普段と同じ感覚で使える組み合わせになります。
マニュアルフォーカスレンズなので、自分で前後に動いたりピント合わせをしたりといった事は必要になりますけどね。
なので、APS-Cセンサーを搭載したカメラのキットレンズになっているズームレンズの広角側の16mmや18mmという焦点距離も、フルサイズ換算してしまうと24mm、27mmになるので、ほぼスマホと変わらない感じなんです。
普段から漠然としたものを撮っているので、26mmってかなり広いんですよ。
最近は便利さにかまけてトリミングすればいいやなんて考えていたので、ちゃんと撮ろうと思ったらもうね・・・(;´Д`)
あと、フォトスタイルやフィルター効果、LUTと多彩な色表現が出来るようになっている反面、「この場面ではこの色味」的なものを選ぶのが凄く面倒難しい。
「雰囲気的にこんな感じ」というのが頭の中に明確にない場合は最初から撮影する色味を決めて、それだけに絞って撮る方がいいのかもしれません。
なんかあれこれ切り替えていたら、方向性がめっちゃブレまくって全然ダメでした。
ま、なんだかんだ言っても気になったものを撮り歩くスタイルは変わらないんですけどね。
という事で電線とか線路の信号とかのごっちゃごちゃな感じがいいなと思ったんですが、26mmだと広すぎました。
この辺りは50mmくらいのレンズで丁度いいのかもしれません。
スナップ撮影もやっていかないといけないんですが、LUTを作るのも楽しいのでそっちも随時触っていってます。
これがスタンダードで撮影した空の色。
普通に青空です。
こっちが自作したLUTを使用して撮影したもの。
少し緑がかった空の色になっています。
前に作っていたPOP調のLUTよりも派手な感じは抑えているんですが、全体的に彩度は上げながらも輝度や色相を少しマイナスに振っているので、水色がグリーン寄りになる感じです。
こういった写真だと違和感もなく意外といい感じに落ち着いているかなと思います。
まぁ正解なんて無いし、好きなように絵作りをして好きなように撮っていく形は変えない方がいいのかなと思うので、ぼちぼちと写真を撮っていこうかなと思います。
こんなんやってたらエクステリアの張替えとか全然送る暇ないよな・・・(;´Д`)