agのPITAを購入したのが7月13日。
それから毎日寝る時に使っているんですが、特に音楽を聞くために使っているわけではないので片耳運用しています。
バッテリーの時間的なもので寝るまでに片方を、寝る時に反対側に変えてという感じで使っていたんですよね。
突然動かなくなった
日曜の朝に起きた時に、その時着けていた右側のユニットが耳から外れてあらぬところに・・・というのはあるあるなので別に問題ないんですが、いつもなら大体バッテリーが切れているかiPadがスリープになってしまってPITAも電源が切れている状態になっているんですが、その日はなぜかケースに戻してもバッテリー充電中の赤ランプが点灯せず、タッチ操作も効かない状態になっていました。
公式を見るとケースに左右の本体を入れてタッチ部分を長押しで出来る「本体リセット」の案内はあるんですが、そもそも右側のタッチも何も効かない時点でリセットなんか出来るわきゃないんですよ(;´Д`)
充電ランプも点灯しない時点で完全にぶっ壊れたのかなと思いました。
特にショックを与えたわけでもないのに3か月ももたずに壊れるか・・・ハズレを引いたなぁって思っていたんですよね。
そもそもPCなんかと違って完全にブラックボックス状態だし、確認できる要素もないので「壊れた」と思うのは仕方ない事かなと思います。
とりあえず接点を疑う
症状の切り分けを行おうにも何も判断基準が無いので、とりあえずできる事をやっていきます。
・PITA本体の接点部分の清掃
・充電ケースの接点部分の清掃
・ケースに入れた時に接触が甘い可能性があるのでイヤーピースを外してケースに入れてみる
という3点を行ってみたんですが症状は変わらず。
そもそもケースと本体は感触的に接触しているし問題なし。
とりあえず変に過放電になった可能性も考えて半日ほど充電ケースに入れてみたりもしましたが、回復する様子はありませんでした。
うんお手上げ(´・ω・`)
そんなわけで修理するかどうかに頭を切り替えたんですが、購入した金額がタイムセールだかで¥3,980くらいだったので、送料を使って修理するのもなぁなんて思っていたんですよね。
なので、別の物を考慮するついでに右側のユニットを『単体放置』してみました。
そしてPITAは甦る
単体放置って何かというと、ケースに入れずにユニットをそのまま転がしておくだけ。
ようは完全放電というかバッテリーを使い切るという事なんですが、どうにもならないので自然放電で消費させます。
自分の場合はバッテリーが切れているという風に思っていたんですが、もしかするとバッテリーが残っている可能性もあるので放置してみる事にしました。
そして2日後の今朝、そろそろいいかなと思って充電ケースに入れてみたら、充電ランプが点灯!!!!
暫く充電してから試してみると、ペアリングが外れていたのでペアリングを実行。
無事に使えるようになりました。
いや、マジでよかった。
原因と思われるもの
日曜日にあれこれやってみたり、充電ケースに入れたりしても反応が無かったのにバッテリーの放電で復活した事から原因と思われる事を考えてみました。
症状を見ると「電源が入らない」なので「壊れた」という見方になると思います。
殆どの人が「電源が入らない」という認識になるのではないでしょうか。
個人的に今回の原因としては「デバイスのフリーズ」ではないかと思われます。
ルーターが通信不良になったら再起動させたり、スマホも再起動させたりするのと同じで、ワイヤレスイヤホンも通信デバイスなので何らかの原因でシステムがフリーズしてしまった事によってタッチパネルも操作できなくなったのではないかと考えています。
なので、バッテリーが切れるまで放電させることでシステムダウンしてフリーズから復旧したのではないかというのが一番腑に落ちる理由かなという気がしてます。
もしかすると充電ケースに入れた時にはシステムがフリーズしているので、充電ランプが点かなかっただけでサイレントに充電できていたのかもしれません。
また、フリーズだったとしたら2日も放置しなくてももっと早くバッテリーが切れていた可能性もありますが、どちらも確認しようがないのでなんとも。
まとめ
左右のユニットが繋がっているタイプだと電源スイッチがあるので強制的に電源OFFが出来たりしますが、フルワイヤレスイヤホンの場合は様子がおかしくなっても回避する術もないし、強制的にリセットするような機能もないのでトラブルが出た時には面倒臭いなと実感しました。
タッチ操作はできるけどペアリングが出来ないとかだったらまた別の原因も考えられますが、今回のようにタッチも効かずに充電も出来ないといったケースの場合だと、放置してバッテリーを放電させれば復活する可能性があるかもしれません。
今回はPITAでの症例でしたが、同じagのcotsubuに限らず、他社の物でも理屈的には同じような不具合に遭遇する可能性があるので、同様の症状になられた方はその症状が出ているユニットだけを充電ケースから出して放置してみるというのを試してみてもいいかもしれませんね。
一応考慮した「別の物」も届いているので、そちらはまた別で紹介したいと思います。