以前、PCに差し込むとどう考えても歪んでいる上に全く使い物にならなかったPCI express to USB3.2 Gen2と謂われるI/Fカードですが、現在絶賛返品処理中です。
とはいえ、単発のUSB-Cポートではちょっと使い勝手が悪いので逆転の発想でマザーボード上のUSB-Aポートを使う事にしました。
とは言ってもUSB-A to Cケーブルを買うのもアレだしなぁという事で、USB-AポートをUSB Type-Cポートに変換するアダプターを購入しました。
大きいパッケージに小さなアダプターが入ってます。
販売元は横浜にある日本の企業のMSL FORCEというブランド。
申し訳ないけど存じ上げていなかったので、あまり日本企業というのを前面に押し出されると逆に疑ってしまうのは自分の心が穢れているからなんでしょう。
てか、もう今の時代だと何をやっても正解ってのが無いから難しいね・・・(´・ω・`)
という事で、今回はUSB Type-CのデバイスをUSB Type-Aポートに接続するための変換コネクターで10Gbpsに対応したものを購入しました。
Type-Aの10Gbpsなんてポートを搭載したPCを持っていないので、アダプターのスペックである10Gbps出るのかどうかは分かりませんが、なんとなく10Gbpsのものを選びましたが、マザーボードのポート自体が5Gbpsなので実際には5Gbpsの変換アダプターで問題ないでしょう。
本体にシリコンバンドで投げ縄みたいなのが伸びてますが、これはType-Cケーブルを接続した際に抜けてしまわないように固定するための物。
もうType-Aでしか使わないという機器のケーブルやType- C to Type-Cケーブルを繋いで前に出して置くとかって場合なら固定しちゃう方が安全だと思います。
とりあえず、このアダプターを使って期待通りの結果が出るかどうかをCrystalDiskMarkを使ってベンチマークを取ってみました。
上でも書いていますが、今回は10Gbps対応の変換アダプターを使用しています。
マザーのUSB3ポートは5Gbpsですが、5Gbpsの変換アダプターを使って同じ結果になるかというのは、5Gbpsのものを購入していないので正直分からないという事はご了承いただければ(;´Д`)
参考までに本体マザーボードのUSB Type-Cポートで取ったベンチマークがこちら。
ついでに冒頭の稀に動くPCIeカードでベンチを取った時の結果がこちら。
そして今回購入したType-C to Type-A変換アダプターを使用して行ったベンチマークの結果がこちら。
ポートの外側が上のスコア。
そしてポートの内側の結果がこちら。
単発で計っただけなので誤差があると思いますが、概ね期待通りの結果といったところでしょうか。
USB3のマイクロケーブル対応の機器だとケーブルの相性的なのもあったりするので、セットで使う方が安心と考えたら、こういったアダプターも案外需要があるんじゃないかなぁとは思うんですけどね。
変換ケーブルを購入しようと思ったらUSB-A to USB Type-Cが殆どで、このタイプはなかなか見かけないんですよね。
有名なサプライメーカーなんかも販売しているようですが、家電量販店なんかでも店頭に置かれていなかったりするので購入するのはちょっと面倒だったりしたんですが、今回ちゃんと使えるものが見つけられたのは良かったです。
5Gbpsのアダプターだったら結構価格が安いので、Type-Aしか搭載していない会社のノートPC用に買ってもいいかなぁ。