はじめに
なんだかんだでバタバタしてたので、ようやくゆっくりした週末がやってきました。
少しだけのんびり目に家を出て、梅田に出かけました。
今日の目的は水性ホビーカラーの購入とソニーストア大阪に行ってFE 100mm F2.8 Macro GM OSSを触ってみること。
その後に余力があれば本町方面へ・・・という感じだったんですが、本街へ行く余力はなかったです(´・ω・`)

とりあえずα7CRにFE 50mm F1.4 GMをつけてちょっとだけ歩きながらスナップを撮ってました。
家を出た時には微妙に小雨が降ってましたが、梅田の方は微妙な青空。

淀川の花火大会なので降るんだろうなと思ったら案の定降りましたが、それはまぁ別の話。
以前から2倍マクロとかを使ってみたいなんて書いていた身としては、やっぱりめちゃめちゃ気になるじゃないですか?
ということで、思い切って触ってみることにしました。
これは触ったらあかんやつやったわ・・・
まず、これは触ったら確実に欲しくなるレンズでした。
GMレンズらしくもろもろのスイッチがあるのは当然として、フォーカスリミッターがFULL/無限ー0.5m/0.7m-0.26mという3つに分かれていて、マクロ、スナップ、フルエリアという使い分けが簡単に切り替えられるようになっています。
また、フォーカスリング部分にまさかのフォーカスクラッチ機構が搭載されていて、ボタン操作云々を抜きにして、フォーカスリングを手前に引けばMFに切り替えられるという、オリンパスのレンズなんかで地味に重宝した操作が可能になっています。

また、レンズ内手ぶれ補正が搭載されているんですが、一般的な上下左右と角度ぶれ以外に謎の『前後ブレ』にも対応しています。
手持ちマクロだと微妙な前後ブレはあるあるなので、この辺りが軽減できるならマジでいいなと思いました。
ソニーストア大阪ではHPの写真と同じようにα7Rに装着されていたんですが、実際に使うのはα7CRなので、そちらにつけて色々と店頭のアイテムで撮影をしてみました。

スペック表は後述しますが、α7CRにつけて持ってみても全然持ちにくいという感じもなく、なぜか持ちやすい・・・・
数字だけをみたらタムキューよりも思いし長いはずなんですが、体感では逆にFE 100mm F2.8 Macro GM OSSのほうが軽く感じました。
FE 100mm F2.8 Macro GM OSSとタムロン90mm F2.8 Di III MACRO VXDのスペック比較
FE 100mm F2.8 Macro GM OSS | TAMRON 90mm F2.8 Di III MACRO VXD | |
焦点距離 | 100mm | 90mm |
レンズ構成 | 13群17枚 | 12群15枚 |
開放絞り | F2.8 | F2.8 |
最小絞り | F22 | F16 |
絞り羽根 | 11枚(円形絞り) | 12枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 0.26m | 0.23m |
最大撮影倍率 | 1.4倍 | 1倍 |
フィルター径 | 67mm | 67mm |
外形寸法(最大径x長さ)mm | 81.4 x 147.9 | 79.2 x 126.5(Eマウント用) |
重さ | 646g | 630g(Eマウント用) |
その他 | テレコンバーター対応 1.4x使用時:1.96倍マクロ 2.0x使用時:2.8倍マクロ レンズ内手ぶれ補正搭載 角度、シフト、前後ブレに対応 | |
付属品 | フード レンズキャップ(フロント・リア) ケース | フード(フィルター窓付) レンズキャップ(フロント・リア) |
メーカー希望小売価格 | ¥199,500 | ¥126,500 |
実売価格 | ¥179,550 | ¥97,020 |
上でも書いたんですが、長さはタムキューよりも2cmも長くて、最大径も太いのにめちゃめちゃハンドリング性が良かったです。
フードのサイズがタムキュー付属のものよりもコンパクトなのが原因だとは思うんですが、基本的につけて使うものなのでその差は含んで考えるものなんでしょう。
価格にしてもこのレンズが発表される前に売られていた純正の90mmと大差ない価格なので、よほどのことがない限りは90mmよりもこの100mmを買うかなぁという感じ。
AFが使えるレンズで等倍以上の撮影ができるだけでもなかなかなのに、単体で1.4倍、テレコンにも対応していて1.4倍テレコンで約2倍のマクロ撮影、2倍テレコンだと2.8倍の撮影が可能というクレイジーっぷり。
流石にテレコン自体が7万くらいしますけど、レンズ単体でも1.4倍撮影ができるってのはすごかったです。
フォーカス自体も馬鹿っ速なんですが、流石に近接で抜けてしまうと行って戻ってしてしまうので、近接でマクロ撮影をする時にはちゃんとフォーカスリミッターを0.26ー0.7mに設定しておくほうがいいかもしれません。
店頭で色々試してみた
FE 100mm F2.8 Macro GM OSSが置かれている場所にはマクロ撮影のテスト用に水晶とか置物などの小物が置かれていました。

1.4倍テレコンと2倍テレコンも試せるように横に置かれていて至れり尽くせり。
上でも書いてますが、持った感じだとマジで軽く感じる。
ていうか、100mmで1.4倍マクロとして考えたら全然軽いわな・・・

とりあえずどれくらいかわからないのでそのまま撮ってみただけの写真。
最短撮影距離辺りで撮った写真。

フード先端から感覚的には6〜7cmくらいの距離感なので、花とかによって撮るのにはちょうどいい感じかなと思いました。


マクロですけどちょっと引いて。

ボケも綺麗です。
普通に遠景撮影でも変にカリカリチューンにならないので使いやすいです。

2倍テレコンをつけて猫の花に寄ってみるとこんな感じ。

目。

色の乗りとか掘り具合とかまで見えます。
流石に等倍以上のマクロレンズなんてほぼ使ってないのでどこを狙えばいいのかサッパリ分からん(´・ω・`)


なんとなく使い方とかコツみたいなのが分かったら更に面白いんだと思いますが、むしろここまで寄れるとなると2倍テレコンも欲しくなりますね。
正直望遠レンズ以外でテレコンが欲しくなるなんて思いもしませんでしたが・・・

まとめ
実は先月の中頃にFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIを触りに行ってたんですよね。
このレンズもテレコンをつければ等倍マクロとしても使えるしいいかなぁと思っていたんですが、悩んでいるうちにこのFE 100mm F2.8 Macro GM OSSが発表されたので一旦白紙に戻したんですよね。
実際に触ってみると、この内容で18万くらいで買えるんだったらマジで安いと思いますし、夏前に出てたらタムキューじゃなくてこのレンズを買ってたよなぁって思います。
まぁ今更どうこう言ってもどうしようもないわけですし、タムキュー自体もいいレンズなんですけど、やっぱり『唯一無二のレンズ』ってのは惹かれてしまいますね。
11月21日の発売予定なので、まだ発売まで1ヶ月以上あるんですが、ソニーストアではこのFE 100mm F2.8 Macro GM OSSも60回までの無金利ローンの対象になってるので、初回は¥4,800で次月以降は¥3,300なので、意外となんとかなりそうな感じはします。
まぁ60回無金利対応期間は来年の1月14日(AM10:00)までとなっているので、年内いっぱい悩むのもいいかもしれませんね。
合わせ技で2倍テレコンも行ってしまっても¥4,500くらいで収まりそうではあるんですが、そもそもの話でそんな余裕すらないのが最大の問題なんですけどね・・・(;´Д`A