はじめに
以前使っていた同じタムロンの 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDと、APS-C用のタムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDを下取りに出してタムロン25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2を購入しました。
製品名に『G2』と付いていますが25-200mmの2世代目というわけではなく、28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDのアップデート版という事で広角側の焦点距離が25mmにまで拡大されていますが、別のレンズという位置づけではなく2代目のG2という事になっています。
購入までの間に色々書いているんですが、折角なので28-200mmから25-200mmに買い替えようと思った経緯やレンズの外観なんかを見ていこうかなと思います。
ぶっちゃけめっちゃ悩ましい選択
まず、今回購入した25-200mmと旧型となる28-200mmとの比較が以下の通り。
| 品名 | 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 | 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 25-200mm | 28-200mm |
| 換算焦点距離 | 37.5-300mm(APS-C換算) | 42-300mm(APS-C換算) |
| 最大絞り | F2.8-5.6 | F2.8-5.6 |
| 最小絞り | F16-32 | F16-32 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 7枚 |
| レンズ構成 | 14群18枚 | 14群18枚 |
| 最短撮影距離 | 0.16m(WIDE) 0.8m(TELE) | 0.19m(WIDE) 0.8m(TELE) |
| 最大撮影倍率 | 1:1.9(WIDE) 1:3.9(TELE) | 1:3.1(WIDE) 1:3.8(TELE) |
| 手ブレ補正 | 非搭載 | 非搭載 |
| AFモーター | VXD(リニアモーター) | RXD(ステッピングモーター) |
| フィルター径 | 67mm | 67mm |
| サイズ(最大径x長さ) | 76.2x121.5mm | 74x117mm |
| 重さ | 575g | 575g |
| 付属品 | 花型フード、レンズキャップ | 花型フード、レンズキャップ |
| 対応マウント | Eマウント | Eマウント |
| 発売日 | 2025年11月20日 | 2020年6月25日 |
| 希望小売価格 | ¥148,500 | ¥99,000 |
| 実売価格 | ¥115,830 | ¥77,220 |
- 25mmスタートになった
- 絞り羽根が9枚になった
- 最短撮影距離が3cm短くなって0.16mになった
- ハーフマクロ
- ステッピングモーターからリニアモーターになった
- 鏡筒が少し太く、長くなった
- 価格がアップした
- 28-200mmよりも同一焦点距離でのF値が悪化
ということで、メリットはあるもののデメリットもあるという感じになっています。
価格はまぁこのご時世なので仕方がないとして、当初は自分もF値の違いで買い替えを躊躇していたんですよね・・・
25-200mmと28-200mmのF値の違い
上でも書いた通りに、広角側か広くなった事で、焦点距離によるF値の違いも発生しています。
| F値 | 25-200mmでの焦点距離 | 28-200mmでの焦点距離 |
| 2.8 | 25mm~ | 28mm~ |
| 3.2 | 27mm~ | 31mm~ |
| 3.5 | 34mm~ | 43mm~ |
| 4.0 | 41mm〜 | 54mm~ |
| 4.5 | 53mm~ | 79mm~ |
| 5.0 | 73mm〜 | 115mm~ |
| 5.6 | 96mm~ | 147mm~ |
28-200mmの方では焦点距離が150mm近くに来てようやくF5.6になっていたのが、25-200mmでは96mmの時点でF5.6に到達します。
この辺りが気になって悩んでいたわけですが、28-200mmの方で同一の焦点距離で異なる絞り値になる写真を撮り比べてました(以下の記事参照)
F値的には大きくても2/3段の差になるんですが、ボケのことを考えるのであれば、正直そこまで気にする必要はないかなぁという感じ。
明るさという点で考えるのであれば、1.6倍暗くなるので夕暮れ〜夜に撮影する事が多い方だとちょっと影響が出てくるかもしれません。
買い換えようと思った最大の理由は『利便性』
上で試した結果も踏まえて、自分の場合はそこまで夜に撮影する事がないので買い替えてもF値の影響はそこまでないかなぁという事と、25mmスタートにする事で旅行などに持っていくときに確実にレンズを一本減らす事ができるのは大きいなと思ったので買い替えを決意しました。
広角ズームとして16-35mmのGMあたりと28-200mmという組み合わせだったら問題ないんでしょうけど、28mmよりも広角が欲しくてレンズを付け替えて撮ったら意外と24mmあれば問題なかったという事が多々あって、ワンポイントのために24mmが使えるレンズと28-200mmで付け替えるという手間が結構煩雑になってたんですよね。
24-50mm F2.8Gをベースに長い時は28-200mmに変えて使うという方向に持って行っても結果は同じなので、旅行先では「28スタートじゃなくて24mmスタートだったら良かったのになぁ」というのを何度も思ってました。
24mmではないにしても、25mmスタートだと自分の望む要件はほぼ問題なくカバーしてくれているので、懸念点がなくなればあとはもう進むだけという感じですね。
旅行でそんなに望遠を使う機会もない・・・と思われるかもしれませんが、人が多い場所なんかだとズームして景色を切り取りといった使い方もできますし、何気に70〜120mmあたりの焦点距離までを使う場面も多かったりするので、高倍率の便利ズームは本当に1本ある方が便利ですからね。
人が多くて立ち止まれないとか、埃っぽいところなんかでもレンズ交換でセンサーにゴミがつくリスクを抑える事ができますし。
25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の外観など
ボックスはいつものタムロンの箱になっていて、特に変わったところなんかはありません。

レンズの見た目としては旧型となるタムロンの28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDに比べるとズームリングとピントリングの間に少しくびれができています。

何気にこのくびれがいい感じで、レンズを持ったときにスッと指が当たる感じの位置にきます。
そして、旧型ではグリップ側にズームロックスイッチがついていたんですが、G2では左側にレンズファンクションボタンが搭載されました。
これによって本体から設定した機能をこのボタンに割り当てられるようになりました。
旧型に比べると4.5mmほど長くなっているんですが、体感ではそんなに気になりません。

寧ろ広角側が広がって4.5mm差だったら全然ウェルカム!
200mmのテレ端まで伸ばすとこんな感じ。

長さの比較としてはFE 12-24mm F4と似たような大きさとなっています。
一緒に撮った左のやつはまだ手が回ってないので後日記事を書きますので少々お待ちを・・・

とりあえずこのFE 12-24mm F4と25-200mm F2.8-5.6の2本があれば、まず旅行で困ることはないでしょう。
適当に撮ってきた写真
レンズを買った足でそのまま適当に梅田の景色を撮ってみました。
片手にレンズの箱の入った紙袋を持ちながらなのと、暑かったのもあっていつも以上に何も考えずに撮ってます。

影響がわかりやすい感じの被写体になっているので若干左側のビルの上端が巻き込んで行っている感じがわかりますが、高倍率ズームである事を考えたら十分かな。



わかりにくいけど写りとしては旧型から落ちているという感じもなくオールマイティーで使える使い勝手は変わらず引き継いでいます。
エスカレーターに乗りながら25mmで片手で撮影。

28mmだと大阪駅の文字とグラングリーン大阪の方を一緒に入れていくのは難しかったんですが、25mmあれば十分に入りますね。




上の写真の左下の花を200mmで。

とりあえずFE 100mm マクロを受け取るためにハービスentへ。

まとめ
28mmスタートの方が無理が少ないんでしょうけど、やっぱり利便性を考えたら25-200mmの方が便利だなってのは軽く使っただけでも感じました。
重箱の隅をつつくような感じで見れば色々とあるのかもしれませんが、撮るのが便利になったというのが最大のポイントだと思うので、これからこのレンズをフル活用していきたいなと思います。
とりあえずこれで念の為にFE 24-50mm F2.8 Gを持ち歩かなくても済むようになりますね。

