LUMIX S9はLUTをダウンロードしてカメラにセットする事で、誰でも簡単に自分が気に入った絵作りが出来るようになるカメラです。
そして、スマホ用の画像転送・編集アプリである『LUMIX Lab』を使用する事で、誰でも簡単に自分好みの絵作りが出来るLUTを作成してカメラに転送できるようになっています。
という事で、今回は決して万人向けではない、どちらかというとマニアックな系統になるであろうLUTを2種類公開します。
●DeepRED
ビビッド&ハイコントラストでありながら、赤の輝度・彩度を抑えているので、強めの色彩では飽和してしまいがちな赤が渋い感じの色味になります。
全体的に赤要素が抜けて青や緑は強く出るので、暑さを感じるLUTかもしれません。
●Teal&halfgreen
空の色がミントブルーのような感じになるTeal&Orange風のLUTですが、上のDeepREDとは逆に赤の要素が入ってくると激しく主張をしてきます。
ほんの一部分なら気にならない程度ですが、赤要素を含む色が画面内に大きく入る場合はかなり色の主張が強く出ます。
一枚目のアイキャッチ画像もこれで撮っていますが、青空とビル群とかが合いそうな気がします。
因みにアイキャッチのマンションは赤を多く含んだ外壁なのであんまり向いてないのかも・・・(;´Д`)
とりあえず、サンプルとして適当に写真を撮っています。
全てフォトスタイル:スタンダード/LUT:DeepRED/LUT:Teal&halfgreenの順番になっています。
また、全てjpeg撮って出しをリサイズだけした写真になります。
もしこのLUTに興味を持っていただいて使ってみようと思われた場合は以下のリンクからLUTをダウンロードできます。
LUT:DeepREDをダウンロードするLUT:Teal&halfgreenをダウンロードする
カメラへのLUTの登録は2通りの方法があります。
1.スマホ経由での登録
スマホで上記のLUTをダウンロードするか、PCでダウンロードしたものをGoogle Driveなどのスマホからアクセスできる場所に移動。
『LUMIX Lab』アプリのLUTタブの右上にある取込マークをタップして、左上の[三]からスマホのダウンロードフォルダかドライブのフォルダからダウンロードしたLUTを選択(ZipファイルのままでOK)
LUTを取り込む画面が出てくるので、LUMIX Labに取り込む。
取り込んだLUTをタップするとカメラに転送が選択できるので、それでカメラに登録が出来ます。
2.SDカードを使用したカメラへの登録
PCにSDカードをセットします。
PCでダウンロードしたLUTのZIPファイルを展開して、中から拡張子がcubeのファイルをSDカードのルートにコピーします
ZIPファイルの中には1ファイルしかないので、拡張子を非表示にしている場合は表示されているファイルをSDカードにコピーします。
ZIPファイルのままだとカメラで取り込みできないので、必ずファイルを展開して中身だけをコピーしてください。
cubeファイルをコピーしたSDカードをカメラにセットし、メニュー画面から歯車アイコンの中にあるLUTライブラリを選択します。
登録されているLUTが表示されるので、空いた場所か上書きをするLUTの部分でメニューボタンを選択すると、読み込みが選択できるようになります。
読み込みを選ぶとSDカード内のLUTが表示されるので、選択してメニューボタンを押せばカメラへのLUTの登録が完了します。
文章で書くとかなりゴチャッとした感じですが、実際に画面を見れば直ぐに分かるかと思います。
という事で、LUMX S9で使える自作LUT2種類の紹介でした。