また突拍子もなくやっちまってますし、レンズ自体はZfcにセットになってたりして散々レビューもされてるとは思いますが、とりあえず何故買ったのかとか試写とかをアップしようと思います。
いや、何で買ったの?
このブログをよく見て頂いている方はそう思ってると思います。
何故なら、自分は今まで散々『28mmの焦点距離が苦手』だと言ってきましたから、普通に考えたらスルーだと思うじゃないですか。
買おうかなって言った時に相方にも言われましたし、何なら自分でも別にいいかなって思ってた部分はあるんですよ。
でも、思い切らせたのには色々と理由があるんです。ええ、ちゃんと理由があるんですよ?
そこをちょっと書いてみます。
理由その1:40mmの納期が思ったより長そう
一応、馴染みのお店にZ5を買う時に予約はしてるんですが、昨日梅田ヨドバシでチラッとニコンコーナーを見た時に貼ってあった【納期約6ヶ月】が引き金になったのは間違いないです。
ヨドバシのような大手ではないし、営業担当の割り当てにもよるとは思うんですが、年内には無理なんじゃ無いかなぁという気がしてきたんですよね・・・
そうなってくると、コンパクトな普段使いのレンズとして予定していたのが大きく狂ってしまうなぁと。
かといってZ 24-50mmはコンパクトではあるけど、試してみたらちょっと違うかなってのがあったし、最短撮影距離が35cmなので、思ってるよりも寄れないってのがあったんですよね。
で、28mmを試してみたら意外と良かったのが理由の一つです。
理由その2:値段が安い
Zマウントのレンズはそれなりに高いわけですが、このレンズは40mm F2と同じく撒き餌レンズです。
クラシカルな意匠の外観で価格が上がってますが、12月に発売される通常版の方だと40mmと同じで3万円を切るだろうと思います。
ま、通常版でもSEでもどっちでも良かったんですが、折角だしSEの方にしようかなと思ったわけです。
それに、これぐらいの価格だったらTTArtisanのMマウントレンズを買うよりも安かったりするので、感覚的にはあまり使わなかったとしても問題無いかなぁなんて打算もあります。
それに安いとは言ってもマルチフォーカスだったり、防塵防滴だったりと、しっかりした設計なので、コスパは高いですしね。
理由その3:最短撮影距離が短い
28mmの最短撮影距離は19cmです。40mmが29cmなのを考えるとめっちゃ寄れます。24-50mmと比べたら倍ほど寄れます。
わざわざ体をひき気味にしなくても取れる距離なので、めっちゃ便利だなって思ったのもポイントです。
14-30mmでも食事は撮れるけど、やっぱり28cmまでしか寄れないのでちょっと中途半端なんですよね・・・
やっぱり前玉の大きい超広角レンズなので、通勤のお供にはちょっとだけ大きいなと感じたりします。
その点、28mm f2.8ならGR IIIと変わらない感じで使えるなと思ったら、買うべきかなぁと。
理由その4:DXで使えばいいんじゃ無いかな?
元々、Zfcのキットレンズでもあるように、APS-CサイズのDXフォーマットで使うと42mm相当の焦点距離として使えます。
これなら40mm F2が当分変えなくても問題無いかなぁ・・・なんて思ったりしたのも少しだけあります。
簡単に切り替えできるので、気分で切り替えればいいし、ちょっと足りない時なんかの時にGRIIIと同じように使えるならいいかなって思った点も一応はポイントになってたりします。
そんなわけで取り付けた
結構な割合で売り切れてたりとかしてますが、日本橋のカメラ屋さんに在庫があったのをみてたので、出掛けてた神戸から難波へと移動。
今日の動きで考えたらかなり無茶だったようで、この記事を書きながらもう寝落ち寸前だったりしますw
箱はいつもの感じ。
レンズは旧AI Nikkor風
蟹爪も絞りもないので違和感がかなりありますけどね。
前玉はこの小ささ。
形状的にフードはねじ込み式のものしか無理なので、52mmのものを買う必要があります。
なくても問題無いかもしれないけど、フィルター付けてても、人と当たると直撃になるので、何かしらのフードは付けておいたほうがいいと思います。
マウントはプラ。
とはいえ、そうそう削れるとも思わないのでそんなに気にしなくてもいいんじゃ無いかな。
Z5に付けて上から見るとこんな感じ。
Mマウントの薄型レンズをアダプター経由でつけたのと差はないくらい。
Zfcにつけた写真ばかりが目につきますが、Z5に付けてもそんなに違和感はないです。
Fマウントの時と比べたらくびれのない寸胴だけどね。
ま、小さいは正義で片手での撮影も楽になりました。
夕方から夜にかけての撮影
開放だとちょっと周辺減光とかあるけど、それはそれでいい感じになるので、思ってたよりも好みな写りです。
イルミネーションとかの玉ボケも綺麗だし、いや、これは買って正解だったんじゃないかな・・・
まとめ
んっと・・・自分のように28mmってなんか苦手なんだよなぁって事でスルーしようと思ってる方がいたら、買える時に買っておいた方がいいレンズかもしれません。
なんせ3万円半ばで買えちゃう上に寄れるので、普通の28mmとしてだけではない使い勝手の良さがあります。
本当に片手で気軽に撮れちゃうので、40mm難民になってる方の普段使いにも最適なレンズだと思います。
世界的な半導体不足以外にも、コロナの影響で生産地の工場が稼働してないとか、部材が滞ってたりするようなので、レンズに限らず、買い時を逃すと次に買えるのは数ヶ月後なんてのが日常的になってきてますから、半年以上先に買うつもりとかでなければ、買える時に買ってしまっておく方がいいかもしれませんよ。
あと、SEでなくて通常版をって考えておられる方はなるべく予約しておくほうがベターかと思います。