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Leica M10を買って3年が経ちました

早いものでLeica M10を買って3年になりました。
もう直ぐローンも終わるので、一つの区切りとして感想を書いてみようかなと思います。

 

レンズ沼? ナニソレ?

ライカを買ったら個性的なオールドレンズが大量にあるので、とんでもないレンズ沼が待ってるってのは良く言われるんですが、沼に入るも入らないも自由。

自分の場合は沼には入りませんでした。

 

サイズや見た目から欲しいレンズというのは存在するんですけどね・・・
自分の欲しいレンズが近くの店にあるとは限らないし、ネットを活用する事になるわけです。
でも、めちゃ当たり前の事なんですがレンズの状態は判断する人の主観なのでネットじゃ状態がほぼ分からないってのがあってね。
パッと見曇って無いようで曇ってるとかってのもあるし、古いレンズ(ズマロンF3.5なんか)だと硝材のせいか綺麗にしてもまた数年で曇っちゃうものもあるそうなので、手間やコストを考えたら最初から新品を買う方が精神的にもいいかなって思ったのが大きいですね。

店頭で見れて自分で判断できるなら買うケースもありますけど、ライカレンズは大体高騰してますから、コスト的にも割に合わないなって思ってる部分も大きいです。

 

コントラスト低めのオールドレンズ的な写真は好きな人にはたまらないんでしょうけど、向き不向きがあるので、最近のレンズでRAW現像でオールドレンズ的な雰囲気の仕上げにする方がいいんじゃないかって思ったのもあります。

そんなわけで、自分の場合はそこまで無理してオールドレンズに拘る必要はないんじゃないかなって思ったので、あまりオールドレンズの方には手を出さなかったわけです。

とはいえ、オールドレンズに関しては球数の減少で値上がりが止まらないですし、新品に関しては価格改定で基本的に上がる事はあっても下がる事は無いので買いたい時が買い時かもしれません。

 

因みにこれ以上高くなったら無理だと思って2年前に思い切って買ったアポ・ズミクロン 50mm

ライカM10

先日の価格改定で自分の購入当時とは5万2千円の差になってます。
サードパーティーレンズなら十分に買えるような価格差ですね。
思い切って買ったけど35mmがメインなのでそんなに持ち出してはないかな。
でもここぞって時の安定感は抜群です。

そんなわけで3年経ったいま、自分のライカ用レンズはこれだけ。

ライカM10と手持ちレンズ

APO-SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.
SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
SUMMAR 5cm F2
ELMAR 135mm F4
APO-​LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM
COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM
FUJI 35mm F3.5(コンパクトカメラのレンズをMマウント化したもの)

 

1年目から増えたのが自作を除いたらフォクトレンダーの2本だけ。
しかも増えたの全部35mmやん・・・

ま、あれやこれや撮るようなカメラじゃないから、増えるのは普段使いする領域のレンズばかりなのは仕方ない事。

色々なレンズがあると楽しいのは当たり前なんだけど、街ぶらメインだと必要最低限でも十分なんですよね。
・・・とはいえ、50/1.4辺りや90mm辺りのレンズは欲しいかなとは思います。

 

アンダー気味な写真が好きになる

個人的な好みもあるので異論もあるかと思いますが、今時のSNSなんかのギラギラした写真ではなく、アンダー気味の写真の方がいい感じになる気がするんですよね。

自分が見てきたライカの写真がそんな感じだからなのかもしれません。

被写体によっては当然プラス側にもしますけど、個人的にはM10で撮るようになってからアンダーが増えた気がします。
他のカメラだと曇天の日はあまり写真を撮ろうと思わないんですが、何故かライカは曇天の方がいい感じの画を出してくれるので、曇天の日には最高なんですよね。

 

やっぱり携帯性は最高

M型ライカは基本的にレンズがコンパクトなのも相まって、非常に携帯性がいいです。
まぁアポランターとかF値の明るい大きなレンズもありますけど、そうでなければ十分にコンパクト。
M型ライカだと2~3本持ち歩いてもそこまで邪魔にはならないんですよね。
まぁ旅行でもないストリートスナップでそこまでレンズを交換するシチュエーションになるかといったら微妙ですけど(´・ω・`)

写真を撮りに行く時はLUMIX G100とM10にレンズを計3~4本をセットにしても持ち出すのが億劫にはならない重さと容量なので、十分かな。
とはいえ、M型ライカとしてはまだちょっと重いけどね。

 

今から買うならM10-P?

購入して一ヶ月程でM10-Pが発売されて、静穏化されたシャッターとかタッチパネルとか電子水準器のの搭載など色々と改良された部分はありますが、個人的にはM10で全然困った事はなかったかなぁ。

最大の改良点でもある静穏化されたシャッターですが、街中で撮ってる時は静かな方がいいかなと思ったりもしますが、別にシャッター音で困った事はないし。
逆にストロボ無しでモデルさんとかを撮ってる時はシャッター音が聞こえるから表情を変えるタイミングとかが分かりやすいってのは撮影に行った時に聞きました。

そんなに対人撮影をする事があるのかと言われたら困るんだけどね。

まぁ今から買うとしたら中古しかないのでわざわざ無印のM10を買う人がそんなにいるのかどうかわかりませんが、わざわざ赤バッヂをテープで隠すような事をするくらいならM10-P買っとけとは思います。

因みに昔噂だけされたM10-Pアップグレードとかがあったとしてもやらないと思います。
トップカバーだけブラックペイントにってのはあればやると思うけどw

 

カスタマイズにハマる

去年からのコロナ禍で写真を撮りに行く機会も減りましたが、今まで以上にカメラを通勤に持ち歩くようになったので、微妙に撮影機会は増えたかもしれません。
なんとなくずっと持ち歩いてると色々とドレスアップしたくなってきました。
人に見せる為というよりも自分専用的な感じでしょうか。

市販品で固める方が早いし綺麗になるでしょうけど、そんなにお金があるわけでもないし。
昔から物を作るのは好きだったので、出来る事は自分でやってみようかなと思って色々と始めてみました。

ライカM10カスタマイズ

 

なんかね、こういった事を細々とやってもライカだから似合うんですよね。
こんなんミラーレスのカメラでやっても全然合わんよね・・・

ライカM10カスタマイズ

で、最終的にはレザークラフトまで始めてストラップとバッテリースロット対応のレザーケースまで作る始末。

M10を買ってなかったらレザークラフトとかやりたいと思ってもやってなかっただろうなと思うと、このカメラを買ったおかげで変わった事って結構あるなと思いますね。

 

買い替えしちゃう?

正直、買い替えは考えてません『でした』

最初はね、M10モノクロームをずっと買い足そうと思ってたんです。
でも、M11の噂が出てきたのでM11を見てからM11にするかM10モノクロームにするかで決めようかなと。

その反面、M型が11になってもそこまで大きく変化する事はないだろうし、センサーが裏面照射になったとしても「で?」としか思わないだろうなぁってのも思ってました。

 

でも、M10-R ブラックペイントが発表された事で状況が一変。
元々M10でブラックペイントが欲しかったわけだし、M10モノクロームよりもM10-Rブラックペイントの方が完全にときめいてるんですよね。

そもそも大判プリントとかもそんなにしないし、こだわったプリントをしないならモノクロームじゃなくてもいいやんと。

M10モノクロームのLeitz版と同じ価格なら予定してた支払いプランで買えるしね。
完全にブラックペイントにシフトしたものの、いつ入荷するかも分からないので気長に待つ事になりそうです。
ま、元々年末に買う予定だったので、それより早ければ御の字、遅くてもまぁそれはそれでいいかなと。

で、冒頭の『でした』に変わってしまった理由としてはM10-Rベースに変わって慣れてしまうと、M10の2400万画素で撮った物が物足りなく感じてしまうんじゃないかという点。

M10は売ったら40万くらいにはなるようなので、レンズ代にするのもアリかなぁなんていう気もする反面、2台持ちで35mmと50mm付けて歩けるとか最高やんって気もあります。

こればっかりはなんとも分からんけど、M10にも思い入れがあるのでこのまま手元に置いておく方向でいいのかもしれませんね。

 

M10を買って変わった世界

・今までは写真を撮っても自己完結的にブログにアップして終りって感じでしたが、M10を買ってから色んな所に行ったりして写真を撮りたいなと思うようになりました。
写真を撮るのは好きでしたが、なんか「ライカで撮りたい」ってのが強くなりました。
ミラーレス一眼とかに比べるとオールマイティーさには欠けるカメラですけど、他のカメラとは違う楽しさがあるんですよね。
コロナで旅行とかは全然行けなくなりましたけど、また行けるようになったらガッツリ撮りたいです。

・ちょっとだけ真面目に写真に向き合うようになった気がします。
写真に関しては昔から完全に独学なので、基本的な所が抜けていたり写真としての切り取り方が全くなってないんじゃないかなと思ってますが、ライカを使うようになってから現像をしようと思ったり、撮影会なんかに行って色々と学んでみようかなと思うようになりました。

そのお陰か、なんとなくだけどこの方が見栄えがいいかなとかをファインダーを覗いて考えるようにはなりました。
とはいえ、あれこれ考えるよりも直感で撮った物が一番良かったりする事も多々あるので、まだまだ全然ダメなんでしょうけど。

・自分のスタイルを貫き通す事。
プロの写真家の方でも人によって評価のポイントが全く違うんですよね。
なので、ただ人の話を聞いて教わるだけだとあまり意味は無くて、教わった事を考えて自分なりに昇華させないと駄目だなと思いました。
他人のスタイルを真似していくんじゃなくて、自分のスタイルに取り込んで確立させてバージョンアップしていく事が大切なんだと思います。
まぁどんな物事でもそうなんでしょうけどね。

RAW現像を始めると、「後でRAW現像ででなんとかすればいいや」って思ったりもするんですが、それは最終手段というか悪手だなと。
基本的には撮影した段階で完結してればRAW現像なんて必要ないんだし。
まぁ全く補正というかレタッチしないって事はありえないのかもしれないけど、必要最低限で済ませられる方がいいかなと。

・自分のスタイルとはなんだろう
100人いれば100の答えがあるのが写真だと思います。(写真に限らないけど)
なので、アート的表現とかも全然アリだとは思いますし、否定するつもりもないです。

ただ、自分的には写真とは真実を写すというかありのままを写すものだと思っているので極端な脚色は付けないようにしています。
ゴリゴリに加工した写真でこんな素敵な場所がありましたとか言ってもそれは嘘だし。
もしその写真を見て実際に行って見た人がガッカリなんてのは最悪だし、そんな綺麗な景色は存在してないから同じような写真は撮れないわけですしね。
作品としてやるなら全然アリだと思うけど、一言書き添えるとか、元の写真も載せるとかした方がいいよなぁなんて思ってます。

なので、自分はRAW現像でも基本的な部分しか触らないようにしています。

写真ってのは思い出として残す物でもあるわけで、人の評価も大切なんだろうけど、人に悪影響を与えるような事はしたくないなと。

ま、バズって有名になりたいって人達と違って、いい歳したオッサンになってしまったからこそそんなふうに思うのかもしれませんが、今の世の中では異端な方なんでしょうね。

 

まとめ

そんなわけで、今まで色々なカメラを使ってきたけど、このライカM10が自分には一番大きな影響を与えたカメラだと言えますね。
なんかまとめてたら使い勝手なんてのは変わらないのでメンタル的な事が多いw

だってM型ライカってスペック競争から外れたラインにいる事で、他のM型に乗り換えるか買い増すかって状態なんですよね。
(ライカがいいって言うから買ってみたけど合わなかったわって人は除く)

なので、買い替えたりしたところでカメラ自体に対する話がそんなに膨らむわけでもなくて、M型ライカを使い続けている事での自分の変化に気づく事の方が多くなるのかも。

ライカの記事とか見てるとメンタル的なのが多いってのはこういった事なのかもしれませんね・・・

3年前にライカ M10を思い切って買って本当に良かったと思います。
また余裕ができて色々と出掛けられるようになったらM10を持ち出して写真を撮っていきたいですね。

 

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tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

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