当サイトではアフィリエイト広告及びアドセンス広告を利用しています

PR LEICA LENS Light Lens Lab M35mm F2 カメラ・写真

Light Lens Lab M35mm f2を買いました

突然ですが、カラスコ35mm f2.5 PIIをドナドナしました。

Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5

そして、Light Lens LabのM35mm f2、通称【周八枚】を購入しました。

Light Lens Lab M35mm f/2

 

ライトレンズラボ?周八枚ってなに?

って言っても、カメラ好きで見てられる方はご存知でしょうけど、知らない方の為にザックリと。

中国の投資家である周氏が発起人となって設立されたメーカーで、このレンズはライカレンズの中でも伝説的になって価格もとんでもない事になっているズミクロン35mm f2の初代モデル、通称8枚玉を復刻させようというプロジェクトで生まれたレンズです。

その為、周氏の名を取って周八枚と呼ばれています。

 

もはや中国にしか作れないレンズ

通常ならば復刻とはいっても現行のレンズを使ったりするものですが、このレンズは硝材や写真の写りにもこだわってオリジナルと遜色ない物を作ろうという考えの元、当時と同じ鉛入りのガラス、単層コーティングが採用されました。

(レンズ盤面のLIGHT LENS LAB VxLC のVx部分が硝材のロットナンバー、Lが鉛、Cが単層コーティング。)

今時はEUのRoHS指令のお陰でエコガラスが当たり前のようになってますから、こんなことができるのはもう中国くらいでしょう。

とはいえ、そのお陰でその当時と遜色のないレンズが手に入るわけですからね。

因みに硝材が無くなったり大量生産になるとエコガラスに変更になるという話もあるので、鉛入りが欲しい方はお早めに。

 

元々が周氏の趣味から始まったとか言われているので、オリジナルに対する敬意のようなものがあるのでしょう。

あえてオリジナルの物よりも使用されているレンズの径を1mmだけ大きくする事で、オリジナルレンズの交換部品として使用されないような配慮がされています。

オリジナルに使用して高く売ろうなんて連中は何処にでもいるでしょうから、ただ単にクローンや復刻をするのとは違ってこだわりを感じますね。

 

実は8枚玉にそんなに思い入れはない・・・

35mmの焦点距離は凄く好きなんですが、病的なくらいに値段が上がる前に8枚玉を考えた事がありました。

ただ、レンズ自体の個体差もあるでしょうし、オールドレンズとしては良く写るなぁって印象しかありませんでした。

仮に買ってたとしても、もう売ってしまって他のレンズを買っていたかんじゃないかなぁと思います。

他の方はどうか分かりませんが、自分の場合は現行があるからオールドを楽しめるタイプなのを自覚してるので、オールドだけだと色々と物足りなくなるのは目に見えてるんですよね・・・

 

じゃぁ何故周八枚を買ったのか

いくつか理由はあるんですが・・・

  1. オリジナルの8枚玉と撮り比べても違いがわからないレベルの写り
  2. Color-Skopar 35mm F2.5 PIIとそんなに変わらない
  3. 現状、この価格で新品で買えるブラックペイントはこのレンズだけ(他にもあるけど)

 

1は実際に撮り比べられている方が多数おられますが、ほぼわからないか周八枚の方が解像してると判断されていることが多いかと。

 オリジナルではありませんが、遜色ないものが安価で購入できるならそれに越したことはありませんからね。

 

2ですが、手放したカラスコの大きさは55mm(径)X23mm(長さ)で重さは134g、周八枚は51mm(径)X28.5mm(長さ)で重さが260g

 重さは素材の違いで、周八枚は真鍮製になっています。オリジナルの八枚玉はアルミ製なので、オリジナルよりも重くなってますが、耐久性なんかは上がってるはず。

 それにサイズは5mm長いだけで、フード考慮すればそんなに大きな差には感じないかも(もう手元にないから比較できないけど)

 

3については最近だとNOKTON Vintage Line 50mm F1.5IIや9月に出るHELIAR Classic 50mm F1.5がありますけど、NOKTONはニッケル部分が多すぎてブラックペイントって感じがしないし、HELIARはボケの癖が強すぎてあまり好きじゃないんですよね・・・それにHELIARはアルミにブラックペイントなので、ブラックペイントが禿げてきたとしても出て来るのはアルミ地。

その時点周八枚は真鍮なので、ペイントの剥がれた場所から真鍮の地が見えるという魅惑の状態になっていくはず・・・たまらんよね。

 

というわけで開封の儀

Light Lens Lab M35mm f/2

化粧箱を開けるとケースが出てきます。この辺りはライカのレンズと同じですね。

なんか微妙に手触りも似てる気がする・・・

 

ケースを開けるとレンズが出てきました。

Light Lens Lab M35mm f/2

早速取り出そうとすると、結構重い。見た目が小さいのでギャップが凄いです。

 

ちっさ。

Light Lens Lab M35mm f/2

カラスコの方が小さいはずなのに、こっちの方が小さく見えるという不思議。(※恐らくはずっとフードを付けていたから)

ブラックペイントの黒光りがめっちゃいいですね〜

 

一緒に買ったフードとUVフィルター

Light Lens Lab M35mm f/2

別に揃える必要はなかったんですが、同じ使うなら揃えた方が気持ちいいかなと(^-^;

まぁ下取りの効果でセットで買ってもレンズ単体以下の価格で買えてるので全然どうという事はないんですけどね。

 

もはや中国にしか作れないって書いたところに記載していた盤面がこれ。

Light Lens Lab M35mm f/2

V6LCなので6ロット目の鉛入り単層コーティングで、821/998という事です。

998まで行ったらV7LCになるのかも知れません。

 

注意して欲しいのはこのリアキャップ。

Light Lens Lab M35mm f/2

オールメタル製で高級感はあるんですが、深さが全くありません。

なので、違うレンズを着けて出掛ける時にこのセットを交換レンズとして持っていってしまうと、最悪の場合、取り外したレンズのリアに付けられない可能性があります。

もし交換レンズとして持ち出す際には、装着しているレンズのリアキャップか、深みのあるリアキャップを持っていくようにしてください。

 

因みに現行ズミルックス35mmとの比較はこんな感じ。

Light Lens Lab M35mm f/2

フードをつけると現行ズミルックス35mmのフード付きよりも少し短いくらいでしょうか。

それでもレンズ自体がコンパクトなので、ズミルックス35mmをつけてるときのようなごっつい感じは全くありません。

 

ライカM10に装着してみた。

Light Lens Lab M35mm f/2

無限ロックの動作もスムーズで、全然違和感も何もありません。

別売のフィルターを装着する場合、レンズに付いていた被せ式キャップだと入りが浅くなってしまうので、持ち運んでる時に外れてしまう恐れがあります。フィルターを使用する際には、市販の39mmの挟み式キャップを利用する方が安心だと思います。

※9/8追記:ヨドバシカメラに行ったついでに39mmのレンズキャップを買って来ました。

Light Lens Lab M35mm f/2

安いレンズキャップはなかったけど、実際に今まで使っててかなり使い勝手が良かったフォクトレンダーのレンズキャップを購入。

これでキャップ問題も解消されるし、なんならフードを付けたままでもキャップできるような気がします(試してないけど)

 

フードも装着してみた。

Light Lens Lab M35mm f/2

なんかカッコいいですな。

なんていうか、めっちゃ満足感は高いです。

数十万とか出してもその写りに満足いかない場合を考えたら、まだ現実的に買える価格で販売してもらえるのはとても有難いですね。

色々と賛否もあるのかも知れませんが、個人的にはこういったレンズは大歓迎です。

次はエルカン50mm(軍用レンズ)だそうですが、初代ズミルックス50mmあたりも作って欲しいなぁと思います。

 

レンズを受け取れたのが夜だったので、肝心の写りに関してはまた明日以降にアップしようと思います。

 

 

  • この記事を書いた人
アバター画像

tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 プライバシーと Cookie の設定 お問い合わせはこちら

-LEICA, LENS, Light Lens Lab M35mm F2, カメラ・写真
-, , ,