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LENS Nikon カメラ・写真

Z TELECONVERTER TC-2.0xを買いました

先日書いたように、TC-2.0xテレコンバーターを買ってきました。

Z TELECONVERTER TC-2.0x

なんだかんだ言ってて一眼用のテレコンを買うのは初めてだったりするんですよね・・・(´・ω・`)

いいなとは思いながらも使う機会もなかったしさ・・・

 

Z TELECONVERTER TC-2.0x
Zマウントの2倍テレコンを買おうと思う

以前、NIKKOR Z 100-400mmを買う時に色々と悩んだ末に1.4倍のテレコンを買うことに決めました。 で、実際 ...

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まぁ買おうと思った理由なんかは上の記事に書いてるので割愛します。

 

2.0xテレコンの外観

サイズは意外とコンパクト・・・なのか?

Z TELECONVERTER TC-2.0x

仕様での寸法は約72mm(最大径)×32.5mm(バヨネットマウント基準面の間隔)、全長約50.5mmとなっています。

レンズの間に噛ます場合はこのサイズで、全長はTC-2.0x単体(キャップなし)の場合の寸法。

フロント&リアキャップをはめた状態だと約63mmほどの長さになりました。

63mmはF-FOTOのレンズフードを装着したNIKKOR Z 40mm F2とほぼ同じくらいの寸法です。

なので持ち運びの際にはもう一本レンズを持って行く感覚でしょうか。

まぁ突起部なんかもほぼないので鞄の隙間に入れれそうですけどね。

 

フロント(レンズ装着)側のレンズキャップには逆付け禁止のイラストが描かれています。

Z TELECONVERTER TC-2.0x

経常的に付けようとしても固定できないんですが、ショートフランジバックなのでセンサーに直撃するんでしょうね。

 

そのレンズ装着側

Z TELECONVERTER TC-2.0x

なかなかに飛び出てます。

装着する時は説明にもある様にこちらをレンズに装着してから本体にセットしましょう。

全然関係ないけど、CANONのRF 100-500mmはテレコンは300-500mmの間でしか使えないそうです。

小型化する為だったんでしょうけど使い勝手が悪いよなと・・・300以上でないとテレコンが付けられない仕組みになっているとはいえ、運用中に300mm以下にリングを回してしまった時に後玉とテレコンの干渉とか大丈夫なんでしょうかね?

 

マウント側は何もありません。シンプル。

Z TELECONVERTER TC-2.0x

 

唯一の突起部でもあるレンズ取り外しレバーが見えてます。

Z TELECONVERTER TC-2.0x

 

Z 100-400mmに付けてみました。

Z TELECONVERTER TC-2.0x

ちょっと伸びるけど操作がし難くなる事はなかったです。

 

試し撮りと比較

22時過ぎの登ってきたばかりの月だったので地上の光が入っちゃってて綺麗では無いですけど、比較として撮影してみました。

撮影条件は手持ち撮影MFで1/125秒、F11、ISO800で統一しています。

撮影後に気づいたんですがアクティブDライティングがより強くになっていたので、NX Studioでその辺りを同設定で一括RAW修正・現像しています。


●400mm FX

Z TELECONVERTER TC-2.0x
テレコンなしの400mm
原寸サイズ

 

Z TELECONVERTER TC-2.0x
800mm (400mm+TC-2.0x)FX

テレコンありFXモードの400mmなので800mmになってます。

元が小さすぎて画質の劣化とかわかんねー・・・

原寸サイズ

 

Z TELECONVERTER TC-2.0x
600mm (400mm)DX

そこそこ寄れてると思っていた400mmのDXモードでの撮影=400x1.5=600mm

テレコンの後だとやっぱり小さいね・・・

原寸サイズ

 

Z TELECONVERTER TC-2.0x
1200mm (400mm+TC-2.0x)DX

そして目玉の400mm+2倍テレコンx1.5倍のDXモード、桁が変わって1200mm!

普通に遠くの被写体を撮ってるくらいのサイズ感になってます。

地上の光の影響がなかったらもっとシッカリ写ってたと思います。

原寸サイズ

 

トリミングでの違い

自分が使っているのはZ6IIなので2400万画素です。

Z7IIなどの4500万画素クラスならトリミング耐性も高いと思いますが、連写性能とかいろんなことを考えてZ6IIを選んだので無い袖は振れません。

ということで、トリミングしたらどうなるかを試してみました。

全て月の上下が入るサイズで3:2で切り出してます。

●テレコンなしのDXモードで撮影した写真

Z TELECONVERTER TC-2.0x

条件がいい時なら月だけをガッツリ切り出した写真をtwitterなんかに上げたりしましたが、普段は粗が目立つのでギリギリまでのトリミングはしてませんでした。

そんなに良く無い状態でギリギリまで切り出すとご覧の通りです。

かなりつぶれた感じになっちゃってます。

 

●1200mm

Z TELECONVERTER TC-2.0x

TC-2.0x付きのDXモードの写真。

やっぱり大きく写ってるのでトリミングしたところで全くと言っていいくらいに影響がありません。

 

●800mm

Z TELECONVERTER TC-2.0x

試しにTC-2.0x付きのFXモードで撮影した800mmの写真もトリミングしてみました。

やっぱり1200mmと比べると少し落ちる感じですが、DXモードの600mmと比べたら劇的と言っていいぐらい良くなってます。

 

まとめ

自分のように月だとか動体よりも静物の方が撮る割合が高いのであれば2倍テレコンでも全然問題ないかなぁって思いますね。

特に2400万画素機でトリミングする事を考えたら逆に大きく撮ってる方が劣化しにくいわけで、画質が落ちるとか寧ろどうでもいいわって思えたりもします。

ま、うわべだけ使ってるようなものなので、動体で使ったらAFが遅いとか色々言い出すのかも知れませんけど、800mm f6.3とかのような超望遠で比較的明るいレンズを買えるようなガチ勢ではないので、コスト重視で考えても2倍テレコンで100-400mmを超望遠化ってのは全然アリだったなと思います。

暫くは1.4倍テレコンも来ないでしょうし、望遠を使うような所にはなるべく持ち出して行って色々と試してみたいなと思います。