当サイトではアフィリエイト広告及びアドセンス広告を利用しています

Nikon カメラ・写真

Z30をザックリと使ってみての感想(その2)

購入直後に主にスチル用として使用してみた感想をザックリと書きました。

Nikon Z30+NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Nikon Z30をザックリと使ってみての感想

昨日、フードは何か安いやつを探すって言ってましたが、よく考えたらTTArtisanの50mm F2での使用をやめたフード ...

続きを見る

今回は動画モードも使ってみての感想を素人ながら書いてみようかなと思います。

 

熱対策が必要かも

夏場はかなり厳しいかも

カタログスペック上はフルHDの24p/25pで常温25℃の時に125分、4K UHDだと約35分となっています。

40年近く前の日本(ていうか自分が住んでいた大阪)なら28℃くらいでめっちゃ暑いなんて言ってたわけですが、今の日本だと昼間の日が出てる時だと36℃とかアスファルトの照り返しを考えたらもっと暑いのかもしれません。

で、今回は動画を撮影し始める直前まで普通に持ち歩いていて、動画撮影時には気温は34℃になっていました。

その状態で約18分で「本体が熱くなっているのでシャットダウンします」表示が出て少しの間使えなくなりました。

バリアングル液晶を展開して本体背面を手で触ってみたらそこそこ熱かったので、手の方に多少熱が逃げるかとそこを押さえながら本体底面バッテリーカバーを開放していたら恐らく3分程で写真は撮れるようになりましたが、動画はもう少し時間が掛かりました。

ま、動画が撮れるようになっても元が温まった状態なので3分くらいで強制終了になりましたが・・・

 

この高温下で4K30Pが20分も撮れるなら立派なのかもしれませんが、ガチで使うと騙し騙しになる可能性もあります。

なので、効果があるのかは分かりませんが、冷えピタを貼るとか・・・

リグのネジ穴を活用して本体背面の液晶を展開した時に背面に密着できるような小型ファンを付けて排熱を促すようにするといいのかもしれません。

 

バッテリーの持ちは意外といいかも

実際に使ってみてずっと回してたわけではないですが、写真を撮ったり動画を撮ったりして半日以上はバッテリーが持ってました。

USB PDで給電が出来るので予備バッテリーは基本的に必要ないかなと感じたわけですが、USBケーブルだけはちょっと変えたいかなと思いました。

まぁ変えなくてもそんなに大きな問題ではないんだけど、普通のType Cケーブルだと真横に飛び出してくるので、DX16-50mmのような距離リングが本体の近くにあると、リングを回す時にどうしても邪魔になってくるんですよね・・・

避けながら持つと微妙な違和感がある程度なんですが、軽減できるならそれはそれでアリかなと。

 

MFちゃうねん・・・

これはZ30が悪いってわけではないんでしょうけど・・・

動画モードでオートエリアAF、フルタイムAFのAFFで動画を撮っている時に距離リングのすぐ近くにあるピントリング(コントロールリング)を弄ってしまうと当然ではあるんですが、モードがシングルポイントAF、MFに切り替わります(見た目一時的に変わってるだけ)。

なんか復帰できなくてiメニューを押したらから設定し直そうとしたら設定自体はオートエリアAFとAFFになってるんですよね。

最初は戻し方が分からなくてプチパニックを起こしてましたw

レンズのコントロールリングの設定がM/Aの切り替えになってたので触ってしまうと切り替わっちゃってたわけですが、AからMにはなってもMからAにはならんのね・・・

結局シャッターを半押しするだけで元通りに復帰するわけですが、面倒臭い事に変わりはないので、動画用の設定が確立したら別の機能を割り当ててユーザーセッティングに登録するか、M/A切り替えの設定をユーザーセッティングにしてしまう方が楽かもしれませんね。

動画慣れてないから撮ってていきなりMFになって戻らんとかどうしようかと思ったよ(´・ω・`)

 

やっぱり広角レンズ欲しいわw

大体の場面は16-50mmでなんとかなります。

ただ、どうしても換算24mmの焦点距離じゃちょっと狭いなってケースが出てきます。

そんなに頻繁ではないんだけど、スチルで撮る時にも意外と欲しくなることがあるので長くなるしなぁなんて書いてたけどDX 10-20mmがあればある程度カバーできるというか、ある方が全然楽だと思う。

Zの12-28mmが性能次第ではこっちを買ってフル活用でいいかもしれない。

 

SDカードが足りねぇ

4K30Pで動画を撮ろうとすると、64GBでも最大撮影可能時間が1時間に少し足りない程度の時間になります。

正直自分のような動画初心者が適当に撮ってスチル(RAW+jpeg L)で撮ってってやってると容量がすぐに圧迫してきます。

動画モードのまま撮影すると4KフォトになってRAW記録もされなかったりするので、その時は容量は少し減りますが、後々を考えたらちゃんとした方がいいわけで、1日だらだらと使ってみた感じで48GBくらい使ってたので、もっとしっかり動画を使おうと思ったら64GBのSDカードじゃ足りないかもしれません。

まぁ購入特典でプレゼントされるSDカードって結構容量が小さかったりするのにZ30では64GBだった事を考えると、動画をガチで使うなら最低ラインって事なんでしょう。

64GBが何枚か余っててそれで使い分けるのなら問題ないでしょうけど、色々と試してみるなら128GBくらいを買っておく方が安心かも。

因みに、Z30の発表時にUHS-Iで転送速度が大丈夫なのかって書きましたけど、全然問題ないです。

UHS-IIのカードを差してもUHS-Iでしか使えないわけですが、PC転送の時に速くコピーが出来るのでUHS-IIを使ってましたが、48GBの転送をするとカードがすげー熱を持ってました。

まぁUHS-Iの状態で使って熱を持つかは分かりませんが、価格差が結構あってPCの転送が遅くてもそんなに気にしないのであればUHS-IのV30で十分かとおもいます。

 

グリップとの着脱が面倒臭い

SmallRig 3070グリップがあると動画では格段に使いやすいです。

SmallRig 3070 トライポッドグリップ

ただ、ずっとグリップを使ってるわけではなかったりするんですよね・・・

普通に写真主体にしたい時は取り外したり、動画にしようと思った時には付けたりしてると結構煩雑になってきます。

このグリップはご覧のように三脚穴にねじ込むタイプなのでその度に着脱が地味に面倒なんですよ。

なので、上のリグでもいいんだけど、このあたりのL字プレートが欲しい所です。

 

ベルボンなどの古い三脚をアルカスイス互換にする
ベルボンの三脚をアルカスイス化する

自分が今使用している三脚はベルボンのジオカルマーニュN545Mというモデルです。 5〜6年前に購入したんじゃないかなぁと ...

続きを見る

それから上の記事でやったように3070グリップをアルカスイス化してやれば結構使い勝手が良くなるハズ。

 

実使用には関係ないけど・・・

プライムセールで値段が下がってた時に買おうかと思ったけど手持ちのやつ(ちょっとサイズが大きい)があるからいいやと思って買わなかったんですが、通常のUSB充電器だけだとPD充電に困りそうだったから今回旅行に持って行ったら意外と邪魔でしたw

なので、必要なケーブルを丸めた間にスッポリとはいりそうなこのAnkerのNanoIIをマジで買っておけばよかったと思ってます。

そんなに頻繁に旅行とかに行くわけじゃなくても、モバイルバッテリーの充電も大容量だと結構時間が掛かるし、このサイズなら一緒に入れていてもそんなに邪魔にはならないので、今度セールになった時とかに買おうかなと思います。

 

トータル的に見てどうなのか

最近はずっとチルト機のZ5やZ6IIを使ってたので、チルト出来ねぇとかついEVFを覗こうとしたりって事はありますけど、それは個人的な慣れの問題なので置いとくとして、Z30は初心者がVLOGをやるのには丁度いいんじゃないでしょうか。

思い立ったら動画が撮れるし、写真も綺麗に撮れる。

グリップがしっかりしててかなり握り易いので、フルサイズの24-200mmを付けてもしっかりホールドできます。

なので、VLOGメインになってはいますけど、どっちもやりたい人にはかなりいいカメラだと思います。

Z50じゃUSB給電が出来ないから予備バッテリーが必須になる事を考えたら、EVFが無くても十分じゃないかなぁって思います。

何より手軽に使えるってのが一番大事だしね。

 



 

 

  • この記事を書いた人
アバター画像

tomo

■兵庫県在住 ■デジタル・フィルム問わず、カメラを持って街中をウロウロして撮影した写真を公開しています。時々カメラ以外の記事も公開中。 コメントなどありましたらお気軽にどうぞ。 当サイトはアフィリエイト広告で収益を得ています。 アフィリエイトやサイトの詳細はプロフィールページでご確認いただけます プライバシーポリシー・免責事項 お問い合わせはこちら