昨日ちょっと急遽病院に行くことになって、お昼を食べるついでに梅田でカメラをゲットしてきました。
キヤノンのCanonet QL19です。
一枚目の写真のようにレンジファインダー型でレンズのピントリングを回転させれば2重像が合うライカと同じ感じです。
ジャンク品でシャッターが降りない時があるという事なんですが、ほぼシャッターが降りません。
その代わりというわけではないんですが、目視する限りではレンズは綺麗で、最悪レンズだけでも取り出して何かしらのマウントに付ければ使えるかなという事で購入することにしました。
購入価格は¥680ですが、近くにハードオフみたいなところが無いのでこれでも十分に安いかな。
まぁ何をどうやっても埒が明かないので分解することに。
トップカバーの小さなネジと巻き上げレバー、巻き戻しレバー部分を取り外せばトップカバーは外れました。
M型ライカのような密集感はないけど、本当にレンジファインダーって良く出来てますね。
巻き上げレバーを取り付けてチャージしても降りない感じなので何かが干渉しているのかわかりませんが、更に分解していきます。
貼革を剥がして内部まで行っても結局、症状は解消せず。
完全分解してグリスを落としたりとかすれば復活する可能性も無きにしも非ずなんでしょうが、面倒なのでレンズだけを取り出して改造することにしました。
しかしながら、コパルのレンズシャッターがレンズ内に組み込まれているので、そいつを何とかしない事には写真を撮ることができないんですよね(;´Д`)
思ったよりも簡単にレンズユニットが外れたので、銘板を外してレンズ内部にアクセスしていきます。
絞りとかピントリングはそのまま使えるので、ベースの板を加工してボディキャップに取り付ければミラーレス用のレンズとしては使えそうなので、フィルム面からの距離で考えたら一番近そうなMマウントにしてしまおうかと思っています。
45mm f1.9というちょっと他にはない感じのレンズになりますが、EVFやLVでM10-Rでも使えるし、アダプター経由でZでも使えるし。
レンズシャッターさえ除去してしまえばあとはそのまま組めばいいだけなので楽そうだしね。
ま、一番難儀そうなのがベースの金属板の切断とかでしょうけど・・・頑張るしかないね(´・ω・`)
という事で、また少しずつ改造していこうと思います。