なんだかんだとやってきてますが、Canonet QL19から取り出した45mm f1.9がそこそこの形になってきました。
久しぶりに改造レンズを作ってみようかな(その6)
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前回の記事で瞬間接着剤で貼り付けただけだったスペーサーとマウントキャップ、レンズのベースは安心と信頼のメタルロックで固めていってます。
あんまり厚塗りが出来ないので何度も重ね塗りする形になりますが、これでレンズのベースまで覆ってしまおうかなと。
で、試し撮りしてみました。
夕方で暗くなってきてますがZ5でjpeg撮って出しの写真をリサイズだけしているので全くの補正なし状態です。
●最短付近で撮影
解放f1.9
オールドレンズらしい感じの写りです。
縮小しているのでわかりにくいですが、ピントを合わせたところはちゃんと写ってます。
クリックで拡大されますが、別タブなんかで見ていただいた方が分かりやすいかも。
f2.8
f1.9だとピントを合わせた花のあたりを過ぎるとボケてましたが、2.8だと周囲の花にもピントが合ってて、意外と差があります。
f5.6
上の2枚では流れる感じになっていた左上の黄色い花も、ここまで絞ると普通に写ります。
●無限遠撮影
その5で書いた爪の影響で無駄に削りすぎたのもあって、レンズの無限だと僅かにオーバーインフになってしまいました。
しかし、元々そんなに寄れるレンズでもないし若干だし問題ないかなぁ。
という事でレンズの無限位置で。
リサイズで縮小されている影響でちゃんと撮れてるように見えますが、ボケてます。
ちゃんと合わせて撮った写真がこちら
f1.9
各フロアのラインがキッチリと写ってるのが分かります。
f2.8
f4
f4まで行くと周辺も結構しっかりとしてくるので、スナップで使うならf4辺りからでボケを活かすなら解放でって感じでしょうか。
まだ完全にメタルロックで固めきれたわけではないので完成ではないんですが、意外と何とかなったなぁって感じですね。
45mm f1.9という今のレンズと比べたら独特な感じの焦点距離ですが、きちんと完成したらちゃんと使ってみようと思います。